
観ましたヨ、「ヴァレリアン」だか「ボヘミアン」だか、何だか言うSF映画!
監督・脚本はリュック・ベッソンということで。
同じくベッソンが手がけた1997年のSF作品「フィフス・エレメント」を、どことなくほうふつ。
ミラ・ジョヴォヴィッチが出ていた作品ですよ、当時ベッソンが抱いてた女!
オタク男性を喜ばせる無骨感が魅力の米国製SF映画とは、異なるアプローチなんですよね~。
全編を通して色彩が鮮やかで、ポップ感がスゴイです。
見知らぬ惑星もリゾート地みたいにオシャレで、そこでは8頭身の宇宙人がっモデル歩きしてますよ東京ガールズコレクションみたいに!
こんな場所なら行ってみたい、と思わせる洗練味のある星。
老後に飛んで行って、住みつきたい星~!(←「あの世」は違います)
このヨーロピアン感覚は、「スターウォーズ」や「スタートレック」への返答なのでしょうか。
オシャレチームから野暮なメリケンさんへの、あてつけかも。
あてこすりかもよ!
銀河パトロール隊の若い男女2人が、悪人の陰謀を暴く、みたいなお話。
男子の名はヴァレリアン少尉、女子の名はローレリーヌ軍曹ですよ。
人気コミックの実写映画化ということで、中2っぽさが満点。
チェーリーボーイも喜ぶわい!
漫画を読んでいる時に味わう高いテンションが、そのまんま映画になっていて感激しました。
登場人物が元気はつらつなんですよね~、オロナミンCでも飲んだみたいに!
ビジュアルのクオリティも最高で、スタッフもがんばってますよ。
みんな相当残業してんね、電通並みに!
映像におカネをかけ過ぎたのか、出演者は名前を見ただけなら豪華だけど、ギャラはお安そうな人ばかり。
値切れそうな人ばかり!(←イメージが失礼)
主人公ヴァレリアン役はデイン・デハーンで、相棒ローレリーヌ役はカーラ・デルヴィーニュですよ。
危険な少年風味が売りだったデイン・デハーンも年をとり、いくらかオーラは減りましたけども。
逆に老けて、ベニチオ・デル・トロみたいなフンイキになったかな。
ちんまいベニチオですよ!
カーラ・デルヴィーニュの方は、めちゃめちゃかわいかったです。
確かにベッソンが好きそうな顔してる。
あの人が抱きたがる顔~!
今回のデルヴィーニュは、デイン・デハーンにモテながらもツンツンしてる役。
「フン!アタイはね、アンタなんかにね、抱かれたりしないんだからね!」みたいな、いかにも少年マンガに出てくる女の子。
マンガ女ですよ!
そんなノリがハマってました。
リアーナも出てるのですが。
CGキャラになったときのリアーナは、なぜかセリフ棒読み。
副音声かと思いました。
声優には向かないんでしょうね、この子!
良い役で出てきたのが、久しぶりに顔を見るクライヴ・オーウェンでしたけども。
どういうわけか、最も安い人材に見えて困りました、安そうな服を着てましたしね、ペラッペラの!
また、安そうな服もよくお似合いでした。(←逆に失礼)