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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「ブラックパンサー」★★★

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観てきましたよブラパン!(←「ブラックパンサー」略称)


いつまで続くんでしょうかね~スーパーヒーロー・シリーズは。


もはや、むしってもむしっても生えてくる雑草みたいなもんですよ、夏の!


今回の主人公は黒人のスーパーヒーローですよ。

スタッフも登場人物も、ほとんどが黒人で逆に新鮮~。

鑑賞中は「人種の多様化もここまできたか」と感慨深いものがありました。


黒人とスーパーヒーローという素材の相性って悪いと思うのですが。

黒人とメカとの相性も悪いと思っているのですが。


音楽に例えると、黒人がテクノをやるみたいな妙な感じ、と言いましょうか。


今回の作品では黒人がスーパーヒーロースーツを着るしメカも出てきますけども、違和感はあまりない。


なんか、衣装とかのデザインが、アフリカ大陸風味なんですよね~。


ライオンキング風味なんですよ、劇団四季の!


まずは、服装が出演者と合っていると思いました。


コーディネートですよ!


地球上のどこかにあるけど、普通の人には見えない王国ワカンダが主な舞台。


フシギ国家ですよ!


そこの科学力が宇宙人並み~。


黒人のみなさん、UFO作ってんじゃん!


秘密兵器を作る研究所内も、すんごいハイテク感。

メカ要素に関しては、違和感を通り越して、はっちゃけた設定が楽しかったです。


あと、黒人って身体能力が長けているじゃないですか~筋肉の付き方も良いし。

だからアクションシーンとか迫力満点。


スーパーヒーロースーツも、オリンピックのユニフォームでも着てるみたいでカッコいいです。

なんともナイキ的というか〜。


もはやナイキマンですよ!


白人にもアジア人にもマネできないテイストになっていたと思います。


出演者は、旬の若手黒人スターが大集合~。


ヒロイン的存在の女性役はニョン子!(←ルピタ・ニョンゴ)


こんなにもニョン子の顔を見続けたのは初めてです。

やっと顔を覚えました。


司祭みたいな役がフォレスト・ウィテカーですよ。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」にも出てましたけども、キャスティングにひと華添えるお方。


入れとくと華やぐんですよ、名簿が!


今回も「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」と同じ扱い、見事な添え物感でした!!


主要キャストで白人はマーティン・フリーマンとアンディ・サーキスだけ。


白人2名が顔を合わせたときは「ホビットとゴラムじゃんか~」と思ってワクワクしました。


マーティン・フリーマンはスーパーヒーロー映画に出ても、他の出演作と同じく、芸風は「巻き込まれタイプ」のままなんですね~。


ブレてないよ、かわいいオジン路線!


アンディ・サーキスは、ものすごくはりきって演技をしていましたけども。

はりきり過ぎて浮いていた。


アンタ落ち着きな!


鎮静剤を与えたくなりました。



ブラックパンサー・ザ・アルバム

ブラックパンサー・ザ・アルバム

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/02/28
  • メディア: CD

「ブラックパンサー」親衛隊の女性役は「ウォーキング・デッド」のミショーンだった!

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いや〜「ブラックパンサー」な〜。
楽しかったですけども。
 
Black Panther: The Album

Black Panther: The Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック合同会社
  • 発売日: 2018/02/10
  • メディア: CD
 
スーパーヒーローのマスクにも、ついに猫耳が付きましたよ。
「猫耳萌え」ですよ!↓
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世界観がアフリカ・テイストということで、脇役もこんな感じ。
明らかに、アフリカをイメージしたお口のデザイン。
おそらくパッとイメージしたのでしょう、ステレオタイプだもん!
お口から上はドリフの人をほうふつ。↓
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ほとんどの出演者とスタッフが黒人なのですが。
若手キャストは、現時点で最高の人材が結集〜。
 
メインの舞台はワカンダ王国。
 
王族に仕える親衛隊を演じている女優さんを、どっかで見たことがある、と思ってたのですが。
あとで調べたら、それはドラマ「ウォーキング・デッド」のミショーン役でおなじみダナイ・グリラだった〜!
「ウォーキング・デッド」なんて何十時間も観ているのに気付かなかったとは。
ボクちゃん、ミショーンのことを女優として見てなかったんだと思う〜。
ミショーンは実在の人物だと思ってた。(←子どもかい)
 
こちらのお写真がダナイ・グリラ。
左が「ブラックパンサー」、右が「ウォーキング・デッド」。↓
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主人公ブラックパンサー役を演じたのはチャドウィック・ボーズマンですよ。
実在の野球選手を描いた映画「42〜世界を変えた男〜」(2013年)で主役に抜擢されてから、一気に出世したわな。
この人、元々テレビ男優だったから、よくぞここまで上りつめたと思う〜。
こちらのお写真がチャドウィック・ボーズマン。
左が「42 ~世界を変えた男~」、右が「ブラックパンサー」。↓
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ブラックパンサーの友人役は、なんとスリラー映画「ゲッド・アウト」の主役を演じ、同作品でアカデミー賞にノミネートまでされ、「運を使い果たした」とまで言われているダニエル・カルーヤですよ。
この人材を押さえた人、えらーい。↓
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回想シーンに出てくるのは、ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」で、エミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したスターリング・K・ブラウンですよ。
出てくる人、みんな旬だよ、たけのこだよ!↓
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監督のライアン・クーグラーって、まだ31歳なんですね!
「ブラックパンサー」を含めて、手がけた映画全3作品には、全部マイケル・B・ジョーダンが出てるんですね〜。
なかよしですよ!
監督の次回作にもマイケル・B・ジョーダンはキャスティングされていました。
こちらのお写真、左がマイケル、右が監督。↓
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こちらのお写真では、監督が出演者に演技指導。↓
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白人やアジア系の出演者もチラホラいますけども。
韓国のシーンでは、「市場の女」役で「ブレードランナー」で芸者役だったおばさんが出たーっ。
息の長い女優さんだよ〜。
こちらが「ブレードランナー」出演時。↓

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「15時17分、パリ行き」★★★

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いろんな運命がありますよ。


出会うべくして出会った恋人たち、とか~。


「東京ラブストーリー」のカンチとリカみたいなやつですよ!(←古いですか)


今回の作品でも、アメリカ人青年が体験する「運命の出会い」描かれているのですが。

彼らがパリ行きの列車内で出会うのは恋人じゃありません。


テロリストですよ、悪もん〜!


実話を忠実に再現した作品ですよ。

なんと、アメリカ人青年チーム3人の他、列車の乗客まで、テロに遭ったご本人が演じております。


ズブの素人、大集合~!


朝のワイドショーで、振り込め詐欺に遭った老人本人が、再現ドラマに出演していることがありますけども。


アレの豪華版ですよ、プレミアム再現ドラマ!


アメリカ人青年がテロリストと対決するまでを、アメリカ人青年の子ども時代から描いています。

例えば「スパイダーマン」とか、アメコミ・ヒーロー映画みたいな構成がユニークでした。


大人になる前から、将来はテロリストに遭うという予兆があるところが、実話の面白いところ。


子ども時代のパートは、子役を含めて、さすがにプロの役者さんたちが演じてますよ。


劇中がプロアマ混合状態に〜!(←レスリングかい)


思い切った手法でしたけども。

なんとなく素人さんたちも演技が上手~。


器用だわな、最近の子は!


慣れてっからね、自撮りとかで!!


あと、メインのアメリカ人青年チーム3人が全員イケメンだったのが幸いだったわな。


素人なのにスクリーン映えしとる!


歯もキレイだよ、東幹久みたいに!!


これが全員ブサイクだったら大変でした。


ちなみにテロリスト役を演じた男優さんも妙に美男子。


ちょっとしたイケメン列車でした!


実際に事件が起きたのは2015年8月。

それからわずか2~3年で再現映画が出来上がるんですね~。


ビックリだわな、商売の早さに!


手が早いわい、商売人は!!


結局~、映画化するほど派手な話でもなかったのですが、まあいいです。


平凡な毎日を送っていると「自分は何のために生きているのだろう。いつか世の中や、人のために役に立てる日が来るのだろうか」なんて思うこともありますけども。

この作品を観ると、「無駄な日など無い。いつか生きていることを実感できる日が来る。今日は、その日につながっている」と思えてきます。

なかなか勇気づけられる内容でした。


アメリカ人青年チーム3人が活躍しているストーリーでしたけども。

最後まで観ると、活躍したのは計4人ってことになっている。


ちゃんと描かれていない、仲間はずれが1人いる~。


映画の構造上、1人分のエピソードはカットされたのかな。


はじかれてしまったんですよ、おはじきみたいに!


その残念な素人さんに耳打ちしたいです。


「これが映画の世界。これがハリウッド。」だと。



「ダウンサイズ」★★★

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劇中では、革新的な技術が開発されとります。


イノベーションだかエレベーターだかだかですよ!


なんと、人間を14分の1サイズ化に成功。


セブンスターのサイズですよ!(←昭和感覚)


多くの人間を小さくして、世の中の資材やゴミを少なくしたり、数々の人口増加問題を解決しようとする政治下でのお話。

社会派SFみたいな設定ですよ。


まーね、実際に人間が小さくなったら大変ですよ。


小雨だって土砂降りに感じますよ、ゲリラ雷雨に!


もしもネズミに襲われたらば、食いちぎられんよあの出っ歯で!!


ゴキブリが繁殖したら、「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいな、人と虫との戦争が始まっちゃうし。


しかし今回の作品では、そんな点は扱いませんよ、一切!


一番大事な死活問題は、横に置いとくんですよ!!


今回の作品では、人が小さくなると低予算で豪邸に住むことができる、など裕福になれる点をフィーチャー。

小さい人たちが住む街では格差がない、というところに重点が置かれています。


カネの問題ですよ、銭!


主人公ポールを演じているのはマット・デイモン。


ポールの生活レベルは中の下!


ボクちゃんとおんなじ!!


富豪のような生活に憧れて、小さくなることを決意するポール。

小さい街には格差などないはずだったが・・・という展開。


ユニークな切り口で資本主義を描いて、小さい人たちが住む街は、ちょっとしたアメリカの縮図みたいになっているところが良い感じです。

理想的な環境があったところで、そのうち徐々に崩れていくところも皮肉。


ユーモア満載で社会と人間を風刺した前半は、かなり面白いです。

ボクちゃんも観ながら「これは大傑作かも」と唸りましたけども。


物語の後半は、主人公の成長を描く路線に変更。


ひねってしまったんですよ、スイッチ!


そしたらテンション急降下。


真っ逆さまですよ、滝つぼに!


ついさっきまで興奮状態だったボクちゃんに睡魔。


ムニャムニャムニャ〜ですよ!(←赤ちゃんかい)


個人的には残念な路線変更でした。


マクロな社会を描いた前半から、個人を描いた後半。

この構図も「ダウンサイズ」ということなのかな。


監督は、なんと「ファミリー・ツリー」や「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」などでおなじみの巨匠アレクサンダー・ペインなんですね!

今回は、過去作品とは、ひと味もふた味も違う出来映え。


冒険したわな、いい年で!


監督がアレクサンダー・ペインだと思いながら観ると、最初っから、演出に何かセンスを感じますよ、音楽の使い方とか。

そして、役者さんの味もよく引き出していたと思います。


パーティー三昧で、アートかぶれの胡散臭い中年男性役がクリストフ・ヴァルツっていうのも絶妙~。

なんかアンディ・ウォーホルとか、よく分かんないけど、そんなような香りが出てました。


ポールの妻役を演じたクリステン・ウィグは、上から下まで着こなしてますよ、劇安カジュアル服!


完璧な金欠妻でした。



Downsizing: Music from the Motion Picture

Downsizing: Music from the Motion Picture

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Watertower Music
  • 発売日: 2018/01/12
  • メディア: CD

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」★★★☆

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「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」に出ていた2人が再共演。


コリン・ファレルとキッ子ですよ!(←ニコール・キッドマン)


「ビガイルド」では、コリンの色気にムラムラしていただけのキッ子ですが。

今回の作品では夫婦役。


無事に抱かれたわい!


まーね、劇中でのキッ子の抱かれ方は特殊でしたけども。

しかし夫婦なんてそんなもの。


抱き方人それぞれですから!


他作品を含めてキッ子の演技を見るたびに、ホメ言葉しか見つからない。

一体ボクちゃん、いつまでキッ子をホメ続けるのであろう、死ぬまでか?!


この作品だって、ギャラはお安いはずですが。


きっと最安値!(←比較サイトかい)


見事に、無駄に脱がされてしまうキッ子。


良い作品のためならば、パンティすら剥ぎ取る女ですよ!


相変わらず誠実でアートな仕事ぶりが最高でした。


コリンもキッ子も、職業はお医者さんという設定で登場するのですが。

医学的な観点では解明できない現象に悩まされるという展開。


呪いっぽい嫌がらせをされんの。


呪いのハラスメントですよ、のろハラ!


不思議系のスリラー作品に仕上がっておりました。


嫌がらせをする少年マーティン役を演じているのはバリー・コーガン。

「ダンケルク」の劇中で、途中で死んでしまう少年役を演じていた子。


おかしな顔をした、あの子!


バリー・コーガンの存在感、演技力が圧倒的でした。

本物の変な子みたい。

この不気味な嫌味を、演技で表現してるなんてスゴイです。


対に出世しますよ、この子。


今のうちに、できるもんなら投資しときたいわい!(←いやらしい)


軽くコリンとキッ子を食っている状態のバリー・コーガンでした。


監督のヨルゴス・ランティモスは、過去に「ロブスター」などを手がけたお方。


伊勢海老映画あの人ですよ!


今回の作品には、タイトルの中に「鹿」という言葉が入っているということで。


引き続き、いきもの系で攻め込んでんよ!


カンヌ映画祭の審査員にウケるタイプの監督ということで。

作風は相当クールでした。


「ロブスター」はあんまり好きじゃなかったけど、「鹿」の方の味は結構好きです。(←料理のお話みたいですが)


コリンに思いを寄せて、抱かれたがる女性役は、なんとシル子!(アリシア・シルバーストーン)


コリンの隣に座り、ムラムラしているシル子。


誘いをかけるかわりに、コリンの指をお口に入れた。


突然パクリですよ!


そのまま甘噛むシル子が怖かったです。


「ビガイルド」でも女性をムラムラさせていたコリン。


ムラつかせ上手な殿方なのでした。



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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Blu-ray

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」★★★

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観ましたヨ、絵の具映画!


実在したカナダの画家、モード・ルイスの人生を描いておりますけども。

モードと夫エベレットのラブストーリー部分をフィーチャーした物語。


抱いた抱かれたの話!


この映画の予告編を観ただけで泣いていたボクちゃんですけども。

本編を観たら、大泣きするほどではありませんでした。


ラストシーンでは、ちょびっと泣いたけども。


ちょびっと漏らしてしまいましたけども!


よく出来ていたわな予告編。


予告編アカデミー賞があったなら、作品賞ですよ!


鑑賞後も夫婦のことが頭から離れませんよ。

インパクトのある夫妻でした。


破壊力のある夫妻!


だいたいの時代設定は1930~1960年代だと思うのですが。

夫妻の生活が質素すぎる~。

電気もガスも、水道もないお家。


しかも面積、猫の額!


一軒家なのにワンルーム。


観た感じ四畳半!(←畳換算)


一応2階はあるけれど、ロフトのような形態。


お家というより小屋〜!


結婚前は、そんなエベレット宅に住み込みの家政婦として雇われるモード。

あんな狭い場所に男女が2人きりって。


息つまる!



家政婦のモードはどこに寝るのかというと。


エベレットの隣でザコ寝っていう!


嫁入り前の娘がはしたない!!


なんとも衝撃の間取り、そして衝撃の就寝スタイルでした。


かなり牧歌的な絵を、本能のままに描くモード。


天然ちゃんですよ!


女・裸の大将~!!


最初に絵の魅力に気付いたのは、ニューヨークから来たという、オシャレで文化的な女性。


サブカル女ですよ!


サブカル女が、モードの貧乏屋敷に上がり込んで絵を発注!!


こんな時代の田舎でも、誰かが彼女の才能を発見し、拾い上げ、救い上げているところがスゴイです。

インターネットとか無い時代なのにねぇ。


今回のお話では、このサブカル女が良い仕事をしておりました。


いつの時代も、目利きのサブカル女って必要だわな!


結婚して、モードが画家として売れっ子になっても、貧乏屋敷に住み続ける2人。


どういうわけかキープ・ザ・貧乏!


「貯金とかどうしてたんだろう」と思いました。


貯め込んで埋めてんじゃないの~小銭をカメに入れて!


モードご本人は、若年層リウマチで背丈も小さかったらしいです。

今回、映画化する際には、キャラクターも舞台も相当ポジティブに演出・脚色されているように感じました。


口当たりがまろやかですよ!


実際は、もっと周りからイジめられていたと思う~。

本気でリアル志向の、辛口モード・ルイス物語も観たくなりました。


今回モード役を演じたのはホキ子!(←サリー・ホーキンス)


夫 エベレット役はイーサン・ホークというわけで、最高のキャスティング。


2人の演技は抜群の安定感。


どんな難しい芝居も任せて安心のホキ子&ホークでした。



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PR: もし、家族や自分が認知症になったら?-政府広報

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予防法は?発症したら治らない?家族ができることとは?認知症のキホンをご紹介

「シェイプ・オブ・ウォーター」「しあわせの絵の具」のサリー・ホーキンス。次回作はハリウッド版「ゴジラ」続編だ〜!

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いや〜、実在の画家を描いた「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」な〜。
 
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主演のサリー・ホーキンスと、夫役のイーサン・ホークが、相変わらず良い仕事をなすってましたけども。
田舎の狭〜いお家での貧乏暮し。
この、年寄り宅にありがちな「散らかった感」がたまりません。↓
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次にサリー・ホーキンスの演技を見れるのは、おそらくハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の続編「Godzilla:King of the Monsters」(原題)ですよ。(本国で2019年公開予定)
 
そういえば、1作目の「GODZILLA ゴジラ」にも出てたんです!
あの時は、渡辺謙さんの横であんまり目立ってませんでしたけども。
今はブレイクしたから、続編では出番が増えていると予想しています。
こちらのお写真は1作目。↓
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ブレイク作「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督の新作にも、そのうちきっと出るんじゃないかな。
こちらのお写真がホキ子とギレルモのツーショット。↓
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こちらのお写真は「シェイプ・オブ・ウォーター」出演者とギレルモの集合写真。
とりあえず、ホキ子のことは抱き寄せておきたい様子。↓
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別な場所でもこんな感じ。↓
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マイケル・シャノンだけは、なぜか温度が違っているという。↓
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「シェイプ・オブ・ウォーター」とアカデミー賞を競った作品、「スリー・ビルボード」の女優をも取り込んだ!
ホント、トトロみたいなお方ですな〜。↓

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「アウトサイダー」★★★

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日本が舞台のアメリカ作品なのですが。

製作が二転三転した作品。


右往左往ですよ!


最初はマイケル・ファスベンダー主演の企画。

その後にトム・ハーディを主演に迎えて、三池崇史さんが監督を務めるはずだった、この作品。


すんごく出来上がりを楽しみにしてたのですがね~ルンルン気分で!(←死語)


結果的にジャレッド・レトが主演に決まり、デンマーク出身のマーチン・サントフリートが監督に就任。


Netflixdオリジナル映画として配信されることになり、劇場公開はナーイ!


スクリーンで観れなかったのが残念です。


1950年代の大阪で、ヤクザとして生きることになった元・米兵ニックが主人公。


邦題を付けるとしたら「外人やくざ」ですよ!


演じているジャレッド・レトは、頭髪を真っ黒に染めて、日本というお国にハマってます。


ハメてきてます!


ときどきだけど、日本語のセリフをしゃべってくれてありがとう、レト。

なんだかうれしかったです、日本語のセリフは「助けてーっ!おーい!」レベルでしたけど!


他作品で見る、奇抜な演技をするジャレッド・レトとは全く違う外見。

今回は割と普通な髪型で、ファッションもシンプル。


素顔のジャレッド・レトが、めちゃめちゃ美形でビックリ。


少女マンガのような、ペンで書いたような顔。

そんで年齢不詳。


アンタ、ホントに40半ば?!


まるで20代のような肌ツヤじゃん。


その顔、すんごい量を分泌してるんだろうね、天然のヒアルロン酸!


周辺が薄い顔のアジア人ばかりだから、余計に美が引き立ってます。


共演の椎名桔平さんの隣だと、さらに美が引き立ってます!(←桔平さんに失礼)


ジャレッド・レトが路上で再会した米兵。


出店でバッタリですよ!


その米兵役をどっかで見たことがあると思ったら、エミール・ハーシュでした。

こちらはまだ30代に入ったばかりなのに老け込んだ~。


苦労してんだろうね、伸び悩んでいるし!


撮影は、なんとオール日本ロケ。

だから、背景や風景にアラを探しても、あまりない。

たいしたもんだ、と思いました。


夜の繁華街は、外人が撮ると、どうしても「ブラックレイン」や「ブレードランナー」みたいになるもんですね。


ネオンサインと霧噴射、みたいな!


「やっぱり外人は、こういうビジュアルが好きなんだな~」と思いました。


「やれやれ全く」ですよ!


アメリカ製のヤクザ映画にありがちな、「ヤクザなのに英語がペラペラ」シーンも楽しかったです。


ジャレッド・レトの相棒的な役は浅野忠信さんが演じているのですが。

相変わらず英語が上手―い。

頼りになる存在でした。


大森南朋さんは英語が苦手なのか、一言二言しかしゃべってませんでした。


でもがんばりましたよ、努力賞〜!


ストーリーはヤクザの派閥抗争ですよ、よくあるタイプの抗争!


人を殺す場面も多いのですが、壮絶感は弱いです。


ドラマ性よりは、日本のヤクザ文化や歴史、しきたりの紹介シーンが多くて、外国人が観るとヤクザのお勉強になりますよ。


この映画を観れば、どんな外国人でも、すぐにヤクザになれますよ!


ヤクザ初心者にピッタリな、ヤクザ入門映画でした。


「ナチュラルウーマン」★★★

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2018年の今年、アカデミー賞外国語作品賞を受賞した作品ですよ。


主人公マリーナはお歌がお好き。


歌ってますよ、夜のお店で!


マリーナは美人なのですが、2~3秒ほど眺めていると、彼女は男性だと気づきますよ。


ハッとすんの、「もしやアンタ」と!


この「2~3秒眺めて気付く」ところが絶妙でした。


アハ体験ですよ!(←死語)


イリュージョンみたいでフシギでした。


ストーリーの中盤で、美容院で髪をセットしてもらうマリーナ。


パーマをあててもらうんですよ!


そしたら美人度がアップ。

もはや女性にしか見えやすまい。


ほぼほぼ女性ですよ!


美容院って大事だわな、と思いました。


というわけで、トランスジェンダーを扱った作品。


米国の批評家や、賞レースの審査員が大好物のやつですよ!


マリーナが、せちがらい世の中で、たくましく自分自身を貫いていくという社会派の物語で、アカデミー賞をとったのも納得でした。


冒頭から、マリーナは恋人の男性オルランドに抱かれてますけども。

57歳というオルランドですが。


なんか老けてんねアンタ!


還暦を過ぎているように見えましたけども。


まずはオルランドのサバ読み疑惑から物語はスタート。


劇中では、オルランドの家族や、医師や警官に、ことごとく嫌味を言われるマリーナ。


小言の嵐ですよ!


とくに女性の警官は、なぜかマリーナに対して嫌悪感を抱いていて、なぜか身体検査を要求。


真っ裸にされたマリーナの股間に、スッと目がいく女性警官が感じ悪―い。


見たがり屋さんなのでした!


オルランドの親族には、車内に連れ込まれ、顔をセロハンテープでグルグル巻きにされてしまうマリーナ。


セロハンテープ女の出来上がり!


ありとあらゆる屈辱を体験するマリーナなのですが。


めげない子!


何の救済も期待できないことを受け入れ、自分を変えることなく、人生を歩んでいく姿が良かったです。


マリーナ役を演じたダニエラ・ベガは、ホントにトランスジェンダーなんですね!


顔は男前で、男性アイドル顔ですよ、ジャニーズ顔の美女!


長髪だと、男顔の美人という感じに。


今回の演技は、とってもよくやっています。

何か賞をあげてもいいと思う~。


何でもあげてほしかったです、手みやげでも何でも〜。



A FANTASTIC WOMAN

A FANTASTIC WOMAN

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MILAN
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: CD


「アナイアレイション-全滅領域」★★★

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どうしてもタイトルが覚えられませんけども。


「アナイ」だか「アナゴ」だか、だか言うやつですよ!


NetflixオリジナルのSF映画です。

監督は「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドで主演はナタマン!(←ナタリー・ポートマン)


共演はジェニファー・ジェイソン・リーや、「エクス・マキナ」にも出ていたオスカー・アイザックという最高の面子。


期待が膨らんだわい、この名簿を見ただけで!


冒頭から、ナタマンが大学教授役で登場~。


ナタマン先生ですよ!


その昔、「レオン」で子役だったナタマンが、ついに今回、教授役ですよ。

その設定には感慨深いものがありました。

インテリ役もハマってましたしね。


教授の職につく前は、なんと軍人だったというナタマン。


軍服を着て銃を構える姿は、ややぎこちないかな。


こんなかわいい軍人おらん!・・・と思いましたけども。


ナタマンが泣いたりする場面は、さすが、エモーションを伝えてきます。

「レオン」の頃からそうでしたけど、ナタマンは泣いた方がいい。


泣かせたほうが絵になるし、儲かるわな!


そんなナタマンが、超自然現象に遭遇し、謎を解明しようとする物語。

ちょっぴり「メッセージ」風のシチュエーションで始まりましたけども。


超自然現象はUFOというわけではナーイ。


今回の超自然現象は、「入ったら死ぬ」という、謎の場所。


謎の土地ですよ、不動産!


土地の見た目は、基本ジャングル。


ロケじゃなくて「スタジオ撮り」というのが、ちょっとお安い印象でしたけども。

ジャングルなのにナチュラル感が無い、という風景は、もしかしたら計算されたビジュアルだったのかもしれません。


ジャングルで、次々と凶暴なモンスターに襲われるナタマン。

ラストに出てきた、敵の大ボスもキテレツで、なんかコワーイ。

なかなか、気色悪い作品でした。


まーね、「エクス・マキナ」に比べたらB級っぽく仕上がりましたけども。

魅力的なキャストだし、Netflixオリジナル映画の中では、満足感はある方でした。


謎の土地に踏み込むチームって、全員女性なんですよね~。


ガールズSFですよ!


インテリ女子がモンスターと戦う映画、って、劇場公開作品だとしたら売り方が難しいのかな。

映画を観て共感してほしいのは、一般的な女性客だと思うのですが。

一般的な女性客って、SFもモンスターも嫌いですしね。


呼び込みづらいですよ、「引き」がナーイ!


その点、配信作なら、ネットに乗っけて撒けるラクなのかも。


「餅投げ」みたいにバラ撒けっからね!



「リメンバー・ミー」★★★★

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*ネタバレはありません。


半年くらい前に予告編を観たときは「これは観ない。なんか地味そうだし」と思っていたのですがね~。


主題歌の♪リメンバー・ミ~・・・というフレーズが、だんだん耳にこびりついて。


やがて、こすっても、こすっても落ちなくなってしまったんですよ、カネヨンを使っても落ちないおこげみたいに!


ああ、魔性のAメロ~!!


「仕方ないから、本編も観てやっか~」と、軽い気持ちで劇場へGO。


・・・結果的に泣きました。


号泣ですよ!


かつては、擬人化アニメで人気を博していたディズニー/ピクサー作品ですけども。


やれ玩具だ、やれ魚だ、やれ虫だ、今度は車だ・・・みたいな。


そんなディズニー/ピクサー作品に新次元。


大人の階段を上ったわい、シンデレラみたいに!


人種と民族文化を描くことに目覚めてしまったようです。


今回のテイストはラテン系。

舞台はメキシコで、1年に1度、死者の魂が家族の元に戻ってくるという祝祭をフィーチャー。


お盆だわな、盆映画!


ビジュアル的に美しさ満点の祝祭。


華麗なるお盆!


「こんなステキなお盆があんの?実物を見てみたい」を思わせてくれて、観光誘致にも一役。


銭になんよ、現地の!


ミュージシャンになることが夢という少年ミゲルが主人公。

ふとしたことで、死後の世界に入ってしまったミゲルが、冒険しながら、自分のルーツに向き合うお話。


「不思議の国のアリス」的な王道感がありつつも、スピリチュアルな要素があるところがミソだと思います。


ボクちゃんて映画が好きですけども、ボクちゃんの家族や親戚の中に映画ファンは皆無。

「一体ボクちゃん、先祖の誰に似て、こんな映画人生を送っているのだろう」なんて思うことがあるのですが。


音楽好きなミゲルもおんなじ。


そんな嗜好の謎が、ストーリーの中でスッキリ解決。

この映画を観ると、ご先祖さまがありがたくなりますよ。


この作品は、お子様客よりも、大人客の方に効くと思います。

なんたってお盆ですから。


大人は、線香臭さに弱いから!


音楽がスパイスになってますよ、山椒みたいに効かせんの!


今回も、ラテン・ミュージックがちょいちょい挿入。

主題歌の「リメンバー・ミー」だけはラテン調ではありませんが、クライマックスで超・効果的に使われて泣かせてくれました。


しかしボクちゃん以外のお客さん、全然泣いてなかったんだけど、なんで?!


みんなもっと涙を流すべき、なんなら辛子スプレーでも噴きましょか~?!


ミゲルの曾婆さんのCGクオリティが素晴らしいです。

仕草や姿勢、シワや毛髪の感じが、見事に曾婆さん。


映画史に残るCGババアでした。



リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

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  • 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
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「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」シーズン1を観終わった〜。ジェニファー・ロペスもテレビドラマで主演する時代。

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いや〜、Dlifeで放送された刑事ドラマ「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」シーズン1な〜。
ジェニファー・ロペスって、テレビドラマで主演していたんですね!
 
シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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いきなり関係ないけれど、Dlifeでは4月21日(土)から、トム・ヒドルストン主演のドラマ「ナイト・マネジャー」が放送されるんですね。
さすがDlife〜。
絶対観ます。
 
*「ナイト・マネジャー」番組・放送情報はこちら。↓
 
こちらのお写真が「シェイズ・オブ・ブルー 」劇中のジェニファー。
オシャレなシングルマザーの刑事役でした。↓
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なんと、「レインマン」等を監督したバリー・レビンソンが製作・監督。
共演はレイ・リオッタという、なかなか本気を感じる人材。
作風はめちゃめちゃ渋くて、エミー賞でも取りそうなフンイキ。
あやうく取るところでしたよ、取らなかったけど!
 
ジェニファーとリオッタのツーショットは、まるで映画でも観ているような気分にさせてくれました。↓
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ジェニファーとリオッタは信頼し合っている仲ですが、お互いに秘密を持っているという設定。
演技合戦も見ものでした。↓
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結局〜。
シングルマザーは大変すぎて汚職せざるを得なくなる、という、巻き込まれ型のクライム・サスペンスというジャンルに着地。
シングルマザーの狂気も描かれていて、ときどきダークで、とっても楽しめました。
シーズン2もあるらしいから、楽しみです。↓
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ジェニファーはプロデュースも兼任している、ということで。
自分のセクシーな魅力も忘れず投入〜。↓
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セクシー路線もギリギリの年代なんですよね〜、アラフィフだから。↓
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デカッ尻で一世を風靡したジェニファー。
かつては、ベン・アフレックもこの尻に落ちましたけども。↓
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そろそろジーパンが似合わなくなるお年頃。↓
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体型をカバーするパンツを穿いたら、あらまステキ。
これからは、無理せずゴムパンを穿きなね!↓
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*海外ドラマBOARDでも「シェイズ・オブ・ブルー 」について書かせてもらいました。
ストーリーのネタバレはないので、ぜひぜひご覧ください。(タイトルをクリック↓)
 

「ブラック・シー」★★★☆

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2014年の海洋作品です。

海底に沈んでいるナチスの金塊を、男たちが引き上げて手に入れようとするお話。


富を求めてんの!・・・ということで。


ちょっと前に観た「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」の内容とカブり気味。


一体、世界にどれだけあんの、お水の中のナチスの金塊~!


アンタら、どれだけ沈め込んでんのさ~!?


今作の特徴としては、作風が相当渋いです。

監督は社会派作品「ラストキング・オブ・スコットランド」の人ということで派手さはございません。


職を失った労働者たちが、潜水艦をレンタルして海底にGO。

彼らの服装も、潜水艦内も、オシャレ感やハイテク感はゼロ。


相性バッチリ、ボロ着ポンコツ潜水艦!


一括千金という野望は、ロマンなのかエゴなのか。


人命と金塊、どちらが大事なのか選択を迫られたとき。

閉塞感でムンムンする艦内で、男のロマンがスリラーに変わる!・・・そんなところが見どころだと思います。


主人公の艦長はジュード・ロウが演じてますけども。

他作品では、薄い頭に毛を植えて演技することも多いジュードですけども。



今回は見事な薄毛を披露。


ありのままの姿を見せたわい、生まれたての赤ちゃんみたいに!


仕事をクビになったという設定のジュード。

寂しい空気感が、その頭がら伝わってきます。


心もとない頭なんですよ!


今回のジュードは味方にしたわな、若ハゲを!!


そしてジュードは、毛は薄くても顔は良い。

素晴らしい顔面力で、作品のレベルを上げておりました。


そんなジュードと、一緒に潜水艦に乗り込んだチームメンバーはギクシャクしまくり。


まずは、メンバー構成がイギリス人とロシア人の混合というのが大失敗。


狭い船室で勃発してます、国籍戦争!


「ロシアのおかずなんか食えっか!」みたいな!!


たしかに、おかずは大事だと思いました。


その次に、メンバーの中に、どうしてベン・メンデルソーンを入れてしまった?!


ボクちゃんが潜水艦に乗り込むならば、面接でベン・メンデルソーンは落としますよ。


だってベン・メンデルソーンなんて、裏切るに決まってんじゃんか~!


もうちょっと、性格の丸い乗組員を採用すべきでしたさかなクンとか~!!


潜水艦の動力部もトラブル続発。


止まっちゃったよ、スクリューだかプロペラだかが!


暗い海底に向かって、ただただ沈んでいく潜水艦。


なかなか良い絶望感でした。



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「SPY/スパイ」★★★

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楽しみにしていたけれど日本未公開になってしまった、2015年の作品です。


ケーブルテレビでの放送で観たのですが、そのときの売り文句は「ジェイソン・ステイサム&ジュード・ロウ共演」。


コラボレーションですよ、世界2大ハゲの!


しかし実は、ふくよか女優メリッサ・マッカーシーが単独主演したスパイ・コメディ大作なのでした。


マッカーシー演じるデスクワークのCIA職員が、現場で諜報活動をすることになるお話。


マッカーシーの肉体を生かしきり、あらゆる種類のダサいおばさんに変装して潜入捜査。


イケてる諜報員には、クールなスパイ道具が配布されるというのに、マッカーシーがもらえた道具は「便秘薬」風っていう。


新ビオフェルミン風っていう!


ユルさの中にも、センスを感じるアメリカン・ギャグが満載~。


監督は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」や、2016年の「ゴーストバスターズ」などの人、ということで、テイストは、まさにあんな感じ。

こういう、アメリカ人女性がデブネタ等で笑わせる映画って、日本では公開されづらいのでしょうかね~。


不謹慎なのかねぇ、日本では。


「デブ=炎上」なのかねぇ!


マッカーシーの上司役が、今年アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリソン・ジャニーというのもうれしかったですけども。


今回のジュード・ロウが「毛あり」タイプ。


毛髪を植え込んできてます、「田植え」みたいに!


フサフサのジュード・ロウがタキシード姿で銃を構える姿が典型的な007。

おそろしいほどキマってる。


ホントこの人、顔が命だわな、吉徳の日本人形みたいに!


ジェイソン・ステイサムは、他の出演作に比べてアクションは少ないですが、そのかわり今回はボケ役に挑戦。

アクションする直前にコケて気絶、みたいな。


ケンカすると強い人が、あえてズッコケるという「萌え」ですよ!


何をやっても好感度が下がることのないステイ様でしたけども。

ジュード・ロウとステイ様が同じ画面に映り込む場面は、たった2回。


もしかして仲が悪いのかな。


そういえば、別作品で共演していたハゲ男優、ヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンも不仲だし。


ハゲっていうものは、反発し合ってしまうものなのかもよ、知らんけど!


ああ、ハゲと言う名のミステリー!!


ラストシーンでは、わずかにセクシー要素を出していたステイ様ですが。

今年もう50歳なんですね!


全然老けませんな~、昔から老けてたから!!


「若い頃からハゲといて良かった」というポジティブ・ハゲ。

 

「幸せになれるセクシーハゲ」の持ち主という、激レアな中年男性だと思いました。



「トゥームレイダー ファースト・ミッション」★★★☆

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こんなヴィキャ子は見たことナーイ!(←アリシア・ヴィキャンデル)


これまでの出演作では、静かな演技が中心だったヴィキャ子がイメチェン。


野生化!


「うぁぁぁぁぁーーっ!」ですよメスゴリラみたいに!!


なかなか良い悲鳴を上げておりました。


格闘技から自転車まで、いろんなスポーツをこなしているヴィキャ子。


運動女ですよ、運子!


そんな姿がとっても新鮮だし、かわいいです。

アンタこりゃあ、実生活で夫のマイケル・ファスベンダーも惚れ直す。


この映画を観た直後、間違いなく抱きますよ!


原作ゲームで人気のキャラクター、ララ・クロフト役を大熱演しているヴィキャ子。


予告編で観たときは「ヴィキャ子のララ役、なんか弱そう~。ダメ子ちゃんぽい」と思っていたのですが。


本編では元々「負けん気は強いけれど、イマイチ弱い子」という設定になっていたので、自然に馴染んでおりました。

危機感が出るから良いと思います。

華奢なヴィキャ子に合わせて役のハードルを下げるという、ナイス・プロデュースでした。


内容もハードだし楽しいし、ちょっと気色悪いし、予想以上に良い感じ~。


本編が始まって10分で「この企画いける。稼げると思いました。(←映画会社のエラい人かい)


アクションは、ゲーム原作っぽく「悪い足場を渡る」というシチュエーションが多いです。


常に足元がグラグラなんですよ!


ジャンルは、足元グラグラ映画でいいと思う~!!


なんと、ほとんどの舞台は日本でした、一応。

日本領土内の孤島に存在する、卑弥呼の墓を探すというミッション遂行型の物語。


冒頭からクリスティン・スコット・トーマスが出てきて、キャスティングに深みが。


居酒屋に行ったら、お通しが「塩辛」だった、みたいな感じですよ!


カメオ主演でニック・フロストまで出てきて、なんともキャスティングが通好みでした。


まず、クリスティンがヴィキャ子に、莫大な遺産を受けとるように言うのですが、ヴィキャ子が拒否。


なぜだヴィキャ子?!


「莫大な遺産」て夢なのに!


そのわがままなポジション、ボクちゃんに譲ってほしい。


ボクちゃんなら、即、書類にハンコを押すのにさ〜!


ぐずるヴィキャ子の態度を見て、「カネ持ちは、カネのありがたみが分からない」とイライラいたしました。


そんな裕福なお嬢ヴィキャ子の実家が、豪邸というよりは遺跡!


エアコンの効率が悪そうなお家。


電気代を食いそうなお宅でした。



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「トゥームレイダー」主演のアリシアとマイケル・ファスベンダー夫妻。共に全裸で出世?!芸風が似たもの夫婦〜。

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いや〜、ゲーム原作のアクション大作「トゥームレイダー ファースト・ミッション」な〜。
楽しかったですけども。
 
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こちらのお写真は、プレミア会場にやってきた主演のアリシア・ヴィキャンデル。
相変わらず高そうなお洋服が似合ってますけども。↓
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映画の中では別人化。
ヴィキャ子のヤル気に驚きました。
こちらのお写真が、劇中のヴィキャ子。↓
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ヴィキャ子は、2017年にマイケル・ファスベンダーと結婚したんですね!
 
ってことは、カップル名は…「ヴィキャベン」でしょうか?!(←「ドカベン」調で)
 
2人の出会いは、2016年の映画「光をくれた人」での共演ですよ。
2人とも演技派の実力派なんですよね〜。↓
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普段のツーショットは、時々「カネ持ちの白人男性に買われた田舎美人」みたいに見えてしまうけれど。↓
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2人とも大スターですが、デートや旅行中は、普通のカップルっぽいですな〜。
こちらのお写真のファスベンダーはプリントシャツ姿ですよ、お若いよ!↓
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そういえば、ファスベンダーも2016年にはゲーム原作映画「アサシン クリード」で主演してました。↓
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時代を遡りますと。
2012年の「プロメテウス」ではアンドロイドを演じたファスベンダー。
ヴィキャ子も、2015年「エクス・マキナ」でロボット役を演じてました。↓
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ファスベンダーが世界的に大ブレイクしたのは、2011年の「SHAME -シェイム-」だと思うのですが。
簡単に言えば、脱いで注目を浴びた、というか。
脱いで出世した、というか〜。
ヴィキャ子も、2015年の「エクス・マキナ」で脱いだことにより、世界的に大ブレイク。↓
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色気と演技力を兼ね備えたカップル。
出演作も、どことなく似てますな〜。

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」★★★

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最高機密ですよ、お堅い映画!


史実に基づいた、1970年代のお話。


アメリカ政府の極秘文書「ペンタゴン・ペーパーズ」にまつわる物語です。


紙映画ですよ!


メリル・ストリープがワシントン・ポストの役員役ということで、同じく男社会で戦う年配女性を描いた2011年の映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」みたいなノリもあり。


「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手した新聞記者たちが世の闇を暴くところは、2015年の映画「スポットライト 世紀のスクープ」みたいなノリもあり。

加えて反戦メッセージも含まれているし。


アカデミー賞を選ぶ会員の好物がズラリ!


アカデミー会員のヨダレが見えそうな作品~!!


スティーヴン・スピルバーグ監督作ということで。

最近のスピルバーグはトレンドを作り出さない。


既存のトレンドに乗っかんの!


流行を追っかける子!!


今回も、見事に流行に乗っかっていた「トレンディ作」。


そうやってでも、毎年ちゃっかりアカデミー賞のノミネートに食い込ませるんだから、たいした子!


アカデミー賞のノミネートって、狙って実現できるものではないと思うのですが。

クリント・イーストウッドだって、毎年ノミネートを狙ってるけどハズすことが多いですよ。


スピルバーグだけは狙って当てることが出来るんですよね~。


的当て上手なんですよ!


子宝に恵まれたければ、スピルバーグに拝んでみてもいいかもよ!!


今回の作品は、メリル・ストリープと、新聞記者役のトム・ハンクスのW主演。


「W浅野」みたいなもん!


どっちかって言えば、トム・ハンクスの方が事の中心にいる役ですけども。

あえてメリル・ストリープの役をフィーチャーしたところがミソだと思います。


食い込ませたんですよ、メリルを!


メリル・ストリープが演じるカネ持ちの未亡人が、新聞社を経営する者として守りに入るべきか、信念を貫いて捨て身で攻めるべきか、人生最大の選択を迫られる場面を見せ場にしたところが良かったと思います。


現代女性の思想に合わせたんですよ、計算高く!


まーね。

結局、めちゃめちゃオモロい話でも、大きく盛り上がる話でもありませんでしたけどもね~。

メリル・ストリープとトム・ハンクスの魅力でなんとか観れました。


若干、出演者の平均年齢が高めで、新聞社内の風景が年寄りばっかりなのが気になりましたけども。


みんな、定年後の契約社員みたいでしたけども!


脇を固めていたのが、テレビドラマ俳優だったのはうれしかったです。


ドラマ「ブレイキング・バッド」からは2名の男優が出ていて、彼らが顔を合わせる場面では「ついにアンタらも、スピルバーグ作品で共演かい」と思って感無量~。


テレビ俳優にしてみれば、芸能人生で最大の晴れ舞台ですよ!


トム・ハンクスの妻役は、テレビ女優のサラポン!!(←サラ・ポールソン)


夫妻の自宅に新聞記者たちが集まって仕事をしているときは、サラポンが手作りのローストビーフ・サンドイッチを差し入れ。


お夜食ですよ「萌え断」の!


実に気が利いた、めし炊き女っぷりでした。



DIE VERLEGERIN

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「レッド・スパロー」★★★☆

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ジェニファー・ローレンスが脱いどった!


ついにジェニファー・ローレンスもボインを出す時代に突入。


ボインの戦国時代ですよ!


今回主演したスパイ・サスペンス作品は、ジェニファーの本気を感じる仕上がりに。


冒頭から、ロシア人バレエダンサーとして登場するジェニファー。


華麗な舞を披露してますよ、クルクルクルクル、クルクルクルクル、ピョーーンって!


あれは、顔だけ本人のものを合成した映像だったのかな。


ハメ込んだのかな、顔面!


ステキなツカミ映像でした。


バレエダンサーの道が閉ざされ、どういうわけかスパイの仕事をすることになるジェニファー。


エッジの効いた転職ですよ!


スパイ養成学校の場面に出てきた教官役がシャーロット・ランプリングってピッタリのキャスティング。


最高だネ、そのダサダサの髪型!


本物の教官にしか見えないシャーロット・ランプリングでしたけども。

指導内容が「男性のターゲットを虜にするためには、性の技術を磨け」っていう・・・。


「抱かれ科目」ですよ!


そこは「抱かれ専門学校」なんでしょうか?!


教室で、ジェニファーに出させるお題も鬼畜。


「今、この場で男性に抱かれよ」っていう!


女スパイとは限りなく娼婦に近い存在、という解釈が下品で新鮮でした。


というわけで、セクハラ、パワハラ、バイオレンス満載の筋書きで、全てを請け負い、演技を確実にこなすジェニファーには女優力を感じました。


今回はセクシー要素を強めに出してきてますけども。

これまでの出演作でもウケていた「家族を養うためにがんばる」という自己犠牲の要素もしっかり入ってます。


生贄キャラですよ!


そして、すっぴんはブスだけど化粧をしたら超美人、という、お得意のだまし絵メイクもバッチリ~。


作品のクオリティを上げつつも、「定番のジェニファー映画」という安定感もありました。


髪色を染める場面では、染料を素手で扱ってましたけど、大丈夫なのかな。


かぶれちまうよ!


ボクちゃん、肌が弱いから、あの場面は恐怖でした。


勝負メイクのジェニファーはホント美人で、どんな男も落とせそうですよ、キンチョールを噴いたときの小バエブヨみたいに!


相手役を演じたのはエガちゃん!!(←ジョエル・エドガートン)


ジェニファーとのツーショットも、とってもお似合いのエガちゃん。


ブサイクなのか美形なのか、モヤモヤしてよく分からない2人ですからな! 



Red Sparrow

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「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」★★★☆

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時代は第2次世界大戦中。

英国の首相に任命されたウィンストン・チャーチルの奮闘が描かれております。


仕事初めのバタバタ劇ですよ!


中盤までは物語に起伏もなく、眠たくなってしまったボクちゃんでしたけども。

「ダンンケルクの戦い」がフィーチャーされたあたりから目が冴えた。


ボクちゃんの、お目覚め〜!


今回の作品は、クリストファー・ノーラン監督作の「ダンケルク」と二本立てで観ると、より歴史のお勉強になるかもしんない。


抱き合わせ商法ですよ!


冒頭から、小うるさくて、やっかいな政治家として登場するチャーチルさん。


ガミガミジジイですよ!


ところが終盤のチャーチルさんは人間味に溢れていて、1本筋の通った信念を持つジジイに見えているから不思議~。


ステキなジジイへ昇華〜!


クライマックスでは、チャーチルさんの演説に聞き惚れました。

聞いてるうちに涙が出たわい。


間違いない、ボクちゃんの前世は英国貴族~!(←妄想)


チャーチルさんの性格、お仕事内容、人間関係などについての秘話が満載で、チャーチル映画の決定版という感じでしたけども。

チャーチルさん役のゲイリー・オールドマンの演技に圧倒されました。


怒鳴ったり、優しくなったり、ときどきシュンとしたり。


日によって硬軟さまざまなんですよ、大便みたいに!


チャーチルさんの魅力を十分に伝えてくる表現力でした。

この演技でアカデミー賞を受賞したのも納得。

憑依感にズバ抜けたものを感じました。


こりゃあ並じゃないね、特上だよ!(←うな重かい)


スタッフもそれを感じたのか、最初からそうだったのか、脇役には見せ場も少なくて、チャーチルさん個人の魅力で一点突破。


個人の勢いで一気ですよ!


声も顔も姿勢も、普段のゲイリーとは別人の状態でしたけども。

今回の手腕でアカデミー賞を受賞した辻一弘さんによる、ゲイリーの特殊メイクが流石のクオリティ。


どうやら、ゲイリーの顔にお肉を貼っ付けているようなのですが。


付け肉ですよ!


「ホントに特殊メイクしてんの?」って思うくらい自然な仕上り。


ナチュラルなお肉!


本人のお肉にしか見えません。


まるで地肉ですよ!


最初の方は、ゲイリーのアゴ肉を凝視し、付け肉と地肉の継ぎ目を探していたボクちゃん。


何のために映画を観ているのか分かりませんでしたけども!


そのうち、付け肉のことなんて忘れてしまい、ストーリーに没頭してしまいました。


フワッと世界に馴染んだわな、あのお肉!


さすが、アカデミー賞を受賞しただけのことはあるお肉でした。(←受賞したのは辻さんです。)


ところで。

他映画でも見かける、英国首相と国王との関係って、なんかいいですよね~フランクで。


今回、国王役を演じたのがベン・メンデルソーンだと後で知ってビックリ。

全く気付きませんでした。


化けたもんだわなアンタも!



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