
観てきましたよブラパン!(←「ブラックパンサー」略称)
いつまで続くんでしょうかね~スーパーヒーロー・シリーズは。
もはや、むしってもむしっても生えてくる雑草みたいなもんですよ、夏の!
今回の主人公は黒人のスーパーヒーローですよ。
スタッフも登場人物も、ほとんどが黒人で逆に新鮮~。
鑑賞中は「人種の多様化もここまできたか」と感慨深いものがありました。
黒人とスーパーヒーローという素材の相性って悪いと思うのですが。
黒人とメカとの相性も悪いと思っているのですが。
音楽に例えると、黒人がテクノをやるみたいな妙な感じ、と言いましょうか。
今回の作品では黒人がスーパーヒーロースーツを着るしメカも出てきますけども、違和感はあまりない。
なんか、衣装とかのデザインが、アフリカ大陸風味なんですよね~。
ライオンキング風味なんですよ、劇団四季の!
まずは、服装が出演者と合っていると思いました。
コーディネートですよ!
地球上のどこかにあるけど、普通の人には見えない王国ワカンダが主な舞台。
フシギ国家ですよ!
そこの科学力が宇宙人並み~。
黒人のみなさん、UFO作ってんじゃん!
秘密兵器を作る研究所内も、すんごいハイテク感。
メカ要素に関しては、違和感を通り越して、はっちゃけた設定が楽しかったです。
あと、黒人って身体能力が長けているじゃないですか~筋肉の付き方も良いし。
だからアクションシーンとか迫力満点。
スーパーヒーロースーツも、オリンピックのユニフォームでも着てるみたいでカッコいいです。
なんともナイキ的というか〜。
もはやナイキマンですよ!
白人にもアジア人にもマネできないテイストになっていたと思います。
出演者は、旬の若手黒人スターが大集合~。
ヒロイン的存在の女性役はニョン子!(←ルピタ・ニョンゴ)
こんなにもニョン子の顔を見続けたのは初めてです。
やっと顔を覚えました。
司祭みたいな役がフォレスト・ウィテカーですよ。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」にも出てましたけども、キャスティングにひと華添えるお方。
入れとくと華やぐんですよ、名簿が!
今回も「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」と同じ扱い、見事な添え物感でした!!
主要キャストで白人はマーティン・フリーマンとアンディ・サーキスだけ。
白人2名が顔を合わせたときは「ホビットとゴラムじゃんか~」と思ってワクワクしました。
マーティン・フリーマンはスーパーヒーロー映画に出ても、他の出演作と同じく、芸風は「巻き込まれタイプ」のままなんですね~。
ブレてないよ、かわいいオジン路線!
アンディ・サーキスは、ものすごくはりきって演技をしていましたけども。
はりきり過ぎて浮いていた。
アンタ落ち着きな!
鎮静剤を与えたくなりました。