
アマンダ・セイフライド主演のスリラーですが。
ミステリーっぽい仕掛けもあり、オチもキマってるし、意外とオモローイ。
まずは、ウエイトレスのバイトをするアマンダ嬢。
美人すぎるウエイトレス発見!
こんなキレイなウエイトレスがいたら、すぐにスカウトされそう。
すぐさま読者モデルさ、アンタレベルなら!
やがて、誘拐犯をたった1人で追跡することになるアマンダ。
回りからは「あの子、ちょっとおかしいから。誘拐犯なんて本当にいるのかねぇ」みたいに、陰口をたたかれております。
痛い子扱いですよ。
痛子なんです!
そんなアマンダが聞き込み開始〜。
目撃情報を集めております。
まるで刑事(デカ)のように。
もはや美人すぎる刑事(デカ)さ!
この、聞き込みシーンが愉快です。
話を聞く相手に合わせて、「私の叔母が死んで…」とか「私のバイクが盗まれて…」とか、瞬時に自分の設定を変えるアマンダ。
アドリブ女なんです!
アドリブが利いて、次々と情報を得るアマンダ。
女子学生に対しては「この街にジャスティン・ビーバーが来るの知ってる?」と甘いエサ。
すぐに食いつく女子学生。
見事である。
鮮やかすぎんよ、アマンダの口車!
多いんだよね、話題の引き出しが。
今田耕司みたいに!!
今回のアマンダは客引きが上手いからさ〜、生命保険の営業のおばちゃんをやるといい。
スゴ腕の保険のおばちゃんになれるよ、アンタレベルなら!
こんなふうに、孤独な女子が知恵と勇気をふりしぼり、悪党をこらしめようとする姿勢は「ドラゴン・タトゥーの女」のヒロインをほうふつ。
観客の共感を得やすいタイプだと思いました。
そんなアマンダの脇を固めるのは、たくさんのテレビ役者たち…。
この映画、なんかテレビ臭い!
ツンとくんの!!
あんまりテレビ役者が多いんで、もういちいち紹介しませんけども。(←紹介せんのかい)
観ていて一番「アッ」と思ったのは、レズ・ドラマ「Lの世界」でモテていたキャサリン・メーニッヒな〜。
女刑事役で出ておりました。
髪型や演技はいつもと同じでしたけど。
レズのままでしたけど!
彼女の上司役はマイケル・パレでしたよ。
80年代を代表する、伝説のスター。
流れ星さ!(←流れちゃったんかい)
キャサリン・メーニッヒとマイケル・パレは、マシュー・マコノヒー主演の「リンカーン弁護士」でも共演していたっけ。
リンカーン役者だわな!
なんか、この2人の顔を見ると、「あの人は今」的な懐かしさが込み上げてきます。
今が旬のアマンダ・セイフライドとは対照的で、バランスが保たれておりました。
やじろべえみたいにさ。