
自転車がフィーチャーされた作品です。
チャリンコ映画ですよ!
都会の車道を走り回る、自転車便を描いているということで。
草なぎ剛くんが主演した「メッセンジャー」をほうふつ。
ホイチョイ・ムービーをほうふつでした!(←「メッセンジャー」は観たことありませんが)
この「プレミアム・ラッシュ」。
以前TSUTAYAに行ったとき、「TSUTAYA限定レンタル」として棚に置いてあった作品なのですがね〜。
日本未公開作品も、「TSUTAYA限定レンタル」と書かれていると気になるもんだわな。
お上手だわな、客のつっつき方!
まーね。
結局TSUTAYAではレンタルしなかったのですが。(←しなかったんかい)
こないだケーブルテレビで放送されていたので、録画して観てみましたよ。
たしかにB級作品ですが、軽快なノリが楽しめました。
自転車便の業界もの、っていうジャンルも新鮮ですしね。
主人公は自転車に乗るのが大好きな若者。
大学時代の友人は、みんな企業に就職したというのに、自分は自転車便の運転手で大満足!(←あらま)
そんな子。
将来が見据えぬ子!(←本人の自由なんで)
根は良い奴ということで。
配達する荷物にまつわるトラブルに巻き込まれつつも、人助けをしようとするお話です。
ミステリー仕立てで、時間軸もズラした構成。
つまんない話も、時間軸をズラすと凝って見えるもんですね。
ズラしが効いてる!
ズラし効果を実感!!
物語の序盤は、ず〜っと自転車に乗っていから「この映画は、自転車版『スピード』だ!」と思いましたが。
そのうち自転車を降りてしまい、いくらか残念。
もっともっと自転車に乗っても良かったかもよ。
サドルで股が擦れて、痛くなるくらいに!
股ズレを起して、股から血を出すくらいにさ!!
自転車で配達するシーンは、ビュンビュン走って爽快?。
だけど、車道を走ってるいるからデンジャラス。
よそ見をしてたら、はね飛ばされっから!
走っている車のバンパーにつかまったり、車道の真ん中を逆走したり、自転車の危険運転のオンパレード。
危険運転のカタログ状態!
お手本ですよ、悪い意味で!!
自動車のドライバーから見たら相当迷惑だろうな、と思いました。
だから、ときどき横転する自転車便。
運転してる者はアスファルトに体を打ち付けますよ、したたかに!
そんなシーンは、すんごく痛そう。
結構、痛い映画かもしれません。
そんな不良の自転車便たちを追い回すのは、警察の自転車、ということがオモローイ。
パトカーならぬ、パトチャリ!
警察に自転車文化があることを、初めて知りました。
パトチャリとの攻防シーンが、1番楽しかったです。
主人公を演じているのはジョセフ・ゴードン=レヴィットですよ。
ゴードン=レヴィットは、何を演じても様になりますね。
今回も、自転車とヘルメットがお似合い。
競輪選手みたいな味わい。
その太ももで、何億も稼いでるっぽい味わい!
敵の刑事役はマイケル・シャノンでした。
若干、演技に手抜き感。
今回の役は気軽に演じているっぽかっです。
その他の出演者はジェイミー・チャンとか、テレビ役者とか。
作品中、最も愛すべき存在でいなきゃいけない、ジェイミー・チャンの息子が、なんかちょっとブサイクだった〜。
ブサッ子だった〜!
愛したいのに、愛しづらいお子様でした。