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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「あなたを抱きしめる日まで」★★★

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Philomena.gif
実話がベースの作品です。
強引に引き離されてしまった息子を、50年ぶりに母親が探してますよ。

昔は10代のギャルだった母親も、50年経っているってことで婆ちゃん化。

順当にババ化!

それはジュディ・デンチが演じているのですが。
カワイイというか、何というか…。

すっとぼけとるな〜!

おとぼけさ!!

おしゃべり止まんないし、時々いいボケなさるし。

髪型も、見事なオバハン・パーマがあてられとるしグルングルン、グルングルン!

まーよくいるタイプのオバちゃんなのですがね〜。
ビックリしたのは、突然シモネタを発したシーン…。

突然かましたわい!

内容はキワドすぎて詳しく言えないのですが。

まーアレですよ。

婆ちゃんが昔、男に抱かれたときの話!

現場の詳細!!

そんなシモネタを聞いたボクちゃん、「アワワワワ…」となりました。

心で「婆ちゃん、そんな話はよしとくれ!よしてけろ!!と叫んだわい!! 

シモネタを言うことに、何の抵抗もなくなっているオバちゃん。

ムカつく奴を見たときは「ウ●コ投げたろかいな!」と悪態つくし〜。

とうの立ち方がご立派!

恥らわんの!!

というわけで、オバちゃんには、飾り気のない「キャラ付け」がされておりました。
いい感じにお客の心を掴んでいると思います。

そんな憎めないキャラのオバちゃんに、次から次へと厳しい現実がおそう展開。

ああ、オバちゃんがかわいそう。

オバちゃんミゼラブル!

やっぱ実話は甘くはないわな。

にげぇわな、龍角散みたいに!

最後まで観終わると、普通に感動するのですが。

同時に「へ〜、こんな話が本当にあるんだ〜」と不思議な気持ちになりました。

適度に意外な話。
実話って面白いものですね。

オバちゃんと息子を引き離したのは、修道院のシスター連中。

これがまた、性悪なシスターばかりでこわい!

ボクちゃん、絶対に修道院には入んない!!(←心配せずとも入れてくれません)

もし入るとしたら…アホアホ修道院か、絶対に笑ってはいけない修道院がいいです。(←実在しませんか)

思いっきりキリスト教がフィーチャーされているところも特徴でした。

シスターたちは信仰が厚すぎて、自分たちが子どもを奪い取ることに罪悪感ナシ。

「10代で、男に抱かれる女が悪いから。ワテら全然悪くない。フンですよ!

オバちゃんも信仰が厚すぎて、子どもを奪われたのに誰も恨まないし、訴えもしない。
許すことが信仰。

お許しババア!

それはそれで美しいのですが…。
個人的にはイラッとしました。

悪いシスターなんて、ビンタすりゃいいのにさ〜!

そんで四の字固め!!

…そんな感じで〜、宗教は毒にも薬にもなるんだな〜、と思いました。

背中合わせでしたわい、ポイズン&メディスンが。



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