
近年のロバート・デ・ニーロさん…。
「出演作品選び」が荒いわな!
出演作の数も多い。
選んでない!
「キラー・エリート」では、ジェイソン・ステイサムの相棒まで演じなすっておいででした。
あの大物デ・ニーロさんが「ジェイソン・ステイサムの相棒落ち」ですよ!
しかし、あの映画はあの映画でオモロかったし〜。
出演作を選んでなさそうに見えて、見どころのある作品が多いんですよね〜。
数撃ちゃ当たるもんだわな!
そんなデ・ニーロさん。
今回はジョン・トラヴォルタと共演しとります。
劇中は、ほぼ2人しか出てきません。
まさかの、トラヴォルタとの2人芝居。
「トラヴォルタとの2人芝居落ち」ですよ!
しかし、これが意外にもオモロかったです。
トラヴォルタが、すんごく演技をがんばっていて感心〜。
元・アメリカ軍人役のデ・ニーロさんに、元・セルビア人兵士役のトラヴォルタが復讐するお話です。
2人っきりで、お山で追っかけっこ!
2人の武器は、主に弓。
射り合うんですよ!
お山で狩る動物はキジじゃないんです。
デ・ニーロを狩んの!
ときどき体に矢が刺さって大変。
刺さるのも痛いけど、抜くのも痛い…。
痛いシーンのオンパレード。
これは結構な痛ムービー!
ケガしたときは、何やら植物の葉をもんで、傷口に当ててました。
よもぎでしょうか?
そのシーンを観たとき、ふと「よもぎ餅が食べたい」と思いました。(←小腹がすく時間だったので)
敵の傷口を、さらに痛めつけるために使用したのは…。
レモンのお汁!
レモンを搾りながら脅すんですよ「傷口に、レモンのお汁をかけたろか!」と。
ギュッ、ギュッと搾りながら「しみるぞ!」と!!
一見すると、生搾りレモンサワーを作っているような光景。
これは、親近感のある恐怖でした。
かぼすの汁が目に一滴入っただけで激痛ですからな!(←お鍋のときだわな)
ついにレモンのお汁が傷口ににかけられたときは、観ているボクちゃんも痛いやら。
すっぺぇやら。
痛すっぺぇやら!
柑橘地獄ですな!!
いや〜レモンて凶器になるもんですね。
もはやフルーツ・ウエポン!
一家に1本常備しとくといいかもね、ポッカのレモン100!
嫁は夫婦ゲンカのときに、旦那の目を狙って2~3滴かけてやればいいもんね!!
デ・ニーロとトラヴォルタの対決は二転三転。
優勢でも、ちょっと油断しただけで形勢逆転。
両者とも悪人じゃないし、ケンカの理由は悲しい過去。
戦争の構図を表現しているところが見事です。
ピンチのデ・ニーロが繰り出した技がスゴかった〜。
なんと、死んだふり!
まるで「ヒグマに出会ったとき」みたいに!!
ふいを付かれたトラヴォルタに対し、「生きとるわい、バーカ」みたいな態度のデ・ニーロ。
子どものケンカみたいでした。