Quantcast
Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
Viewing all 1225 articles
Browse latest View live

「ハクソー・リッジ」★★★☆

$
0
0

HacksawRidge.gif

メル・ギブソン監督作ということで。

かなりの野心作だと思い、身構え、覚悟を決めて客席で待っていたのですが「まな板の鯉」みたいに!

観てみたら、思ったよりも優等生な出来映え~。

いかにもアメリカ的な感動作に仕上がっていたと思います。

これは喜びますよアカデミー賞の審査員も!

時代は第2次世界大戦ということで、戦闘シーンはすさまじかった~。

普通はここまで過激にやんない。

普通は誰かが止めますよ「アンタやりすぎ」と。

頭、ハタかれますよ!

ここまでグチャグチャにして見せたのは、さすがメル・ギブソンというところでしょうか。

誰もメルギブには文句は言えなさそうですしね、殴られそうで!

しかし、それでいいと思いました。

敬虔なキリスト教徒デズモンドが「人は殺さない」という信念のもと、戦地では衛生兵として多くの兵士を救出した、という実話を元にした脚本になっております。

信念を持つことが個性的に見えすぎたのでしょう。

訓練所にて、デズモンドの存在は浮いていた。

ヘンな子扱いですよ能年玲奈ちゃんみたいに!

・・・そんな場面がかわいそうでした。

同時に「人を殺すより、殺さない方が罰せられる」という矛盾もあぶりだされて、反戦メッセージもいい感じ。

そんなゴタゴタした中で、デズモンドが衛生兵になれたことが奇跡にも思えます。

なんとなく数奇~。

ミラクル兵士〜!

戦地でデズモンドが人を救助する場面も、神様とお話しながらの作業。

このお話、全体的にちょっと神ってる!

キリスト様がいらしてんの!!

戦う相手は日本軍。

劇中でデズモンドは、日本兵も助けたことになってますが、本当かな?

ホラ吹いてんじゃ?!

いや、「実話」って言ってるんだから本当なのでしょう。

だとしたら、戦争中、しかも戦地でそれが出来たって、すごいことだと思いました。

人助けに国境も敵味方もない、っていうことで。

戦争映画でありながら宗教色が強いところが特徴だと思います。

思想ひとつで殺し合いが無くなる、っていう点。

思想で戦争も無くなるのでは?・・・という問いかけも素晴らしいです。

気の持ちようなんですよ!

宗教とは関係なく、一体「殺すこと」や「戦争」の根本って何なのだろう、と考えてしまいました。

デズモンド役を演じているのはアンドリュー・ガーフィールドですけども。

「沈黙-サイレンス-」と「ハクソー・リッジ」の2作に連続主演って、心理的にも相当キツそう~。

どっちも敬虔なキリスト教徒で、どっちも日本人から痛い目に遭わされてる役ですし。

アンドリュー、アンタ絶対、日本が大嫌いになったと思う~!

見るのもイヤでしょうよ、ツリ目のアジア人の顔なんて!!

どうにか日本を好きなってほしいヒュー・ジャックマンみたいに!・・・と思いました。

訓練所にて、デズモンドに対して「辞めちまえ、役立たず」みたいな嫌味を言っていた上官役がサム・ワーシントンなのですが。

終盤では、さすがにデズモンドに謝っておりましたな。

サム・ワーシントンが謝ることによって、物語もスッとまとまったように感じました。

よく効いてましたよ「謝罪ジメ」!

しかし、謝り方が「メンゴ」程度て!!

ちょっと甘いと思う~。

土下座謝罪会見でもしてほしかったです。



Hacksaw Ridge [Blu-ray]

Hacksaw Ridge [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Lionsgate
  • メディア: Blu-ray

PR: 旅行予約サイト選びのチェックポイント-政府広報

$
0
0
キャンセルや申込内容に関するトラブルが!失敗しないために、ココを確認!

星野源さんも観てる!「ージェント・オブ・シールド」シーズン3を観終わった、オモローイ。シーズン5も製作決定。

$
0
0

いや〜、Dlifeで放送された「マーベル エージェント・オブ・シールド」シーズン3な〜。
相変わらず、世界観もアクションも派手で楽しかったです。
エージェント・オブ・シールド シーズン3 COMPLETE BOX [Blu-ray]

エージェント・オブ・シールド シーズン3 COMPLETE BOX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: Blu-ray
こちらのお写真がシーズン3の出演者。↓
a1.jpg
こちらは拡大写真。
ありゃま、メイとシモンズの服がカブリ気味〜。↓
a2.jpg
*Dlifeでの番組情報はこちら。↓
まずはシーズン3で悪役の1人を演じていたパワーズ・ブース。
今年の5月に亡くなったんですね。
自然死だそうです、ご冥福をお祈りいたします。
劇中、パワーズ・ブースの娘役は、なんとドラマ「ワン・トゥリー・ヒル」のヘイリー役の子でした。
ルビー・モレノじゃありませんから!↓
a3.jpg
シーズン3の途中で、ボビーとハンターがまさかの降板〜!
劇中、パブで2人の卒業式みたいな儀式が行われて、泣きそうになりました。
2人とも好きなキャラだったから残念ですけども。
死んで降板したわけじゃないので、いつか復活してほしいです。
状態は「リサイクル待ち」ですよ!↓
a4.jpg
シーズン毎にガラッとジョブチェンジして出てくるのが、ウォードですよ。。
シーズン3では、こんな感じに。
どういうわけか、シーズン4にも出るみたいです。↓
a9.jpg
特殊メイク・キャラも出てきましたけども。
どことなく、その姿は昔話っぽいフンイキでした。↓
a5.jpg
シモンズが異世界に閉じ込められたエピソードが、すごく良かったです。
異世界で数十日も過ごすうちに、孤独すぎて、出会った男に抱かれてしまう場面が最高〜。
人肌恋しかったんですよ!↓
a6.jpg
ネットで見た情報では。
なんと、星野源さんも「エージェント・オブ・シールド」を観ているとのことで。
なんでもデイジー役のクロエ・ベネットがお気に入りらしいですよ。
分かる気がします。
自身のラジオ番組「オールナイトニッポン」にクロエ・ベネットが出演した、という情報もありましたが、真偽は不明です。
こちらのお写真はクロエ・ベネットと、コールソン役のクラーク・グレッグですけども。
いっつもふざけ合っていて、仲が良さそうなんですよね〜。↓
a8.jpg
腹を突き出し合ったり。↓
a7.jpg
時には、尻を突き出し合ったりしております。
2人が、尻を合わせてる写真って時々見かけるのですが、ありゃあ何?
あいさつ?
そして、シモンズ役のエリザベス・ヘンストリッジが、クラーク・グレッグに触られるのをイヤがっている写真も、時々見かけるんですよね〜。
不思議な団体さんです。↓

a10.jpg


「オクジャ/okja」★★★

$
0
0

okja.gif

Netflixで配信中の、CG製の生き物が出てくる映画なのですが。

なんと監督はポン・ジュノですよ、ポン・ジュノ。

ポンジュースじゃありませんから!

大物監督も、配信限定ムービーを撮る時代なんですね~。

何でもネット、ネット、何でもアマゾン、アマゾンですな~!

で、どんだけハードな映画が出来上がるのかと思ったら。

とってもソフトでしたよ、ダブルソフト!(←パンかい)

まさかのハートウォーミング・テイストで、ほっこりと楽しめましたけども。

配信限定作品を手がけた監督は、たいてい「規制がないから、やりやすい」って言いますけどもね〜。

出来上がった作品は、たいていユルめ、というか~。

やっぱり大手映画会社のエラい人が「もっと過激にやらんかい。一般人が観たい映画はな、そんなんじゃないんだよ!」とか、指導や鞭撻がないと、監督の隠れた才能は伸びないのかな、と、ふと思いました。

ちょっと足りてないかもしんない、シゴキが!

劇中では、お山で暮らす韓国の女の子と、人工的に作られた家畜オクジャとの交流が描かれておりますけども。

お山での、女の子とオクジャの暮らしぶりは、なんとなく「トトロ」風味。

「となりのオクジャ」ですよ!

監督本人が、この作品のことを「女の子版・未来少年コナン」と言ってましたけども。

中盤以降のドタバタ・アクションは、言われてみれば、そんな感じ。

「家畜にも命がある」というテーマってことで。

感触は「ブタがいた教室」~!

女の子とオクジャとのツーショットは「REX 恐竜物語」みたいな趣き〜!!

お山での場面では、韓国人しか出てこないから、完全に韓国映画みたいなフンイキなのですが。

そこに突然、ジェイク・ギレンホールが入り込んでくるインパクトたるや。

「韓国」と「ギレンホール」の組み合わせが珍味~。

想定外のお味でした、カラシまんじゅうみたいな!

ギレンホールは、イカれた動物研究者役なんですよね~。

クレイジー・ムツゴロウなんですよ!

中場からは、ドラマ「ウォーキング・デッド」のグレン役でおなじみ、スティーヴン・ユァンや、個性派男優ポール・ダノも入ってきて賑やかに。

ドタバタ要員ですよ!

ポール・ダノは、何だか男前でした。

アンタ、家畜界の王子様~!!

敵役はティルダ・スウィントンで、信頼の安定感。

チョイ役で見た顔があると思ったら、なんとそれはリリ子でした!(←リリー・コリンズ)

ハリウッドでは主役を張れる子ですよ。

しかも大物の二世タレントですよ、梅宮アンナみたいな!

この、ハリウッドでは大切にされている人材のジェイク・ギレンホールやリリ子を、なんとも雑に扱ってしまう韓国監督がアッパレ。

ハリウッド作では見られない珍・人事でした。


AXN関連「リーサル・ウェポン」S1、「ペニー・ドレッドフル」S2、「DALLAS」S3、オモロかった。

$
0
0

いや~、AXNでいろいろな海外ドラマを観てますけどもね~。


まずは、メル・ギブソンが主演していた大ヒット映画「リーサル・ウェポン」のドラマ版を観ましたよ。

腐ったコンテンツを再生利用したんですよ、あっため直し!(←コンビニ弁当かい)


ドラマも同名タイトルで、主役の刑事2人組も、映画と同じ名前で登場~。

主人公リッグスは、見た目や振る舞いは、メル・ギブソン路線というよりジョニー・デップっぽ~い。

今ふうなアレンジなのでしょう。

r1.jpg


*AXNでの番組情報はこちら。↓



先日、シーズン1を観終わりましたけども。

結局は犯罪アクション・ドラマなのですが、人情味が厚いところが特徴でしょうか。

バカみたいなドラマに見えて、どういうわけか悲しいというか、いつも主人公が死にたがっていて、かわいそうなんですよね~。

こちらのお写真では、あまりかわいそうに見えませんが。↓

r2.jpg


*「海外ドラマBOARD」でも「リーサル・ウェポン」シーズン1について書かせてもらいました。

ぜひぜひご覧ください。(タイトルをクリック↓)







AXNミステリーではゴシック・ホラー「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」シーズン2を観終わってます。




まずは、エヴァ・グリーンが脱がなくなって残念~!

エヴァ・グリーンが演じる役もソフト路線に変更で、パワー半減。

この子は、おしとやかにしちゃいかーん!↓

r3.jpg


そのかわり、エヴァ・グリーンのライバル役のババアが大迫力~。↓

r4.jpg


観ながら「誰だい、このすごいババアは!?どこから来たババアだい!?」と思いました。↓

r5.jpg

r6.jpg


演じているのはヘレン・マックロリー。

この人、もっと評価されてもいいと思う実力の持ち主ですけども。

そのうち、ひょっこりとアカデミー賞とかにノミネートされそうな。

そんな演技力でした。↓

r7.jpg


ヘレン・マックロリーの実生活の夫は、なんとダミアン・ルイスなんですね!

年上の奥さんだったのでした!!↓

r8.jpg


*AXNミステリーでの番組情報はこちら。↓






最後に、「DALLAS/スキャンダラス・シティ」シーズン3(ファイナル・シーズン)も観終わってます。

油田が絡んだ、ビジネス系ドラマとして始まったはずですが。

シーズン3では、性的な表現が増えて楽しくなりました。


こちらはシーズン2のDVD。↓


【Amazon.co.jp限定】 DALLAS/ダラス スキャンダラス・シティ〈セカンド・シーズン〉(8枚組) [DVD]

【Amazon.co.jp限定】 DALLAS/ダラス スキャンダラス・シティ〈セカンド・シーズン〉(8枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD


劇中では、男女がハニートラップをかけ合っている・・・。

なんとも、小出恵介っぽいドラマでした!


そして、抱かれてる現場を写真や動画に撮られたりして、みんな、脇が甘かったです。

ボンヤリ抱かれていると、遠くから、望遠レンズをかまえたオッサンが覗いてっから!



*AXNでの番組情報はこちら。↓




一番、目立っていたキャラは、天使のような顔を持つ小悪魔美女エマですよ。↓

r9.jpg


この、すり寄っている子です、なすり付けてる子!↓

r10.jpg


定期的に、男を手玉に取っているエマ。

人の旦那を、赤水着で誘惑。

赤い水着のテンプテーションですよ!↓

r11.jpg


エマ役を演じたエマ・ベルは、雪山のリフトに取り残されるという冷凍系スリラー映画「フローズン」(2010年)でリフトに乗ってた子だったんですね~。


フローズン [DVD]

フローズン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2011/01/06
  • メディア: DVD

よく見たら、リフトの上には「ブレイクしそうで、ブレイクしなかった若手スター」が勢ぞろい!↓

r12.jpg


そのままフローズンしちゃったわな!!↓

r13.jpg



*「海外ドラマBOARD」でも「DALLAS/スキャンダラス・シティ」シーズン3について書かせてもらいました。

基本的に本記事と同じ内容ですが、相当、甘口な表現に言い換えています。

ぜひぜひご覧ください。(タイトルをクリック↓)


「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」★★★

$
0
0

PiratesoftheCaribbeanDeadmentellnotales.gif


夏休みにピッタンコ~!

海洋アドベンチャー・ロマン・シリーズの決定版。

お水がバシャバシャする映画の決定版ですよ!

劇中の大道具とか、いちいちカネがかかってました、まさに湯水のように!!

製作費が莫大な映画を観るのは、気持ちいいもんだわな。

とくに今回は、子気味の良い活劇が大量。

昔のパイレーツは、もっとユルい場面が多かったのですがね~。

これも、現代の短気な若者に合わせた仕様なのでしょうか〜。

主人公ジャック・スパロウ役ジョニー・デップの魅力は健在~。

あんなボロ着で、フラフラした演技をして色気を出せるってスゴイわな。

しかも「あの年で」ですよ!

近年のジョニデ主演作では、扮装の失敗例が増えてきてますけども。ジャック・スパロウ役だけは別。

アンタだけは別物ですよ、別注!

久々に「世界のジョニデ」の魅力を見せつけられた気分です。

敵役はハビエル・バルデムなのですが。

自身の代表作「ノーカントリー」以来のブサイク面で、観客を魅了~!

派手な特殊メイクとCGが施された姿をしていて、出てくるたびに「ブッサイクじゃのぅ~」と思いました。

基本的に~、あの人、ブサイクが映えるタイプなんだよね~!(←ホメ言葉)

ハビエルの設定は亡霊だから、常に黒髪がフワッと宙に浮いてんの。

それはもずく酢のような味わいでした!

近年のシリーズものって、完結させないのが主流。

有名コンテンツは「稼ぎ頭」ですからな、会社の!

役員が手放さんわい!!

そんな時代の波に乗り、次回へ続けるつもりでしょうか、旧シリーズに出ていたオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが、なんとも華麗に大復活~!

最近、俳優業がパッとしていなかった オーランド・ブルームには、名誉挽回に好都合な出演に。

製作サイドとオーランドの思惑が一致したわけですけども、お代官様と越後屋みたいに!

大作は敬遠していたキーラ・ナイトレイは、よく出たわな。

よっぽどエラい人に頼まれたのかな、目の前に札束積まれて!

しかしながら、2人の年齢が中途半端に高いため、今回は彼らの息子だというキャラクターが出てきて、若手要員として大活躍~。

息子の年齢は、見た感じ20代。オーランドとナイトレイの子にしては大きすぎませんか。

特大ですよ!

調べてみたら、息子役の男優とナイトレイの年の差は4つだった~!

カップルでもいい年齢差ですよ、抱いてもいいご関係~!!

60代のバルボッサにも子供がいるのですが。

そっちは、えっらい若い子で・・・。

バルボッサが45くらいで女性を抱いて出来た子でしょうか?!

がんばったわな、あの人も!

・・・というわけで、いい感じに時空がねじ曲がった世界観になっていたのですがね~。

オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが若くして、「スター・ウォーズ」におけるハリソン・フォードとキャリー・フィッシャーみたいな、特別な扱いになっていたのが感慨深かったです。

まるで雲上人でした!



Ost: Pirates of the Caribbean:

Ost: Pirates of the Caribbean:

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Walt Disney Records
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: CD

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」おもろかった。別シリーズでジョニデとトム・クルーズの共演もアリ?!

$
0
0
いや〜「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」。
楽しかったですけども。
主人公ジャック・スパロウ役のジョニー・デップな〜。
あの年で、あんなチャーミングな仕草が出来るってスゴいわな。
黙ってりゃあ、クールな男前なのにねぇ。↓
p2.jpg
こちらのお写真は、敵役ハビエル・バルデムとのツーショット。
こんな大人っていいよね!↓
p1.jpg
こちらのお写真はハビエル・バルデムの名場面。
はしゃいでんよ!↓
p3.jpg
シリーズ前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」にはペネロペ・クルスが出ていたということで。
こちらのお写真は前作でのジョニー・デップとペネロペ。
今思えば、ずいぶん大人のエンタメ作品でしたな。↓
p4.jpg
これでハビエル・バルデムとペネロペ・クルスが、夫妻そろって「パイレーツ」シリーズに参入〜。
こちらのお写真は、U2のライブに来たときの夫妻。
いろいろな役を演じてきた2人、さすが仮装も様になってます。↓
p5.jpg
こちらのお写真は、ビーチでの夫妻。
ペネロペの「島一番の美女」感が素晴らしい〜。↓
p6.jpg
そんな「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズですけども。
続編があるのか、無いのかは、未定とのことですが。
なんか、そのうち、また作る気がしますけども。
キーラ・ナイトレイの気分次第、という感じでしょうか。
ジョニー・デップの次回作は、本国で2017年公開予定の「オリエント急行殺人事件」。
その後は、「The Invisible Man」(原題)に主演ですよ。
昔の映画「透明人間」のリメイクですけども。
ユニバーサルが仕掛ける、クラシック・モンスター版「アベンジャーズ」という趣きのプロジェクト「ダーク・ユニバース」の一つですけどもね〜。
トム・クルーズ主演「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」も、「ダーク・ユニバース」の一つ。
その後、「魔人ドラキュラ」「フランケンシュタインの花嫁」「狼男」なども続々とリメイクされて、それぞれの作品の世界観が統一されるという計画らしいです。
誰かが、そういう商売を思いついたんでしょうな!
これを踏まえると。
そのうち、「ダーク・ユニバース」内で、ジョニー・デップとトム・クルーズの共演もアリかも〜。
こちらのお写真は、ジェリー・ブラッカイマーのイベントに参列した時のジョニー・デップとトム・クルーズ。
2人が同一画面に納まっている貴重なお写真〜。
豪華さがハンパないです。↓
p7.jpg
こうして見ると、持ち味が全く違う2人。
水と油だわな!↓
p8.jpg
ジョニー・デップや、トム・クルーズ、ブラッド・ピットやキアヌ・リーヴスなど、50歳を越えたスターって共演NGかと思っていたのですが、食い合うし!
(トムとブラピは大昔に共演済みですが)
もしかしたら数年後に「ダーク・ユニバース」で、禁断の「50歳越えスター」共演シーンが見れるかも〜。
長生きして待ちたいと思います。
p9.jpg

「ジョン・ウィック:チャプター2」★★★

$
0
0

JohnWickChapter2.gif


元・殺し屋ジョン・ウィックのお宅がオシャレ。

「いいよね、アンタんち。いっぺんお便所、貸してほしいと思いながら観ていたのですが。

劇中で、あのステキなお宅が荒らされて残念でした。

今後、建て直したときには、ジョン・ウィックに屋根の上に上がってもらい、「餅投げ」をしてほしいわな拾いに行くからさ~!

シリーズ前作で、飼い犬は死んでしまったジョン・ウィックですが。

今回の続編では、別のワンコが相棒化。

お変わりないよ、愛犬路線!

これはジョン・ウィック、いけるんじゃない?「ペディグリーチャム」のCMも~!!

ワンコの名前は無いそうなので、ボクちゃんが勝手に命名ポチ」でどう?(←平凡すぎますか)

ワンコは、ホテルのロビーで大人しく主人を待っていたりして、とってもかわいかったです。

シリーズ前作とのカブリを避けるために、もうワンコが死ぬことはないでしょう。

これからはワンコ安泰~、生類憐れみの映画~!

劇中には殺し屋組合みたいな団体が存在し、事務所兼ホテルの内装が1970年代風。

古臭いところが現実離れしていて楽しいです。

団体には「決まり」があんの、校則みたいな!

規則を破ると大変なことになる・・・みたいな設定も、話が膨らみやすくてオモロイと思いました。

団体に登録している殺し屋が大量でビックリだわな。

道を歩いていたら殺し屋がゴロゴロ。

野良猫より多いわい!

今、人気の副業、それは「殺し屋」なのかもよ!

今回、やってることはシリーズ前作と、あんまりお変わりございません。

ジョン・ウィックがムカつく相手をやっつけるお話。

またしてもキレ芸!

監督は、シリーズ前作から引き続き、スタント担当からのし上がったチャド・スタエルスキということで。

アクション・シーンの演出には時間もかかっているし、スタントマンの気合いも十分で、素晴らしい出来。

緻密に動きが計算されている「凶暴な舞」という感じで、本編を支えている最大の特長になっておりました。

アクションするロケーションやシチュエーションもバラエティ豊富~。

階段落ちまでやってましたから、「蒲田行進曲」的な!

しかしジョン・ウィックはしぶといわな。

何度か、思いっきり車に跳ねられてましたけど、それでもピンピン!

50過ぎて、たいしたもん!!

そんな感じで~。アクションシーンはキレキレで最高なのですけども。

その他の会話シーンとかが、どういうわけか、えっらい退屈。

間が長くて寝そうになる・・・。

まるで会議!

激しい温度差に翻弄されっぱなしでした。



John Wick: Chapter 2 [Blu-ray] [Import]

John Wick: Chapter 2 [Blu-ray] [Import]

  • 出版社/メーカー: Summit Inc/Lionsgate
  • メディア: Blu-ray

「ジョン・ウィック:チャプター2」オモロかった。パート3もテレビシリーズも製作中~。

$
0
0

いや~「ジョン・ウィック:チャプター2」な~。

キアヌ・リーヴス、久々のヒットシリーズですけども。


John Wick: Chapter 2 [Blu-ray] [Import]

John Wick: Chapter 2 [Blu-ray] [Import]

  • 出版社/メーカー: Summit Inc/Lionsgate
  • メディア: Blu-ray

カンフーしながら銃で撃つ、という独自アクションが迫力満点〜。

キアヌ自身も、アクションを相当がんばってました。

こちらのお写真では、クネクネ・ダンスをしているように見えますけども。↓

k1.jpg


劇中で、殺し屋の1人を演じていたルビー・ローズがステキでした。

中性的な魅力だわな。

マンガのキャラクターみたい。↓

k2.jpg


ルビー・ローズって、実は売れっ子。

「トリプルX 再起動」や「バイオハザード ザ・ファイナル」にも出ていたんですね~。

言われてみれば、よくよく思い出してみれば出てました。

写真左が「トリプルX」、右が「バイオハザードですけども。

ま~見事に全ての役がカブっとるわな。↓

k3.jpg


映画「マトリックス」シリーズ以来、キアヌ・リーヴスとローレンス・フィッシュバーン

の共演も話題でしたけども。

フィッシュバーンは、あんまり活躍しなくて残念~。

キアヌは犬を飼ってましたけども、フィッシュバーンは鳩でした。

おじさんたち、みんな動物に癒やされてんの!↓

k4.jpg


こちらのお写真は、プレミア会場でのお写真。

同じく「マトリックス」に出演していたキャリー=アン・モスも来たーっ。↓

k5.jpg


製作中の第3作「ジョン・ウィック:チャプター3」には、もしかしてキャリー=アン・モスも出てくるんじゃないの~?!

そうなったら、うれしいな。

もう「マトリックス」出演者たちにとっての「エクスペンタブルズ」みたいな映画にしちゃえばいいんだよ~!!↓

k6.jpg


「ジョン・ウィック」のスピンオフ・ドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル」(原題)も撮影中とのこと。

ドラマでの舞台は、暗殺者が集まる「コンチネンタル・ホテル」らしいですよ。

ドラマも楽しみです。


ところで。

キアヌの出演待機作リストの中に、1990年代にヒットしたコメディ「ビルとテッド」シリーズの新作が入ってるんだけど、ホントかな?!

そういう「おバカ路線」、必要なんですか、キアヌ?!

またバカに戻っていいんですか、キアヌ!!

こちらのお写真のキアヌは、いたずらっ子みたい。↓

k7.jpg


男前で大スターで大金持ちにもかかわらず、おおらかだし、性格も優しいキアヌ。

もはや「奇跡の人」ですよ!

こちらのお写真を見て、またしてもノックアウトされました。

これからも応援すっから!↓

k8.jpg

「ライフ」★★★☆

$
0
0
life.gif

ジャンルや、物語の構成は「エイリアン」なのですけども。

感覚がイマドキ。

流行感があるんですよ、トレンディ!

主な舞台は宇宙ステーション内ですけども、無重力感を全面に打ち出してきたわな。

ふんわりしとる、み~んな浮ついてんの!

なかなか、ここまでフワフワした「エイリアンもの」は無いですよ。

革新的な映像技術を見せ付けた映画「ゼロ・グラビティ」以降の世代の「エイリアン」、という感じで、見た目が新しかったです。


悪役の宇宙生物は、元は火星から採取した細胞だったんですよね~。

単細胞ですよ!

そんなところも、なんとうか~、よくわかんないけど、現実的な宇宙計画っぽいというか~。

NASA的な?

あっちのお国的な?・・・そんな印象を受けました。

宇宙生物のデザインは、目・鼻・口があるわけじゃないんですよね~。

海の生物みたいヒトデとかナマコとか、そんな感じ。

磯の香りがしてきそうなんですよ!

タコ状に成長した生物が、人の体にまとわりつく場面は気色悪かったです。

はがしても、はがしても巻きついてくるんですよ。

なかなかしつこいお方でした、松居一代さん並みに!

そんな宇宙生物ですけども。

大好物の酸素に食いつく姿は、どこかカワイイ~。

カルカンに食いつく猫ちゃんと変わりありませんでした!

そんな作品なのですが、豪華な出演者が集まりましたよ。

ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、そして真田広之さんですよ。

彼らの演技には、B級役者には出せない高級感が漂っておりました。

ジェイク・ギレンホールは、お得意の泣き顔もキマった~。

この人、ついに宇宙でも泣いたわな!

宇宙生物に次々と殺されていくメンバーなのですが。

はたして、日本代表の真田広之さんは生き残れるか?!

やっぱりアジア人だからダメなのか?!・・・まずはその展開が気になりました。

結局~、将来性の薄い役者さんから死んでいった、という解釈でいいのかな?

次に気になったのは。真田広之さんの役に子が生まれたという場面。

「真田さん、50半ばで子作りかい」と思いましたけども。

もしかしたら、今回の真田さんはアラフォーくらいの役だったのかもしれません、若く見えるからねアジア人は。

さらに子が生まれる際に、真田広之さんの嫁役を演じた女優さんがチラッと姿を見せるのですが。

なんだか冴えない嫁~。

ああ真田さん、そんな嫁を抱いたんか?!

きっと、嫁の荒れた姿は「お産で疲れ果てている。全てを出し切った後」という役作りだったのでしょうね。



Life

Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Milan Records
  • 発売日: 2017/05/05
  • メディア: CD

「メアリと魔女の花」★★★

$
0
0

meari.gif


このアニメ、すんごいヨ!

一時的に魔女になった少女メアリが繰り広げる、ちょっとしたファンタジー・アドベンチャー映画なのですが。

なかなか楽しい作品なのですがね~。

宮崎駿さんが手がけた、俗に言う「宮崎アニメ」にそっっっっっっくり!

あの爺さんにそっっっっっっくり!!

それも「千と千尋の神隠し」以降の、ヨボった「宮崎アニメ」じゃありません。

「魔女の宅急便」あたりの頃、駿さんの演出が冴え渡っていた黄金期の頃の「宮崎アニメ」。

爺さんが一番良かった頃ですよ!

そんな「宮崎アニメ」黄金期のエッセンスを抽出し、再構成して現代に蘇らせた禁断の作品…。

まさに魔法を使ったような出来映え!

お話が始まってからというもの、「宮崎アニメ」で見たことあるような、ないような、そんなキャラクターが続々と出てきますよ。

ヒロインのメアリがずっこけて「イテテテ~」なんていう場面すらも、どっかで見たことあるような、ないような。

脇役が笑ったり泣いたり、感情的な動作と環境も、「宮崎アニメ」のフォーマットを踏襲。

メアリが、ほうきに股がる姿や仕草、猫ちゃんの存在感などは「魔女の宅急便」から。

「夜間飛行」という名の不思議アイテム、決戦の舞台となるエンドア大学のデザインは「天空の城ラピュタ」をほうふつ。

その他のシチュエーションも、「宮崎アニメ」にありがちな百景。

オマージュにも程がある量~!

もはや「宮崎アニメ」あるある状態ですよ!!

ラストシーンからエピローグ映像に突入、主題歌が入るタイミングまで、完全に「宮崎アニメ」。

なんだかもう、感心しすぎて拍手したくなりました。

聖子ちゃんのモノマネをするまねだ聖子さんの芸が素晴らしくて、拍手をしたくなる気分と同じですよ!

モノマネ芸人への賞賛とおんなじ!!

これ、外人が観たら「宮崎アニメ」だと勘違いするんじゃ?

ダマせると思う~、アメリカ人を!(←アメリカ人に失礼)

米林宏昌監督の演出ついて、とりたててズバ抜けた個性やセンスを感じたことはなかったのですが。

ここまで「宮崎アニメ」っぽい作品が作れるのも才能だと思います。

「リミックスの天才」とでも言いましょうか。

もしかしたら製作サイドから「宮崎アニメっぽいものを」との指示があったのかもしれませんが。

もしそうなら、100点満点の仕事ぶり。

それに、これって宮崎駿さん公認なんでしょ?!

こういうことを堂々とやれる場所があり、売り出す環境があるのは、米林宏昌監督にとっては、幸せなことだと思います。

もうこのまんまで行ってほしい、こういう芸風で!

まーね、「宮崎アニメ」にそっくりとは言え、駿さん特有の持ち味である、力学を感じる飛行演出、工学を感じるミリタリー・センスとオタク感、物語の壮絶感、凶暴性や男心をくすぐるカッコよさは、一切ない。

アクはナーイ!

なんとも甘口で、かろやかで、なんだかディズニーアニメっぽいノリも感じました。

日本人の観客はアニメを観る目が肥えていて、相当の野心作を見せつけないと認めてくれませんけども。

外人客には、これくらいの塩梅で良いのかも。

あと、赤毛の魔女が、お姉さんぽくて、めちゃめちゃカワイかったです。

ブーツをはいてるのが良いんだよね~。

「借りぐらしのアリエッティ」とかもそうでしたけども。

米林宏昌監督の好きなところは、女子にブーツをコーディネイトできるところです。

そんな赤毛の魔女が、年をとった姿も出てくるのですが。

それは色気へったくれもナーイ!

一番せつない場面でした。



メアリと魔女の花 オリジナル・サウンドトラック

メアリと魔女の花 オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2017/07/05
  • メディア: CD

FOX「Empire 成功の代償」シーズン3を観終わってます。まさか!ルーマー・ウィリスが大役を得て輝いた。

$
0
0

いや〜、FOXで放送された「Empire 成功の代償」シーズン3な〜。

ヒップホップの音楽界を舞台にした、ゴージャス感あふれるドラマですけども。

とっても楽しかったです。


Empire: Season 3 [DVD] [Import]

Empire: Season 3 [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: 20th Century Fox
  • メディア: DVD


シーズン2で、若干、作風が落ち着いたかな、と思ったけれど。

シーズン3では、やっぱりソコソコ派手になり、持ち直してよかった〜。


*FOXでの番組情報はこちら。↓




ジャマルは、シーズン3で髪を伸ばしたらオーラが半減したわな。

アンタ、丸坊主の方がいいよ。

今すぐ刈りなよ、バリカンで!

*写真、右がジャマル。↓

e1.jpg


クッキーさんは、相変わらずファッションがすごいことになっていて、ついつい見とれてしまいます。

ホントにおもしろーい。

こちらの扮装は、一体どんなコンセプトなのでしょうか?!↓

e2.jpg


こちらも普段着です。↓

e3.jpg


こちらもお高そう〜。↓

e4.jpg


こちらのお洋服は、おなかの部分がアクセントになっております。↓

e5.jpg


拡大図。↓

e6.jpg


チラッとゲストとして出てきたのはガショ子!(←ジーナ・ガーション)

ガショ子って、ドラマの中ではカネ持ち役が多いわな。

カネを持ってそうな顔をしてるのでしょう。↓

e7.jpg


その他のゲストの中で。

最もグッときたのは、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘、ルーマー・ウィリスですよ。

シンガーソングライターという大役を得て、これまでの女優人生の中で最も輝いておりました。

劇中で、大熱唱してましたから。

ああ、あのパッとしなかった子が、ついにここまで来たわい!

*写真、右が「Empire 成功の代償」出演時、左がパッとしなかった頃。↓

e8.jpg


ルーマー・ウィリスって、昨年後半から「妙にキレイになった」と評判でしたけども。

これってつまり。

「Empire 成功の代償」への出演が決まり、それを芸能生活での転機と認識し、決意の整形を決行したのでは?!

決意の「エラ削り」ですよ!

だとしたら、それでステップアップ大成功〜。

ルーマー・ウィリスの成功は、「エラ削り」という代償を払ったんですよ!


ドラマの劇中では、お色気シーンも果敢に挑戦。

そりゃあアンタ、これでもデミ・ムーアの娘ですから。

お色気も難なく出せますけども。


風呂場で魅せた笑顔はブルース・ウィリス似。

おじさんっぽかったのが残念でした〜。↓

e9.jpg



*「海外ドラマBOARD」でも「Empire 成功の代償」について書かせてもらいました。

ぜひぜひご覧ください。(タイトルをクリック↓)




「銀魂」★★★

$
0
0
gintama.gif

テレビアニメ版はよく観ておりました。

楽しいんですよね~、発想も表現も自由で。

ノビノビしすぎてるんですよ、夏休みの学生みたいに!

版権侵害ギャグとか、批判を恐れずに何でもやっちゃうところも好きです。

宇宙人が出てくるハチャメチャ・コメディ時代劇でありながら、派手な立ち回りや、熱い心もあるのも魅力〜。

そんな「銀魂」が、まさかの実写映画化ということで。

広げてしまったわな、ビジネスのすそ野。

欲を出したわな、企業!

おかしな生き物がたくさん出てくるし~、映像を仕上げるのは、とっても難しいと思うのですが。

観てみたら、なんとなく、ちゃんと「銀魂」の世界になっていて感心~。

着ぐるみ等を使って、チープさを逆手にとって、味にしてるんですよね~。

あえての「安さ」ですよ、爆安!

巨大な犬「定春」は着ぐるみではなくCGキャラにしちゃったネ。

その部分は浮いていたけれど、まー仕方ないわな。

他にやりようの無い子だしさ〜!

他に行き場の無い子なんですよ!!

スタッフも出演者も、いろいろ考えて、よくがんばってるな~と思いました。

監督・脚本は、ドラマ「勇者ヨシヒコ」などの福田雄一さんなんですよね~。

この実写化は福田さんが手がけたから、形になったんですよね~。

どんなふうに演出しても許せてしまうんですよね~、作風自体がゆる~い自虐だから。

開き直ってっから!

SFやコメディ・マンガの実写化って、マジメに取り組むと失敗する気がすんの。

カッコつけてやると、ダサく仕上がんの!

福田くらいの、斜に構えた態度で、深夜に放送されているドラマのクオリティを目指すくらいが、ちょうどいいのかもしれません。

今回は、福田ファミリーである佐藤二朗さん、ムロツヨシさん、安田顕さんが、脇役として福田さんの世界を完璧に補完。

ゆる芸・御三家ですよ!

あの3人が出てくると、どうしてもニヤニヤしてしまう。

たまらん!

頼りになる3人だわな、あんなにゆるいのに!!

マンガのセリフを、そのまんま実写に乗っけると、とっても不自然になるはずなのですが。

今回のキャストは、セリフ回しもよく研究しているようで、様になっていてビックリ。

実写化するには、髪色ピンクでチャイナ服、中華っぽい日本語を使うという、難易度の高すぎるキャラクター、神楽を演じている橋本環奈ちゃんもホントよくがんばってる。

合格ですよ、コスプレ女王!

写真撮らせてほしい〜、生写真を〜!!

演じてくれてありがとう~。

志村妙役の長澤まさみちゃんは、コスプレ度数は少ないけれど怪演。

演技の幅を出し、プロ根性を見せつけておりました。

ああ、これが、まさみクオリティ!

銀時役が小栗旬くんていうのは、なんだかイメージと違うのですけども。

それでも小栗。

腐っても旬!

なんとなく、演技力と身長でカバー。

演技のツボを押さえている、というか~、銀時のカッコよさを表現しようとしているのが伝わってきて、うれしかったです。

旬は、実写化には慣れてるからね。

実写化の「さばき慣れ」ですよ!

ちょっと、しゃくれた銀時になっちゃいましたけども~。


実写版 映画『銀魂』 オリジナル・サウンドトラック

実写版 映画『銀魂』 オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MUSIC ILLUMINATED Co., Ltd.
  • 発売日: 2017/07/12
  • メディア: CD

「忍びの国」★★★☆

$
0
0
shinobinokuni.gif

何の期待もせずに客席に座ったのですがね~、低い血圧で!

本編が始まって驚いた。

とっても良い~。

お話が良い~。

ぐいぐいストーリーに引きつけられてしまいました、お砂糖に引き寄せられるアリンコみたいに!

ヒアリみたいに!!

物語の舞台は戦国時代。

織田信長の次男と伊賀忍者が戦う、時代劇アクション・エンターテイメント作品になっておりますけども。

まずは、いちいち安いセットが目について困りました。

なんだか、そのへんのホームセンターで買ったベニヤ板で、適当に作ったかのような大道具の数々・・・。

まるでDIYですよ!

そして、登場人物のカツラと地肌の境目が見えてしまってるのですが・・・。

クッキリ出てるんですよ、白ズボンを穿いた女性の尻に、下着の線がクッキリ出てしまっているかのように!

ああ、白ズホンを穿くときは気をつけて!!

・・・と、そこらへんだけは残念でしたけども。

アクション演出、キャラ配置、演技、ストーリー構成など、他の部分は最高~。

主人公は、最強の忍者で名は「無門」。

普段は怠け者だけど、戦うと強い、っていう。

まるで「デッドプール」とか「スパイダーマン」とか、そんな、イマドキのスーパーヒーロー的な描き方。

無門が所属する「忍びの国」は、人でなしの集団。

銭儲けが第一で、人を殺しても何とも思わないという団体ですよ。

クレイジーガイズ!

無門は「正義の味方」ではないんですよね~。

主人公がダークヒーロー、という立ち位置が面白いです。

無門と戦う相手の方が、まだ人間的で応援したくなる、という。

戦いの描き方が、白黒ハッキリしていないし、兵士が得をすることもない、なんだかモヤッとしているところが素晴らしい。

なんだか「ダークナイト」シリーズとか、良いヒーロー映画を観ている感覚に陥りました。

人間関係が超・複雑なのに、スッと理解できてしまうという、マジカルな脚本は、「もしかしてボクちゃん、頭が良くなった?」と思うほどでした。

ええ、勘違いですけども!

後で調べたら、脚本は、原作本を書いた和田竜さんが担当してたんですね。

さすがの手腕でした。

劇中、忍者による「人を操る術」のようなものが出てきますけども。

それは「人に情報を与えて信じ込ませる」という、話術と心理学を足したような、現代ふうの解釈にしているのも面白いです。

まるで忍者の情報戦略ですよ、まるで電通!

人が術をかけられた結果、「流された情報だけを信じ、さらに流されるまま行動して人を傷つける」という行為に発展するんですよね~。

それがいかに愚かなことかを伝えてくる筋書き。

現代人の「ネット等からの情報だけを信じ、標的を見つけて中傷する」という行為への風刺ですよ。

「情報に惑わされるな。情報の意図を読み、真偽に気付け」というメッセージになっているところが、お見事すぎました。

それを伝えるためか、現代人の映像がボンヤリと挿入される場面も。

かぶせてくるんですよ、かぶせ茶みたいに!

「そこまでの表現、必要ですか」とも思いましたけど。

きっと、よっぽど、そのメッセージを強めたかったのでしょう。

言いたくて言いたくて仕方なかったのでしょう。

「心が叫びたがってるんだ。」ですよ!

敷居は低く、奥は深い作品に仕上がっておりました。

「SHERLOCK シャーロック」シーズン4を観終わった〜。これが完結編の可能性。まとまり良かった。

$
0
0

*ネタバレはありません。


いや〜、NHK BSプレミアムで放送された「SHERLOCK シャーロック」シーズン4な〜。


Sherlock: Series Four [Blu-ray] [Import]

Sherlock: Series Four [Blu-ray] [Import]

  • 出版社/メーカー: BBC Home Entertainment
  • メディア: Blu-ray



なんだかもう、凝りに凝ったトリッキーな脚本で…。

情報量も多いから、ついていくのも大変でしたけど。

相変わらず楽しかったです。


ごれだけ豪勢なドラマを、うちのテレビで観れるって幸せナリ〜。


こちらが基本の3人。

シャーロックとワトソンと、ワトソンの嫁と子。↓

h1.jpg


ワトソン役マーティン・フリーマンと、メアリー役アマンダ・アビントンは、私生活で別れたわな。

破局を知ったとき「マーティン・フリーマンに限って!」と思いました。

なんだか、優等生のイメージが付いてしまっているようです。

渡辺謙さんみたいなもんですよ!


シャーロックの子ども時代も描かれておりました。

「シャーロック役ベネディクト・カンバーバッチに似た子役なんて存在しない」と思ってましたけど。

まあ、似てる方なんじゃない?↓

h2.jpg


こちらは出演者他の集合写真。

エゲレス臭いお写真だわな。↓

h3.jpg


なんとこの「SHERLOCK シャーロック」。

次シーズンを作るかどうかは分からない、とのことで。

その理由は、主演2人の多忙なスケジュール。

次シーズンを作るヒマが無いんですよ!

今は2人ともハリウッド・スターですもんねぇ。


こちらのお写真でも勢いを感じます。

「ブレイクしたての芸人コンビ」みたいな空気ですな。↓

h4.jpg


毎日、睡眠時間が2時間なのでしょうか?!

こちらのお写真では壊れかかってますよ〜。↓

h5.jpg



*「海外ドラマBOARD」でも「シャーロック」について書かせてもらいました。

ネタバレがありますが、よかったらご覧ください。(タイトルをクリック↓)





「怪盗グルーのミニオン大脱走」★★★

$
0
0

DespicableMe3.gif


このCGアニメ・シリーズ。

笑福亭鶴瓶さんの吹き替えが、浮いていることおなじみですけども!

今さら鶴瓶さんを、降ろすに降ろせないことおなじみですけども!!

今回は、鶴瓶さんが声を担当しているグルーに、双子の兄弟ドルーがいることが判明。

グルーの兄弟がドルーというネーミング・・・。

きんさん、ぎんさんみたいなもんでしょうな!

双子の名前なんて、そんなもんですよ!!

本国版では、グルーもドルーも演技派のスティーヴ・カレルが演じているようなのですが。

日本語吹き替え版でのドルー役には生瀬勝久さんを抜擢。

さすがに「笑福亭鶴瓶さんに二役は無理だろう。一役ですらヒーヒー言ってるのにと踏んだのでしょう。

それで大正解~。

生瀬勝久さん、とってもがんばっておりました。

「グッジョブ勝久」ですよ!

作風は、ロボットやガジェットを用いたアクションがカッコよくて、明らかに「男児向け」なのですが。

一見「童貞オンリー」なのですが!

グルーの嫁の子育てエピソードや、娘たちのプチ冒険など、サブ・ネタを放り込んで、無理矢理にファミリー映画に仕立て上げております。

ムリクリですよ!

また、どういうわけか、ヘンな生き物ミニオンズのドタバタ騒動も入念に描かれていて・・・。

この作品の魅力って、そんな「ごった煮」みたいなところだと思う~。

土曜日のお昼に食べる、冷蔵庫の余ったお野菜を全部入れて作った「焼き飯」みたいな美味しさですよ。

ピクサー製「トイ・ストーリー」みたいな、素材を吟味した感、それによるパーフェクト感、優等生感は一切ない。

ストーリーは不安定だし、アラも多くてブサイク、センスもあんまり無いけれど、それでも何か楽しい、っていう仕上がりが奇跡だと思いました。

お子様が、粘土やブロックで遊ぶ感覚に近いのかもしれません。

ガキンチョ感覚ですよ!

こういう映画を作る大人がいるアメリカを、スゴイと思いました。

ミニオンズが歌って踊るところや、刑務所での不良演技が楽しかった~。

ミニオンズは、昔ながらのコメディをやれるキャラクターだと思いました。

チャップリンみたいなノリでしょうか。

黄色いチャップリンですよ!

各キャラクターの個別エピソードについては、全てのオチが弱いんですけど、アレでいいのかな。

例えば「娘のユニコーン探し」のオチは「見つかったのはユニコーンじゃなくて別の生き物」で終わりましたけど。

「その後、ユニコーンじゃない生き物は山に返した」とか、もう一押しあっても良い気がしましたけども。

きっとそんなこと、お子様客は気にしないんでしょうな。

むしろ、お子様客には、「エピローグ省略」くらいで、ちょうどいいのかも。

そんな後日談をいちいち気にするのは、ワテら年増だけだわな!

年金の額を心配してるくらいですからな!!


Despicable Me 3

Despicable Me 3

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: DESPICABLE ME 3
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: CD

「カーズ/クロスロード」★★★

$
0
0
cars3.gif

ピクサー製CGアニメ映画「カーズ」シリーズの第3作目ですけども。

人間不在、車がしゃべるという世界観がシュール。

車に付いちゃってますから、リアルな眼球!

ひんむいてんの、目ん玉を!!

2作目では、タイヤ走行だけで話を回すにはネタが切れたのか、お空を飛んだ車たち。

もはや「カーズ」じゃなくて「プレーンズ」でしたけども!

「さすがにやりすぎた」と反省したのか、今回、飛行シーンはありませんでした。

そのかわり、車たちがバンドを組んで楽器を演奏。

車がギターを弾いちゃったわい、メカのお手手を付けて!

そこのシーンだけは「カーズ」じゃなくて「ロボッツ」でした!!

バンドが演奏している場所は飲み屋さん。

数台の車がテーブルらしきものを囲んでおりましたが、何か飲むの?!

お酒の肴に、何かつまむの?

車だけに「車えび」とか?

・・・なんとも、奇妙な光景でしたけど、このシリーズは、そういうところが面白いんですよね~。

車のペインティングやステッカー、お店の看板などのデザインもカッコイイ。

ピクサー・アニメの中でも、グラフィック・センスはトップ・クラスだと思いました。

映画館の客席には、お子様客も数人いたのですが。

劇中で主人公のレーシングカー、マックィーンが事故を起こしたときは、お子様たちも息を飲み、思わず「マックィーン・・・」とつぶやいてました。

そんなお子様客が、かわいらしかったです。

すくすく育ちなお子様客、ススキヨモギみたいに!・・・と思いましたけども。

男児向けの題材にしては、今回のストーリーは渋すぎませんか?

アニメなのに、そのお味は番茶渋柿!

なんとマックィーンが引退を考えたり、後輩を育てたりするお話。

40~50代のお話じゃんか~!

オッサン話ですよ!!

悩む場面も多く、まるで最近の「ロッキー」シリーズみたいなテンションにビックリしました。

お子様客たち、キョトンとしてるんじゃ?

キョトンとして、ヨダレを垂らしているんじゃ?牛さんみたいに!

逆に言えば「人生の転機と老い」というテーマは、大人客を共感させるとは思います。

このあたり、批評家のウケまでも良くするプロデュースは、「さすがピクサー」と思いました。

もはや「老舗の味」。

お菓子に例えたらモナカ!

日本語吹き替え版を観たのですが。

鑑賞後に、ヒロインのラミレス役が松岡茉優ちゃんだと知ってビックリ。

上手いですよ、まるで声優さん。

声も大人っぽくて良かったです。

その他、パンツェッタ・ジローラモさんとか、良い役をもらってるし、すんごくハマってる。

ジローラモさんは「LEON」の表紙モデルの契約が終わったら、「カーズ」着ぐるみイベントの声優業だけで食べていけるかもよ!

老後までさ~!!



カーズ/クロスロード オリジナル・サウンドトラック

カーズ/クロスロード オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
  • 発売日: 2017/07/12
  • メディア: CD

NHK「ダウントン・アビー」シーズン6(ファイナル・シーズン)観終わった。うれしい楽しいフィナーレ。映画版も期待。

$
0
0

*ネタバレはありません。


いや〜、NHKで放送されていた「ダウントン・アビー」シーズン6(ファイナル・シーズン)な〜。

エゲレス貴族と使用人を描いたドラマですけども。


ダウントン・アビー ファイナル・シーズン ブルーレイBOX [Blu-ray]

ダウントン・アビー ファイナル・シーズン ブルーレイBOX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray


ついに全9話を観終わりましたよ。

シーズン6は、いつも以上に楽しかった〜。

基本的に幸せ気分。

ルンルンなんですよ!(←死語)


結婚相手を探していて、かつてはブサイクな男とも交際していたメアリーお嬢様ですが。

ファイナル・シーズンで、ついにイケメンと知り合った〜。

演じているのは、なんと、「デカ目」で有名な男優マシュー・グッドですよ。

ソコソコ有名なスターですよ!

メアリーお嬢様にふさわしいお相手だと思いました。↓

d1.jpg


マシュー・グッドは、私生活では2人の子持ち。

パートナーはSophie Dymokeという名の女性。(←読めない)

ええ〜っ、かわいいじゃんか〜。↓

d2.jpg


そんなメアリーお嬢様と共に、ダブルヒロインの座にのし上がったのが、まさかの地味っ子イーディスでした。

貴族の娘でありながら雑誌編集の仕事をこなす「働くシングルマザー」として描かれて、しかも男にまで愛されるという、おいしい役でした。

こちらのお写真は撮影現場。

セットや小道具のクオリティも見事です。↓

d3.jpg


使用人のベイツとアンナは、次々とトラブルが解決して、フィナーレに向けてラストスパート。

こちらのお写真では、奥の方にスタッフの姿が写ってますけども。

当たり前だけど、普通の人なんですねスタッフは。↓

d4.jpg


使用人のトーマスは、完全にカドが取れて善人化。

う〜ん、若干さみしいですな〜。

こちらのお写真にも、スタッフが写ってますが、やっぱり超・普通の人だわな。↓

d5.jpg


執事のカーソンさんと、家政婦長のヒューズさんは、主が留守の時に、こっそり赤ソファーに座りましたよ。

この赤ソファー、ボクちゃんも座ってみたーい。

存在感のあるソファーでしたな。↓

d6.jpg


そんな使用人たちには、それぞれ新しい人生を思わせるオチが付いて、話がスッキリまとまりました。↓

d7.jpg


こちらのお写真は、記念撮影を楽しむ出演者。↓

d8.jpg


「ダウントン・アビー」のテレビ・シリーズは、シーズン6で終了してしまいましたけども。

なんと、映画化の製作が進行中〜。

だけど、撮影は来年以降ということで、出来上がりは再来年くらいでしょうか。

早く公開してくれないと、ドラマの内容を忘れちゃいそう〜。

主要メンバー、全員そろって出てくれるといいな。

完成が楽しみです。↓

d10.jpg


普段着になると、ヒューズさん(写真:右端)とパットモアさん(写真:右から2番目)がアカ抜けて、まるで別人だわな。

さすがスターだわな!↓

d11.jpg


そういえば、バイオレットおばあさまのお宅にいた使用人2名も、どういうわけか出番が多かったわな。

「おもしろ、おかしいキャラ」というポジションだったから、制作側も使いやすかったのかな。↓

d9.jpg


*「海外ドラマBOARD」でも「ダウントン・アビー」シーズン6について書かせてもらいました。

ネタバレがありますが、良かったらご覧ください。(タイトルをクリック↓)


「キャットファイト」★★★☆

$
0
0

catfight.gif


一部の劇場で公開されている作品ですけども。

Netflixでも配信されていたので、そちらを観てみました。

ソリの合わない2人の女性が、拳を使って大ゲンカしまくる、という、爽快に笑えるコメディ作品に仕上がっております。

メインキャラクターのカネ持ち主婦役を演じているのは、サンドラ・オー。

対立する、独身の売れない画家役は、昔ボクちゃんが大ファンだったヘシュ子ですよ!(←アン・ヘッシュ)

最近のヘシュ子はテレビドラマで見ることが多いのですが、テレビのヘシュ子はオーラ0!

まるでエキストラなのですが!!

今回、久々に映画でメインを務めている彼女を見たら、美貌のオーラが僅かに復活していてうれしかったです。(←「僅か」かい)

今回の作品では、サンドラ・オーの血まみれブサイク面も最高~。

ヘシュ子も血まみれですが、ヘシュ子の方は、なんだかキレイ~。

サンドラ・オーの隣にいるからか、なんだかキレイに見えるわな。(←サンドラに失礼)

この2人のヨゴレ演技が素晴らしい~。

まさに2大女優の対決ですよ、B級の!

まずは、「亭主が商談で成功して、息子もすくすく成長していて幸せ」というサンドラ・オー。

「上から目線」が似合ってる。

「この人を見てると、なんかムカつく~」と思わせる女性像を、自然に表現しているサンドラ。

ムカ・オモローイ!

ロバート秋山さん並みの演技力でした!!

一方ヘシュ子も、「私が一番の芸術家」みたいな、売れてないのにプライドだけは高い感じをよく出しています。

ヘシュ子も、元々そういう顔をしてるんですよね~、「高飛車面」ですよ!

2人の持ち味を最大限に生かしたキャスティングになっておりました。

持ち味というか、顔味というか~!

「ビジネス重視」対「アート重視」という、絶対に打ち溶け合えないポジションで登場した2人。

気持ちが噛み合わないことに納得できる設定でした。

お互いの意見を聞くだけでイライラして手が出てしまう2人。

2人とも基本的にグーで殴るのですが。

積極的に顔を狙っていきますよ、女の弱点を!

ああ女性ってコワーイ。

さんざん戦った挙句「もうケンカするのは止めよう」と心を入れ替えたと思ったら・・・やっぱりムカついて、相手に飛びかかってしまう、っていうところにも共感。

合わない人とは、そうなるもんだわな。

結局2人とも、ちょっと性格にキツいところがある、似た者同士。

同じ穴のメスむじなですよ!

嗜好の方向性が違うだけなんですよね~。

ホント、他人の趣味や好みって理解できないものですね~。

他の脇役も、印象に残る人ばかりで感心〜。

とくに、ヘシュ子のアシスタントで、新米画家の女子が天然で、物語の素晴らしいアクセントに。

天然女子がひたすら描き続けるゆるキャラが「青いうさぎちゃん」。

「きっと大丈夫。みんながんばれ」みたいな、浅いセリフを言う「青いうさぎちゃん」。

ヘシュ子が「青いうさぎちゃん」を見るたびにアホ臭くなり、イライラする姿に笑いました。

ヘシュ子が、製本された「青いうさぎちゃん」を読もうとするけど1ページすら無理。

ビリビリに破り捨てた挙句「クソうさぎ!」と罵った場面が、白竜並みに男らしかったです。



Catfight [Blu-ray]

Catfight [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Dark Sky Films
  • メディア: Blu-ray

「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」★★★

$
0
0
TheMummy.gif
昔の恐怖映画を次々とリメイクし、クロスオーバーさせる企画「ダーク・ユニバース」の第1弾ですよ。
一発目ですよ、新商売の!
今回の作品は、「ミイラ再生」のリブートということですけども。
いや~「ダーク・ユニバース」、この程度で大丈夫なんでしょうか?!
いまひとつ、話もキャラも弱い気がしましたけども。
特に、軍曹でありながら宝探しをする主人公、ニック・モートンがな~。
アンタ、性格ハッキリしない。
ネクラなのかネアカなのか?!(←死語)
劇中で、ニックに抱かれた女性ジェニーが「私を助けるために、1つしかないパラシュートをくれた」と彼を賞賛しましたけども。
ニックの返答「いや、2つあると思ってたから」も、いまひとつオチてナーイ。
なんとなくスベったわな!
ニックの返事を聞いたジェニーには、ずっこけてほしかったです。
もしも、それが木村佳乃さんだったら、ずっこけた後に沼に飛び込んでくれるのにな〜頭から!
ニックも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップくらい、チャラい態度で振り切ってくれてれば良いんだけど。
恐怖映画だから、おバカ要素は押さえ気味なのかな。
こんな程度じゃ、みんな、主人公を好きになれないかもよ。
ファンが付くのは難しいかも。
企画の行く末も「ダーク」かもよ!
ニック・モートン役を演じているのはトム・クルーズですよ。
世界でヒットを見込めるスター様ですよ、安全パイ!
今回の作品は、トムが製作をしていないタイプの主演作なんですね~。
頼まれてやってんの、頼まれ映画!
頼まれて主演する作品は、どれもトムが若々しいんですよね~。
他人はトムに若さを求めているのでしょう。
昔の「トップガン」みたいな快活さですよ。
ハツラツさですよ!
イメージだわな、いにしえの!!
今回の作品でも、トムのお肌がツヤツヤでビックリ。
15歳は若く見えました。
いったい何を飲んでるんでしょうかプラセンタ?
どうやらトムはセクシー・イケメンというポジションらしく、脱いでる場面もありました。
全裸で、股間を両手で押さえて走り去る、みたいな。
まだそんなことをやらされてんの、スター歴ウン十年なのに!
まるでたけし軍団でした!!
あとトムは、水中で演技するという場面もあって、頼まれてやった仕事でも、トムのアクション場面に関しては力量を感じました。
他のアラフィフ・スター、ブラピやジョニデは、水中演技はやってくれなさそうですしね。
他のアラフィフ・スターは、ブリーフ頭皮も濡らしたがらないんですよ!
劇中、二重人格のジキル博士が出てきたときは、若干楽しかったです。
善人キャラから、だんだん悪人キャラになる、という、おかしなキャラクターなのですが。
なんとラッセル・クロウが演じているんですよね~。
結構、ハマっていたと思います。
格闘シーンで、ラッセル・クロウがトムに向かって、「おまえ、若いからって!」みたいなことを言ってましたけども。
実年齢はラッセル・クロウの方が若いんですよね~。
時間軸もおかしな「ユニバース」になってました。
Ost: the Mummy

Ost: the Mummy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Backlot Music
  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: CD
Viewing all 1225 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>