
「ロード・オブ・ザ・リング」関連シリーズで初めて感動せんかった〜。
お涙ナシ。
今回、涙をぬぐうハンケチはいりません。
吸水シートもいりませんから!
いつもなら、クライマックスで感動シーンが用意されているんだけど。
「ホビット」シリーズって、元々は2部作だったんだよね。
2作目を2つに分けて3部作にしたから、感動シーンは3作目にあんのかも。
次回まで、おあずけなのかもおしめりは!
感動シーンがないからって、作品がダメというわけではありませんでした。
むしろイイです。
アクション満載で逆にイイ。
アクションには細か〜い演出が付けられてんだけど、ダイナミズムを忘れてなくて豪快。
敵の竜が、徐々に姿を現す演出も素晴らしかったです。
竜との戦い方は「モンスター・ハンター」みたいでオモローイ。
竜が吹く火の、火力が強くてビックリ。
アンタその火力…発電に使いなよもったいない!
飯が何千杯も炊けるから!!
そんでな〜。
オーランド・ブルームが演じるレゴラスの活躍が作品全体をバックアップ。
盛り上げたわい調子よく!
いや〜オーランド・ブルーム最高〜。
他の出演作ではパッとしないくせに〜っ!
何なんでしょうね、このシリーズにおけるオーランド・ブルームの特別感。
えこひいき感!
彼が演じるレゴラスには、見せ場が大量に用意されておりました。
レゴラスが初めて出てきたときは、客席がざわめきましたよ。
女性客が「あっ!はふぅ…」とあえいだわい!
まさに、ファンタジー界のナンバーワン・ホストですよ!!
今回のレゴラス、「ロード・オブ・ザ・リング」の時とは、チト違う。
あん時より若いってことで野生的。
女を抱きたがってんよ!
あの、さわやかだったレゴラスが、こっそり女を監視。
じっとりとした目つきで!
抱きたい女が、別の男に気があると知ったレゴラス。
「フン、どこがいいんだ、あんなチビ!」と毒舌。
また、別の男性の肖像画を見たときは「ブッサイクじゃの〜」と酷評。
さらに、別の男性の肖像画を見たときは「(ブサイクすぎて)この男、動物?」って…。
差別発言ギリギリ!
アンタ、ツイッターを始めたら炎上するタイプ!!
そんな感じで、美的な発言が多いレゴラス。
どうやら外見の美にこだわりがあるようです。
要するにナルだわな!
レゴラスが抱きたい女の名はタウリエル。
「タウリン1000mg」みたいなお名前ですけど!
タウリエルが、がんばった。
誰かがピンチのときに、サッと現れて助けてくれる。
頼りになるお姉やん!
だけど位の高いレゴラスとは、身分の差があるタウリエル。
レゴラスのお父さんから「お前みたいな身分の低い女はレゴラスには不似合い。絶対に抱かせない!」と大イビリ!
梨園に嫁いだ嫁、例えば近藤サトみたいな扱いをされていたよ。