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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」★★★

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whitegod.gif
犬の目線でも話が進むという、犬が主人公の異色作です。

第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した作品らしいですが。

確かに「ある視点」でしたよ、「犬視点」!

 少女が父親から、愛する飼い犬「ハーゲンを捨てろ」と言われて始まる物語。
父親は薄毛でした。

つまり板ばさみでした、ハーゲンハゲとの間で!

捨てられてしまった優しい犬ハーゲンですが。
一匹で街をさまよって、出会った人間たちが、まーもれなく悪人。

残念ふれあい一人旅!

優しいハーゲンがいじめられ、だまされ、捕らえられ、心を傷つけられ、命まで狙われるというアドベンチャー。

犬ベンチャーですよ!

動物映画って数多くありますが、今どきの映画だと、犬にCG加工を施したりするものですが。
この映画に関してはCGなし。

かぶせものナシ!

全て生犬。

生演技!

犬の喜怒哀楽の仕草が、イキイキしていて素晴らしいです。
イキイキしているから、ワテら観客にお尻を見せることも。

その度に「丸見えだわな、肛門」と思いました。

でも、それで良いのでしょう。

生の犬だからこそ、肛門が丸見えになるのだから!(←肛門論)

ハーゲンの相棒みたいになる子犬がカワイかったです。
その子犬がおなかを見せる演技をしたりして、どの犬もよくしつけられていて関心。

もっともっと、かわいいワンコが見たいな、と思っていたら。
大きな犬が100匹くらい出てくるシーンがあってビックリ。

犬がゴロゴロ。

ダンゴになってワラワラ!

まるでサンマ漁!!

観てるだけで犬臭さを感じる映像でした。

そんな大量の犬も、立派にしつけられているんですよね〜。
犬軍団をまとめているアニマル・コーディネーターを尊敬してしまいました。

同時に撮影が大変そう。
吼えたりするでしょうし。

エサも100匹分ならば、フンも100匹分ですからな!

便も100倍なんですよ!!

ヒロインの少女役を演じた子もカワイかったです。
子供だけど色気のある子。
なぜか着替えるシーンも多く、ロリコン映画の一面も。

主に「支配からの脱出」を描いているようですが、マジメに観るような映画ではありませんでした。
後半は結構ふざけていて楽しかったです。

タイトルが、なぜ「ホワイト・ゴッド」なのかは不明。

白い神様なんて出てきませんでしたけど。

ひょっとして、同じく犬の映画に出演中のライバル犬、「スヌーピー」のことかな?


WHITE GOD

WHITE GOD

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2015
  • メディア: Blu-ray

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