
愉快ナリ〜。
「ヒーローもの」ですが。
ちっこくなんのヒーローが。
虫サイズですよ!
小さくなったら、普通のお部屋も巨大に。
バスタブの中も広〜い。
バスタブの中が、まるで新国立競技場〜!
そんなビジュアルが楽しかったです「ミクロキッズ」みたいで!!(←古いです)
そんで、小さいヒーローのお供は、犬や猿やキジではありません。
アリンコ!
しかも大群。
ヒーローですが、たかられてんのアリンコに!!
その光景は、まるで「昆虫大戦争」。
キンチョールを噴きたくなりました。(←良い虫さんだヨ!)
いろんな種類のアリが登場。
飛ぶアリ、電気を放つアリ、働きアリ・・・いろいろアリ!
コーヒーカップにも、アリが角砂糖を運んで入れてくれんの。
アリよ、ありがとう!
だけどアリ。
アリがたかったようなお砂糖はヤダーーッ!
そんなお砂糖は捨てますから!!
任務の手助けもしてくれるアリですが。
言うことを聞いてくれてカワイイような気もするけど・・・やっぱり気色悪ーーい!
そんな感じで。
こんなにもアリが活躍する映画は初めてでした。
たまらんでしょうな「アリマニア」には!(←「アベマリア」調で)
これは、お子様客にもウケそう〜。
ボクちゃんも子供の頃はそうだったけど、お子様って虫が好きだもんねバカみたいに!
虫サイズのヒーローですが、一応アベンジャーズの仲間なんですね。
劇中にもアベンジャーズの一員が出てきてビックリ。
まーね。
アベンジャーズの一員と言っても、補欠メンバーですが!
映画会社の人も「アントマンなんて、補欠を出しときゃ十分」と踏んだのでしょう。
でも、補欠でも来てくれてうれしかったです。
誰も来ないよりマシだもん!
ストーリーは予定調和でしたが、せつない部分もあり、流れも良く、まとまり感がございました。
小さいヒーローには、人間の仲間もいて、悪の組織に潜入するときも援護してくれるのですが。
仲間の一員を演じるマイケル・ペーニャにドジ風味。
「マイケル・ペーニャには命は託せない」と思わせてくれました。
実際には、そんなにドジは踏んでいないんだよね〜。
ただの「ドジ面」なのでした!
主人公を演じているのがポール・ラッド。
日本での知名度はありませんでしたが、この一作で顔を覚えてもらえそう。
焼付けられたわな、どら焼きの焼印みたいに!