
コレ観たら「サイコ」を観たくなんよ。
あの昔の映画を。
富田靖子のやつな〜。(←それは「アイコ一六歳」!)
今回の主人公はアルフレッド・ヒッチコック監督自身。
名作「サイコ」の製作は、すんごく困難だったっていう裏話ですよ。
難産だった、っていう話。
例えるなら逆子だわな!
「サイコ」が「逆子」なんですよ!!
説明的なセリフが多い気もしましたけど〜。
登場人物が、自分の歩んできた人生とか、ザッと言葉で説明しれくれんの。
かいつまんでさ!
そんなところが丁寧すぎて、不自然に感じましたけど〜。
情報量が多いから仕方ないか〜。
まずは金欠になるヒッチコック。
おさいふが大ピンチ!
どんな節約術で乗り切るのかと思ったら。
「休日は車の送迎なし」とか「フォアグラだか、キャビアだかは、お求めやすい値段の産地にする」とか…。
このアマちゃん!
まだまだ贅沢じゃん。
貴族じゃん!
本当の節約っていうのはね、一食を50円以下で切り詰めることなんだよ!
コロッケ一つでしのぐこと。
5円、10円の世界なんだよ!
…って、ヒッチコックに訴えたかったです、泣きながらさ!
アルフレッド・ヒッチコック役はアンソニー・ホプキンスってことで。
こんなアンソニー・ホプキンス、見たことなーい!
…っていうくらいイメチェンしとる。
あのアンソニー・ホプキンスが特殊メイクですよ。
どうやら首にお肉を貼って、人口の二重顎を形成。
その結果、アンソニー・ホプキンスがマツコ・デラックス化!(←正確には「アルフレッド・ヒッチコック化」ですが)
かなりメタボ体型のヒッチコック。
それもそのはず。
ストレスがたまると、夜中に起き出して、何かの缶詰を開けて食い散らかしとる。
中身はよく見えなかったけど、コーンビーフかな。
それともシーチキンかな、はごろもの!
また、「サイコ」出演女優の楽屋の壁に穴を開け、着替えを覗くヒッチコック。
単なる痴漢!
そんな感じで、ヒッチコックのやんちゃな面が次々と暴露されていてオモロかったです。
ヒッチコックの嫁役はヘレン・ミレンなのですが。
この嫁が「サイコ」の企画から脚本、撮影から編集まで全部絡んでいることにビックリ。
現場に食い込んでんの!
ヒッチコックが悩んでいると叱咤激励するし〜。
ヒッチコック家は公私ともに、かかあ天下だったんですね〜。
今回の作品でも嫁の存在感が大きくて主役クラスの扱い。
そんで、やたらと泳ぐシーンの多い嫁。
ヘレン・ミレンの、真っ赤な水着姿がまぶしい〜。
目にしみたわい、かぼすの汁が飛んで、目に入ったときみたいに!
できればヘレン・ミレンの水着は、ハイレグのほうがインパクトが大きかったと思います。
現場にはグイグイ食い込む嫁も、水着の食い込みはイマイチだったからさ。