
アンジェリーナ・ジョリーの見た目がカッコイイ〜。
スタイル抜群で黒衣装がお似合い。
アンタ、これ見たら旦那のブラッド・ピットも惚れ直す。
抱き直すよ!
今回のジョリーは、体に翼と角を付けて「デビルマン」みたい。
いや、女性だから「マン」じゃナーイ!
デビル女、デビル女!!
翼があって良かったと思う〜。
もしも角だけ生えた女なら。
デビル女じゃなくて、牛女!
猛牛女でした!!
ジョリー絡みのデザインは最高〜。
フシギでした、他のデザインは全部ダサいから!
作品は「眠れる森の美女」のアナザーバージョン。
今回の主人公は、ジョリーが演じる魔女、マレフィセントになっております。
ヒロインは、マレ子ねえさんなんですよ!
若い頃のマレ子が、好いた男にさんざんな目に。
睡眠薬を飲まされて、体にイタズラされたわい!
目が覚めて、イタズラに気付いて泣くジョリー。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜っ」ですよ。
アンタこれ、現実世界なら訴訟沙汰。
弁護士沙汰だわな!
マレ子の恨みは呪いに発展いたします。
世界観はファンタジーですが、まるで四谷怪談みたいな展開に!
好いた男は別の女と結婚し、その嫁が赤ちゃんを生んだと知るマレ子。
ああ、複雑な心境の独身30代!
普通の独身30代女性なら、「ふぅ。そっか〜、アイツも父親か〜」と1人酒ですが。
寂しさなんて、お酒で紛らわせますが!
なんとマレ子は出産を祝いに、好いた男の屋敷に上がり込んみましたよズケズケと!
嫁にしてみれば「ちょっと誰よ、あの女」みたいな。
男にしてみれば「アイツ、元カノ。イカレた元カノ」っていう話。
幸せ絶頂の夫婦宅にイヤな空気をもたらす元カノ、マレ子がイタい!
イタいですが、その逆恨み、どことなく共感できる部分もございます。
人の幸せなんて、心のどこかで「フン、なにさ」って思うもんです。
少しは嫌がらせをしたくもなるもんです。
それに、赤ちゃんの顔を見て口では「超かわいい」と言ってみても、心の中では「確かにかわいいけど。まあ普通かな」って思うもんですよ。
それが「人んちの赤ちゃん事情」ってもんさ!
そんでマレ子は、嫁の顔をチラ見。
それがまた、冴えぬ嫁!
「私は、こんなションベン臭い女に負けたのか」っていう悔しさですよ。
そんな気持ちが、赤ちゃんに呪いをかける、という悪意に変化。
独身ならば、誰もが陥りかねないダークサイドです。
鑑賞中は、「誰かマレ子を抱いてやっとくれ」と思ってました。
いっぺん男に抱かれりゃあ落ち着くもんさ!
まー結局さ〜、物語は「男なんていらない。男なんて最低」みたいなテーマに辿り着くのですが。
そんなところは、同じディズニー映画の「アナと雪の女王」に、どことな〜〜〜く似てますね。
アナも雪の女王もマレフィセントもさ〜、幸せになっていただきたいです男に抱かれてさ〜!