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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「青天の霹靂」★★★

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劇団ひとりさんの原作・脚本・監督作です。

全編に、劇団さんの世界が広がっております。

「劇団ワールド」ですよ!

普段のボクちゃんなら観ないタイプの、ライトユーザー向け作品ですが。
今回、「付き合い」で観ることになったのです。

「何観る〜?青天の霹靂〜?他にないの〜?」みたいな感じです。(←シブシブかい)

こんな機会でもなければ、出会うこともなかった作品。
これも「出会い」ですよね。

内容には、全く期待もしていませんでしたけど。
立派な映画でビックリ。

安っぽくなくてプロフェッショナル。
劇団さんの演出力に、何の問題もありません。

みなさん、劇団さんは大丈夫です!

…と、まずは劇団さんの力量に感服いたしました。

大泉洋さんは売れないマジシャン役。

冒頭から、洋さんのマジックが5分くらいの長回し。
そんな見せ方もイイ感じです。

貧乏生活の洋さんが、「50%引き」になっているスーパーの惣菜を買うシーンに注目〜。

日頃ボクちゃんも、スーパーでは「50%引き」総菜にお世話になっているのですが。

そうやって、食い繋いでいるのですが!

劇中の洋さんは、そんな惣菜を恥ずかしそうに買ってるんですけど〜。

え〜、そういうもん?

ボクちゃんは喜んで買ってるんですけど〜!

ボクちゃんが「50%引き」のシールを見たら、満面の笑みなんですけど〜。

「キャッホーイ」なんですけど〜!!(←恥じるべきでしょうか)

そんな洋さんが過去にタイムスリップし、若かりし頃の父親に会う展開。

昔「異人たちとの夏」っていう、男が死んだ両親に会う映画がありましたけど。
なんか、それを思い出しました。

「異人たちとの夏」で主演した風間杜夫さんが、今回の作品にも出演しているところでもリンクを感じます。

杜夫で繋がってるんですよ!

ストーリーの中盤では「おなかの子を生むか、おろすか」で、ひと盛り上がり。
ボクちゃん、「おなかの子を生むか、おろすか」で盛り上げる話って、気が進まないんですよね〜。

こういう事態をセリフに乗せると軽くなりすぎる、というか。

その点以外は楽しかったです。

今回の設定された時代は昭和48年ってことで。

素がクセ毛の大泉洋さん。

素で髪がボリューミー!

その髪質が昔っぽくて、昭和48年にピッタリ。

「頭」が古いんですよ!

そうそう、昔は皆、あんな髪型だったんだよね〜。

劇中、マジックで大舞台に立つ洋さん。

その髪を見てみたら…。

セットしとる!

ケープでも噴いたみたいに!!

あんなグルングルンのクセ毛でも、大舞台のときはセットするんだな、と思いました。

てっきり放置しているのかと。

あきらめているのかと。(←失礼)

作品のまとまり感も良かったけど、大舞台での洋さんのクセ毛も、よくまとまっておりました。



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