
詐欺師がFBIの事件捜査に協力するお話です。
ストーリーは普通でしたけど、登場人物の全員におかしさや弱点があって魅力的。
役者の演技力も爆発しとりました。
まずは冒頭から、詐欺師役のクリスチャン・ベイルがハゲ頭。
抜いてきたわい、地毛!
多分「毛抜き」で1本1本。
お台所で、もやしのヒゲを取るみたいな作業!!
しかも、おなかがポッコリのクリスチャン・ベイル。
便秘じゃないよ、体脂肪!
「ダークナイト」でバットマンだった、カッコいいクリスチャン・ベイルがねぇ…。
あの鍛えていた体を、ここまで体を変えての役作り。
わざわざ緩ませたわいプヨプヨプヨプヨ!
なんと、このシーンがツカミなのでした。
「さあ、お客さん。醜いワテを見てお笑いください。お嗤いくださいまし〜!」っていう。
「役者魂」という名のツカミだわな!
観終わって思い返してみると、クリスチャン・ベイルの見せ場は冒頭だけだったかも〜。
今回の作品、主役と脇役が全員で話を回しておるのです。
確かに主役はクリスチャン・ベイルですが、脇役の存在感がありすぎて、ちょっと奥に引っ込んじゃったかも。
ベイルの愛人役、エイミー・アダムスがチョイエロで素晴らしいです〜。
出てくるたびに、胸元がパッカ〜と開いた服を着ているエイミー・アダムス。
縦にパッカ〜ですよ、さばいたうなぎみたいに!
ボクちゃんの中では、アンタの別名「胸元パカ子」さ!!
胸元の奥は、当然ノーブラっていう話。
常にボインがブ〜ラブラ!
いつ顔が出てきてもおかしくない、フリーダムな状態!!
なんとも悩ましい。
「アンタも天使みたいな顔して、体はブラック・デビルだね」と思いました。
アカデミー賞会員のみなさんも、きっと今回のエイミー・アダムスには悩殺されたことでしょう。
同時に、「撮影が終わったら、即座にブラを着けたほうがよい」と思いました。
そのままにしておくと垂れっから!
垂れてから気付いても遅いですからな。
後の祭りさ!
伸びた皮は戻らんの!!
若いママ役のジェニファー・ローレンスも、サバサバ演技がハマっておりました。
旦那のクリスチャン・ベイルに「もう話は終わり。さあ抱いとくれよ〜。アタイのこと、抱きたいんだろ〜?」と、ベットで誘う演技が「お水」っぽくて良かったです。
確かに言われてみれば、元々ジェニファーの体からは、わずかに「お水」っぽいパフュームがしておりました。
「場末のスナック」のパフュームさ。
安酒とセブンスターのパフュームですよ!!
さすが敏腕のデヴィッド・O・ラッセル監督。
そのパフュームを嗅ぎ付けたんでしょうな!
麻薬犬並みの嗅覚だと思いました。