
どっひゃ~、クリステン・スチュワートが脱いでいた。
ついにボインを出したわい!
かつてないほど、とんがった演技を披露するクリステンを見て、なんだかうれしかったです。
この子も、ついに大物の香りがしてきたわい。
もう、この子は桜海老じゃない・・・でっかい、でっかい伊勢海老ですから!
クリステンとは、「アクトレス~女たちの舞台~」でも組んでいた、フランス出身のオリヴィエ・アサイヤス監督が手がけた作品ですけども。
この監督、クリステンが持つ暗い目、神経質な佇まい、少年っぽい仕草、オシャレ感など、ヨーロッパ的な魅力をよく分かってらっしゃる。
その魅力を、余すことなく観客にぶつけてきてますよ。
「カフェ・ソサエティ」に出てたクリステンより、500倍くらい味が出てると思う~。
よ〜く煮出されたわい、麦茶みたいに!
もはやオリヴィエ・アサイヤス監督による、クリステンのアイドル映画ともいえる出来映えに満足~。
クリステンは、いい監督に出会えて良かったです。
「あなたに会えてよかった」byキョンキョンですよ!
クリステンの方も監督の要望によく応えていたと思います。
相思相愛の間柄。
2人のコラボ作品を、もっと観てみたくなりました。
物語の舞台はパリ。
クリステンが演じるモウリーンは、華やかなセレブの買い物係。
おつかい女!
華麗なブランド品を集めて街を回るモウリーン。
原付で走り回んの、パッソルだか何だかで!
そんな場面も楽しいのですが。
なんとモウリーンは霊能者。
オバケが見える、イタコ女!
出てきましたからCGオバケ。
ゴーストバスターズみたいなやつですよ!
まさかのホラー的な展開にビックリ。
しかも、音使いも凝っている怖い演出で、なんだか本格的。
意外なほど本気のオバケ!
そうかと思えば、犯罪にも巻き込まれるモウリーン。
ミステリー的な展開にもなって、あらゆるジャンルを縦横無尽。
その柔軟性がオモローイ。
いくらか謎も残して終わるところも良いと思います。
モウリーンは霊能者だし〜。
モウリーンとボーイフレンドが、度々テレビ電話で話をする場面がありますけども。
今思えば、あのボーイフレンドも実在したのかどうかも怪しいです。
また、モウリーンと兄との関係性も、ちょっと謎めいておりましたし。
主にフランス語を話す出演者ばかりですが、クリステンだけは英語なんですよね〜。
それもまたフシギなチャンポン空間!
娯楽感とアート感の混ざり方が絶妙~。
塩キャラメルみたいなバランスでした。