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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「パーソナル・ショッパー」★★★☆

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どっひゃ~、クリステン・スチュワートが脱いでいた。

ついにボインを出したわい!

かつてないほど、とんがった演技を披露するクリステンを見て、なんだかうれしかったです。

この子も、ついに大物の香りがしてきたわい。

もう、この子は桜海老じゃない・・・でっかい、でっかい伊勢海老ですから!

クリステンとは、「アクトレス~女たちの舞台~」でも組んでいた、フランス出身のオリヴィエ・アサイヤス監督が手がけた作品ですけども。

この監督、クリステンが持つ暗い目、神経質な佇まい、少年っぽい仕草、オシャレ感など、ヨーロッパ的な魅力をよく分かってらっしゃる。

その魅力を、余すことなく観客にぶつけてきてますよ。

「カフェ・ソサエティ」に出てたクリステンより、500倍くらい味が出てると思う~。

よ〜く煮出されたわい、麦茶みたいに!

もはやオリヴィエ・アサイヤス監督による、クリステンのアイドル映画ともいえる出来映えに満足~。

クリステンは、いい監督に出会えて良かったです。

「あなたに会えてよかった」byキョンキョンですよ!

クリステンの方も監督の要望によく応えていたと思います。

相思相愛の間柄。

2人のコラボ作品を、もっと観てみたくなりました。

物語の舞台はパリ。

クリステンが演じるモウリーンは、華やかなセレブの買い物係。

おつかい女!

華麗なブランド品を集めて街を回るモウリーン。

原付で走り回んの、パッソルだか何だかで!

そんな場面も楽しいのですが。

なんとモウリーンは霊能者。

オバケが見える、イタコ女!

出てきましたからCGオバケ。

ゴーストバスターズみたいなやつですよ!

まさかのホラー的な展開にビックリ。

しかも、音使いも凝っている怖い演出で、なんだか本格的。

意外なほど本気のオバケ!

そうかと思えば、犯罪にも巻き込まれるモウリーン。

ミステリー的な展開にもなって、あらゆるジャンルを縦横無尽。

その柔軟性がオモローイ。

いくらか謎も残して終わるところも良いと思います。

モウリーンは霊能者だし〜。

モウリーンとボーイフレンドが、度々テレビ電話で話をする場面がありますけども。

今思えば、あのボーイフレンドも実在したのかどうかも怪しいです。

また、モウリーンと兄との関係性も、ちょっと謎めいておりましたし。

主にフランス語を話す出演者ばかりですが、クリステンだけは英語なんですよね〜。

それもまたフシギなチャンポン空間!

娯楽感とアート感の混ざり方が絶妙~。

塩キャラメルみたいなバランスでした。

 


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