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Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
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「キャロル」★★★

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原作小説が発表されたのは1952年。
当時それを読んだ人はビックラこいたでしょうね。

裕福な専業主婦が、デパートの女性店員を抱きたがる話ですので!

ビアン本ですので!!

同時に、女性の自立も描いているという社会派の物語でしたけど。
今の感覚からは遠い世界。

正直お古!

というわけでストーリーは普通でしたけど。
世界観と空気感がステキでした。

「古くないんです。レトロなんです。オシャレなんです」という、開き直り精神で売った、山田洋二監督の「小さいおうち」を思い出しました。

昭和モダンですよ、美輪さん的な!

今回の舞台は1952年、クリスマス時期のニューヨーク。
古い街に降る粉雪にキュン!

ヒロインの名前がキャロルだし、相手役の女性を「天使」と呼んだり。

クリスマス・ムードがドリーミン!

基本「年末縛り」なところが良かったです。

主婦キャロル役のケイト・ブランシェットの存在感が、ものすごいことになっています。

なんという妖しいババア!

美しすぎる女狐ですよ!!

デパートの玩具売場で、遠くの方から女性店員を見つめるキャロル。

娘へのクリスマス・プレゼントと共に、夜のお供も品定め!

いや〜ケイト・ブランシェットって、元々男役みたいなフンイキがあるじゃないですか〜。

宝塚ですよ、鳳蘭!(←古いですか)

今回は、その持ち味を十分に生かしていたと思います。

キャロルに目を付けられるデパート店員テレーズは清純派。
昔の少女マンガに出てきそう。

演じているルーニー・マーラが立派な乙女!

ああ、マーラがこんなに可憐とは・・。

アンタもよくやる、アラサーで!!

サッパリ顔のルーニー・マーラが、あのケイト・ブランシェットに負けていない、パワフルなオーラを出しているところが意外でした。

なるほど〜。

やれば出来るよ、この子!

いつもマーラはチェックのお帽子をちょこんとかぶって・・・。
竹久夢二の美人画みたい。

そんな感じで、女優2人の美貌が炸裂。
絵になる2人。

画面には、まるで紗がかかっているかのよう。

まるでモヤ!

ちょっとした、石川さゆりの世界。

「天城越え」ですよ!!

ケイト・ブランシェットの元カノ役を演じているのは、ガチレズサラポンでした。(←サラ・ポールソン)

さすがガチレズ、説得力があるんですよね〜「ワケ知ったる顔」に!

自宅に踏み込んできたキャロルの夫を追い返す態度も迫力満点。
なんか命を張ってる感が漂って。

サラポンが、まるでウエポンでした。



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「キャロル」ケイト・ブランシェットの貫禄がスゴかった名場面。

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いや〜、女性同士のラブ・ストーリーを描いた「キャロル」な〜。
1952年の主婦キャロルが妖艶でした〜。

キャロルは、平凡な主婦の枠に収まりたがらないんですよね〜。↓
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そんなキャロルが出会って見初めたのは、デパートの従業員。
店員!↓
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こちらが出会いの名場面。
*本編のセリフとは多少異なります。↓
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2大女優、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのオーラが素晴らしかったです。
こちらのお写真のケイトがステキです。
いっつも髪型キマってるよネ!↓
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こちらが全身像。
ケイトのお衣装がスケスケで・・・。
このお写真だけでもレズ・カップルに見えるところがスゴイです。↓
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こちらは後ろ姿。
トッド・ヘインズ監督がかわいがられてんよ!↓
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「スティーブ・ジョブズ」★★★

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不思議な感触。

おかしいよ、手触りが!

想像していたものとは全然違—う。

クライマックスもナーイ!

なにこれ、伝記アート?!

IT界の寵児を描いた「ソーシャル・ネットワーク」と同じく、アーロン・ソーキンの脚本。
IT界の内側を「シェイクスピア劇ですか?」と思わせるセリフ劇にしているところは似ているけれど。

それでいて、ダニー・ボイル監督特有の疾走感・激流感もございます。

今までに無かったネ、この食い合わせ!

個性と個性がぶつかり合って・・・。

コッテリ感とサッパリ感が絶妙〜。

スッキリと汁まで飲み干せる、とんこつラーメンみた〜い!

作品の舞台は、ほぼ全てがパソコン新製品発表会の舞台裏。

ほぼ全てが楽屋の裏話!

スティーブ・ジョブズの仕事ぶりやプレゼンなど、表舞台は一切描いておりません。

舞台の裏側には、スティーブに関係のある男や女や子どもが、バランスよく次々とやって来てはケンカ。

まんべんなくもめてんの!

その光景が劇的ですよ。

ドラマチックな内輪もめ!

ときおり発表会場の観客が拍手する映像が差し込まれ、ドラマチックぶりに拍車。

まるで、もめ事が見せ物!!

ケンカ中のセリフを聞いて、スティーブの人生イベントを察する構成。
スティーブ・ジョブズの人生って、表も裏も戯曲みたいなんだな、と思わされました。

いや〜、それにしてもスティーブを演じるマイケル・ファスベンダーがな〜。
男前すぎる〜。

ハゲてナーイ!

邦題を付けるとしたら「イケメンすぎるスティーブ・ジョブズ」ですよ!!

2013年にもアシュトン・カッチャー主演版「スティーブ・ジョブズ」が公開されましたが。
演技はアシュトン・カッチャーの方ががんばっていたように感じました。

だけどアシュトンは評価されず終いで、ファスベンダーの方はアカデミー賞ノミネートて・・・。

ちょっぴりアシュトンがかわいそうになりました、ハゲヅラまでかぶったのにさ〜あの子キャハハハハハッ!(←笑うことないですか)

ファスベンダー版では、女性のマーケティング部員と、スティーブの娘の出番が多かったです。

女性のマーケティング部員は、スティーブの片腕で、ケイト・ウィンスレットが演じておりますが。

こんなケイトは初めて見ましたよ。

80年代のヤリ手ババア、っていう!

何を演じてもお上手ですな〜。

性格が悪くて毒舌家のスティーブは、娘への態度も悪いのですが。

娘がパソコンをイジったとたん、スティーブの目がキラーン!

「この娘。筋がいい」みたいな!!

それから愛情を注ぎだしたのが面白かったです。

家族愛すらパソコン中心、メカ中心!

その他、凡人には理解しがたい美学(ネタ)の数々が披露されております。

スティーブ・ジョブズみたいな人って、一緒に仕事をするのは絶対イヤですが。

映画の題材にするには、ネタが多くて最高の人材なのでしょうね〜。



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「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン2を10話まで観た〜。ミニスカ率、生足率のお高いルーシー・リューって今46歳なのか〜!

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いや〜、スーパー!ドラマTV「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン2な〜。
楽しんでおります。

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY  シーズン2 DVD-BOX Part 1(6枚組)

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*放送情報はこちら。↓


10話まで観たところですけども。

まずは、1話のロンドン・ロケにビックリ。
ちょっと、ちょっと〜、予算が下りてんよ〜この番組〜!
こちらがロンドンで撮ったお写真かな?↓
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ちゃんとベーカー街221Bも出ましたよ。↓
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ホームズの兄マイクロフト役がリス・エヴァンスってところもニクいわな。
リス・エヴァンスの渋い魅力が出ています。
設定は、レストランのオーナーだという・・・。
それが、とってもおいしそうなものを出すお店!
アンタの店、絶対、食ベログで3.5点以上だよ〜!!↓
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その他のゲストスターは「GOTHAM/ゴッサム」のアルフレッド役でおなじみ、ショーン・パートウィーとか。
「GOTHAM/ゴッサム」前の「ひと稼ぎ」だわな!
こちらのお写真でのショーン・パートウィーは、捨て犬みたいな演技を披露。↓
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あと「SMASH/スマッシュ」とかに出ていたジェレミー・ジョーダンが、地味〜に出演してました。↓
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いや〜しかし。
ワトトン役のルーシー・リューな〜。
特別だわな、この子!
印象深くて、テレビ映えしますよ。
シーズン2では、ミニスカで生足のシーンが多数。↓
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現在46歳、シーズン2の時点で44歳でコレはスゴイ。
昔はブス代表みたいなポジションでしたけど、今は立派な美人に見えますよ。
錯覚でしょうか!?
生足が見せた幻でしょうか!?↓
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最近のルーシー・リューの話題は・・・。
未婚ながら、体外受精でお子様を得ましたよ、ある日突然!
このあたり、ちゃっかりしてますよね〜ハリウッド女優は。
ちなみに父親は未発表です。

こちらはお食事中のルーシー。
OLが「富士そば」でランチを済ませているような構図ですな。↓
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*「海外ドラマBOARD」でも「エレメンタリー」について書かせてもらいました。
ぜひぜひご覧ください。こちら。(←クリック)

最近ジェニファー・ローレンスがつるんでる女、エイミー・シューマーが日本でもブレイク寸前〜!?

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今年のゴールデン・グローブ賞な〜。(←やや古い話ですが)

ジェニファー・ローレンスと共にプレゼンターとして登場したのがシュマ子ですよ!(←エイミー・シューマー)
2人は親友。
Kiroroみたいなもんですよ、「Best Friend」!
こちらのお写真は漫才師みたいですが。↓
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ゴールデン・グローブ賞では、最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)でノミネートされていた2人。
結局はジェニファー・ローレンスが受賞しましたな〜。
シュマ子のノミネート作「Trainwreck」(原題)も観てみたいです。
日本でも公開されるといいな。

2人は、共同でコメディ番組を企画しているとのウワサも。
ホントに仲良しなんですね〜。
こちらは、何かの番組での共演シーン。↓
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相当できあがってますな〜。
何なんでしょう、この「ジェニファーが悪い友達につかまった」みたいな香りは…。↓
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こちらは、お外での2人。
芸能オーラを感じませんな〜。↓
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こちらは海で遊ぶ2人。↓
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ひとしきり遊んだあとは…。↓
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ああ、炎の友情〜!↓
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ところで。
2月27日(土)発売の「エル・ジャポン」2016年4月号な〜。(←突然ですが)

その誌上において、松田青子さんの楽しいコラムに、わたくしが挿絵を描かせていただいております。

4月号では何を書いたかというと、エイミー・シューマーです。

ぜひぜひ、お近くの書店などでお買い求めくださいませ。

4月号のボクちゃんも、スーパーオシャレ雑誌「エル・ジャポン」に必死でしがみついてんよ!

お助けください!!

ELLE JAPON (エル・ジャポン) 2016年 04月号

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  • 出版社/メーカー: ハースト婦人画報社
  • 発売日: 2016/02/27
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「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」★★★

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*ネタバレはありません。

観ましたよ「忌まわしき花嫁」だか「忌々しい嫁はん」だかを!(←嫁の不倫話かい)

エゲレスの人気ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズの特別編ですよ。

今までは普通に、ケーブルテレビの番組録画して観ていたのに、今回は劇場公開ということで・・・。

ついにボクちゃん、シャーロックにカネを出したわい、首から下げた、がま口のお財布からさ!(←「家なき子」の安達祐実ちゃんかい)

通常のドラマは現代劇ですが、特別編の舞台は、なんでかヴィクトリア朝の1895年。
ほぼ「シャーロック・ホームズ」原作の設定になっていてアラ不思議。
タイムスリップでもしたのでしょうか?

その真相はさ〜、本編を観れば分かりますよアーッハッハッハッハッ!(←上から目線)

死んだはずの花嫁が、恐ろしい亡霊みたいに現れる・・・という怪奇ミステリー調の作品になっております。
ストーリーもレトロ風味、演出もアナログ風味にしてあって、ニヤリとしました。

ベネディクト・カンバーバッチが演じるシャーロックも、マーティン・フリーマンが演じるワトソンも昔の衣装でさっそうと登場〜。

古着で来たわい、お古で!

2人とも当たり前のようにに古着を着こなして、コスプレ大成功〜。

仕方ないけど、カンバーバッチの髪型が普通で残念。

気分が出んわな、ドラマで見せたオバハンヘアーじゃないと!

グルングルンにパーマあててないとさ〜!

冒頭は「テレビシリーズ、前回までのあらすじは・・・」との解説映像から始まりました。

特別編とはいえ、続きもの!

てっきり、単独で楽しめる映画作品かと思っていたのですが、そういう感じじゃありませんでした。

一見さんお断り!

もしもドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」を観たことがない人がいたら、「忌まわしき花嫁」から観るといいよ、とオススメできるのかと思っていたのですがね〜。

完全にテレビモードの作品で、スクリーンでじっくりと腰をすえて観るには違和感が・・・。

テレビで観てるときは何とも思っていなかったトリックのアラなども、スクリーンだと目立ってしまって困りました。

所詮、電波もの!

こたつにゴローンと寝っころがって、屁でもヒりながら観るのが正解〜!!

しかし、テレビ版でおなじみの名物キャラクターが昔の扮装で続々と登場して、スペシャル感は存分に味わいました。
それに、シャーロック・ファンの人たちが劇場に集まるという、お祭り感が楽しい〜。

今回の劇場公開は、ファン・イベントみたいなもんなんでしょうね。

お客様感謝デーなんでしょうよ!(←ジャスコかい)



*「海外ドラマBOARD」でも「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」について書かせてもらいました。
ぜひぜひご覧ください。こちら。(←クリック)


Sherlock The Abominable Bride シャーロック 忌まわしき花嫁

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発表!第14回(2016年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞

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*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは・・・


毎年、2月の終わり頃。

過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない毒にも薬にもならなかった中間の作品や者どもに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞である。



2016年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
受賞の理由:シリーズ3作目と4作目を無かったことにするという、思い切った新機軸を打ち出してきたものの、案の定パッとしなかったから。続編製作も白紙になり、新起動どころか再起不能に陥ったから。


★最優秀監督賞・ジョー・ライト(「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」)
受賞の理由:文芸監督がスピルバーグ風のエンターテイメント大作に挑戦したものの、客が付かず夢がはじまらなかったから。何食わぬ顔で、文芸作品専門の監督にお戻りいただきたいから。


★最優秀主演男優賞・ジェイソン・クラーク(「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「エベレスト3D」)
受賞の理由:どういうわけかハリウッド大作の主演を張ることが多いから。オーディションの審査員から選ばれやすい体質だから。

★最優秀主演女優賞・シャイリーン・ウッドリー(「ダイバージェントNEO」)
受賞の理由:毎年毎年「ダイバージェント」シリーズを引っさげてくるものの、日本での人気はボンヤリしたまんまだから。性懲りもないから。

★最優秀助演男優賞・ジョエル・エドガートン(「ブラック・スキャンダル」)
受賞の理由:クリスチャン・ベールやジョニー・デップに対峙する役で、毎年賞レースの助演男優賞ノミネートを狙ってくるものの、ことごとく落ちるから。その落選ぶりが見事だから。

★最優秀助演女優賞・ケイト・マーラ(「オデッセイ」「ファンタスティック・フォー」)
受賞の理由:映画の中で顔は見かけるものの、活躍してるのかしていないのか、イマイチ分からないから。映画で売れなくても、出演中のドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で食いつなげるとでも思っていそうだから。



発表されたね、2016年アカデミー賞。ディカプリオ受賞に感激〜。他、ドレスの似合う女優たちをまとめてみる。

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いや〜、2016年のアカデミー賞な〜。

ついにレオナルド・ディカプリオが主演男優賞をとりましたな。
そりゃあ、そろそろとりますよ、マシュー・マコノヒーがアカデミー賞をとれて、ディカプリオがとれないわけないもんね!
こちらのお写真は、ジュリアン・ムーアに激励されるディカプリオ。↓
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「タイタニック」で共に出世したケイト・ウィンスレットもディカプリオを応援。
2人の抱き合う姿が感動的で、見てると泣いちゃうよ〜!↓
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2人とも「タイタニック」以降も、ず〜っとハリウッドの第一線で活躍しているところがスゴいわな。↓
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意外だと思った受賞者は、助演女優賞のアリシア・ビカンダーですよ。
そりゃまあカワイイけれど、演技派というイメージは無かったので。
この子が今後、ペネロペ・クルスの後釜になるのかな。
こちらのお写真は、主演女優賞をとったラー子と。(←ブリー・ラーソン)↓
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アカデミー賞って、狙ってとれるものじゃないと思っているのですが。
スティーブン・スピルバーグ監督だけは、アカデミー賞を狙った作品を送り出し、必ず何かの賞に引っかけてきますね。
アカデミー賞会員の好みを、よく分かっているのでしょうね。
こちらのお写真は、スピルバーグ監督作で助演男優賞を受賞したマーク・ライランスと、スピルバーグの嫁ケイト・キャプショーとのスリーショットです。↓
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ここからはレッドカーペット上のお写真。
残念ながら助演男優賞を逃したシルベスター・スタローン。
いろんな賞レースのノミネートに食い込んでからは、嫁はんの方が目立ってます。
この夫妻、見れば見るほど、よ〜く手入れが行き届いてんよ!↓
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ルーニー・マーラは、レッドカーペット上でも存在感がバッチリ。↓
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こちらはワイルド・ドレスのケリー・ワシントン。↓
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ソフィア・ベルガラは相変わらずドレスが似合ってる。
ドレス向きの人なんですよね〜。↓
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今回のアカデミー賞ノミネートで一番ビックリしたのは、助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムスですよ。
カワイくて好きだけど、アカデミー賞って柄じゃないよね?!
数年前、突然ブラッドリー・クーパーがアカデミー賞にノミネートされて、ビックリしたことを思い出しました。
どことなく、ドレスも着慣れてない感が…。
無理すんな、マクアダムス!↓
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その点、シャー子はドレスを着慣れすぎててカッコいい〜。(←シャーリーズ・セロン)
しかし、まさか「マッドマックス 怒りのデス・ロード」絡みでアカデミー賞に呼ばれるとは思ってなかったでしょうね。↓
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ここからは、アフター・パーティ会場でのお写真。
こちらはエミリア・クラークです。
あの手ぬぐい、必要なのかな?↓
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こちらのお写真は、なんとレディ・ガガとドブ子の貴重なツーショットです。(←ニーナ・ドブレフ)↓
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こちらのお写真は、ジェシカ・ビール、エイミー・アダムス、デミ・ロヴァートの3人組。
ノリノリだけど、今回とくにアカデミー賞には関係ない人々でした。↓
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「X−ミッション」★★★

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スタントマンのアクションが素晴らしい〜。

体を張ってんよ、保険をかけてんの!

全てのロケーションも絶景ですしね〜。

そこは、どこの秘境だね?!

御岳山かい?!・・・と、まずはロケ地が気になりました。

冒頭から、ありえない高所を激走するバイクにビックリ仰天。

ツカミは単車!

その他、ありえないほどうねる海でのサーフィン。
スカイダイビングでは、ありえないところを飛び降りてましたし。

スノボはありえないほどの絶壁からスタート。
もはやスノボで滑り降りるというよりは、落下してるんですけど?!

山頂からモモンガふうにスカイダイビングするスタントがおそろしや〜!

死ぬ死ぬ〜!!

ありえないスタントシーンを見せられて「うあああああ」と声が出ましたよ。

思わずうめいたわい!

これは、命知らずのスタントマンに感謝せねばなるまい。

命知らずのバカに感謝ですよ!

劇中でも「すごいスタントを撮影して、ユーチューブでアクセスを稼ぎたい」みたいなセリフがありましたけど。
まさに、ユーチューブで人気が出そうなスタント映像でした。
それを映画館で観ると、こんなに迫力満点なんだな、と思いました。
ユーチューブ世代を、IMAX仕様の映画館に送り込むことのできる、戦略的な作品だとも思いました。

いや〜、一昔前は、映画を観たあとの感想は「あのCG、スゴかったよね」でしたけど。

これからの映画感想は「あの実写、スゴかったよね」にかわるのかもよ。

それだけに、「ハートブルー」をリメイクしたというストーリーがグダグダだったのが残念〜。

ストーリー部分になると、とたんに眠くなりました。

この映画、ストーリー要らなかったかもよ。

たしか「ハートブルー」での犯罪者は基本サーファーだったと思うのですが。
今回の作品中ではサーフィンもするけど、危険なアスリート全般の熟練者。

まんべんなく押さえてんの!

スポーティ容疑者なんですよ!!

また、犯罪者を追うFBI捜査官も元アスリートで、ロン毛でジーパをン穿いていて、体中がタトゥまみれっていう。

こんなチャラいFBI、見たことナーイ!・・・そんなところも、ある意味バカみたいでオモロかったです。

今回、犯罪者軍団は伝説のアスリートが成しえた偉業を再現しようとするのですが。

伝説のアスリートのお名前が「オノ・オザキ」って・・・。

アンタ、どっちが苗字だね!

松尾スズキみたいなお名前でした。


「ヘイトフル・エイト」★★★☆

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冒頭シーンのロケ地は、雪がガンガン降るお山!

まるで津軽の冬景色!!

出演しているサミュエル・L・ジャクソンやカート・ラッセルが寒そう〜。

キツいだろうね老体には!

ちゃんと下に着こんでるといいんだけど、ヒートテックの極暖!!(←高いやつだわな)

そんな序盤が超〜長い。
たしかジャンルは「密室ミステリー」と聞いていたけれど。
サミュエル・L・ジャクソンとカート・ラッセルのムダ話でつないで、つないで・・・。

伸ばして、伸ばして!

いっこうに密室まで辿り着かぬ!!

一体、いつになったら「密室ミステリー」になるのやら。
・・・と、少し退屈気味に待ちわびて。

ガマンし、ガマンし、小1時間ほど過ぎたころに、メイン舞台の山小屋に到着。
小屋に入った後にも続けられるムダ話をガマンし、ガマンし、やがて密室の中でコーヒー事件が勃発。

そこからは超〜楽しい〜!

密室ウキウキ・ウォッチング!!

静から動への転換が鮮やかでした。
タネ明かしもオモローイ。

いや〜、一時は「ついにタランティーノ作でウトウトしちゃうのか?」・・・と心配しましたけど大丈夫。

最終的には、見事にタランティーノらしい、大人のおふざけ娯楽作になっていて大満足。

そういえば、初期のタランティーノ作って、こんな構成でした。
序盤はゆっくりとダラダラ進み、クライマックスでハジケる・・・みたいな。

それでいて今回は、喜劇調という新機軸も感じました。

タランティーノ新喜劇ですよ!

バイオレンス映画って、「アート」と「お下品」の中間に位置し、若干「アート」寄りになるものが粋とされると思うのですが。
今回は、バイオレンス作品としては、若干「お下品」寄りになっているのはご愛嬌でしょうか。

出演している役者さんの存在感、面構えがステキです。
タランティーノ・ファミリーのティム・ロスとマイケル・マドセンに成熟味。

熟成されとるわい、熟成肉みたいに!

近年のタランティーノ作品では、ティム・ロスの枠はクリストフ・ヴァルツに食われてしまったので、久々にタランティーノ・ワールドの中でティム・ロスに会えてうれしかったです。

マイケル・マドセンは、タランティーノ作品の中でのみ、めちゃめちゃカッコいいですね。

そこのみにて光輝くわな!

なんとチャニング・テイタムも出ているのですが。
この面子の中では一番下っ端で、若手扱いに見えるところが面白いです。

本人も、大物の先輩たちに下っ端扱いされて、うれしそうに演じているように見えました。

現場ではカート・ラッセルやマイケル・マドセンに「おいチャニ公。下の売店でメロンパン買ってこいや」って言われてたら最高〜。(←妄想)

今回、一番の新味は悪女役のジェニファー・ジェイソン・リーですよね〜。
ものすごいヨゴレ役で笑いました。

ただのいっぺんも素顔で出ていませんよ。
常にお顔がヨゴレてる。

常におミソが付いてんの!

この演技で彼女はアカデミー賞にもノミネートされましたけど。

あれは「ヨゴレ枠」だったんだな、と思いました。


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「ヘイトフル・エイト」おじさんたちがカッコよかった〜。ハートフル・エイトな現場の名場面

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いや〜「ヘイトフル・エイト」な〜。
クエンティン・タランティーノ監督の新作ですけども。

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観終わって日が経つにつれ、主要メンバー8人のことがどんどん好きになってます。↓
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こちらが普段の8人。
きれいに身繕いして来たわい!↓
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こちらのお写真は、稽古場でしょうか。
良い雰囲気ですな〜。↓
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こちらはプレミア会場でのお写真。
メイン・キャストのカート・ラッセルが嫁のゴル子を連れてきたわい!(←ゴールディ・ホーン)
ゴル子は、首から上は変わらないねぇ。↓
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仲が良さそうで、ステキな夫妻だわな。↓
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こちらのお写真は、おそらく番宣でのメンバー。
和気あいあいとしております。↓
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とくにカート・ラッセルがご機嫌。
万馬券でも当たったんでしょうか?↓
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こちらのお写真は、何かのイベント会場でのメンバー。
みんな楽しそう〜。↓
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そして、ここでもカート・ラッセルが上機嫌。↓
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こちらのお写真は別会場。
沸いておりますな〜。↓
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ビールの中ジョッキを4杯くらい飲まないと、こういう顔にはならないんですけど〜?!
果たしてシラフなのでしょうか?!↓
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一番奥のブルース・ダーンとの温度差が気になります。↓
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「フォースの覚醒」DVD発売記念じゃないけれど。3月10日(木)は、イベント「スター・ウォーズ伝説 古澤利夫ハリウッド夜話」に行ってくる。

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いや〜「スター・ウォーズ」な〜、最近のやつ。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のDVDが4月5日に発売されるそうじゃんか〜。
売れそうですな〜。↓

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その次のエピソード8の公開日も、2017年12月15日に決定したとのこと。
物語は「フォースの覚醒」のラストシーンから始まるそうですよ。
まだまだスター・ブームは続きそうですけども。

こちらは今年のアカデミー賞会場でのC3POとR2D2。
オスカー像と並ばせてるところがナイス。↓
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こちらのお写真もアカデミー賞会場。
R2D2とレディ・ガガのラブシーン。
カワイイお写真ですな。↓
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そんな「スター・ウォーズ」の旧作6本について宣伝を担当したという古澤利夫さんと、SFXジャーナリスト中子真治さんによるトーク・イベントがあるというので、行ってこようと思います。

どんな話が聞けるのか全く分からないけれど、ジョージ・ルーカスの悪口とか聞けるのかな?

もしくは、キャリー・フィッシャーの悪口とか?(←全部悪口かい)

*イベント詳細はこちら。↓
「スター・ウォーズ伝説 古澤利夫ハリウッド夜話」
日時:2016年3月10日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
場所:ロフトプラスワン(新宿)

なんでも当日、サプライズゲストが来るかもしれないそうじゃん。
日本の監督?
怪獣映画を撮った人?…みたいな。

誰だろう、ガメラの人〜?

それとも「REX 恐竜物語」の人〜?(←それ怪獣じゃなくて恐竜!)


「ザ・ブリザード」★★★

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1950年代に、実際に起きたタンカー遭難事故を描いております。

船体に残された人々を助けるべく、救助隊が出動するお話。

昔の海猿だわな!

昔のお猿!!

「遭難救助もの」として、そつのない仕上がりでした。

そつのない遭難ですよ!(←どんな遭難?)

まずはタンカーがタイタニック風に半分沈没。

威勢よくドボーン!

嵐の夜の海で、明りがバンと消えて沈む船の一部・・・。
この光景がコワかったです。
ああ、嵐の夜の海ってイヤなものですね。

タンカーに残された人の行動がスゴかったです。
生き残ろうとして、よくがんばってる。

この時点で「こんな話が本当にあったのか。へぇ〜」と思いました。

救助隊の船がちんまい!

よくもまあ、そんな小船で嵐の海に向かったわな。
そして、羅針盤もないのに、よくもまあタンカーを見つけましたよ。

だって、ヤマカンで操縦してましたからな。

たまたま当たっただけなんですよ、ヤマカンが!

・・・と、この時点でも「奇跡だわな。へぇ〜」と思いました。

そんなこんなで、映画にするにはピッタリの題材。

ミラクル成分が豊富!(←ミネラル成分ふうに)

今まで映画化されなかったのが不思議なくらいでした。

そして、救助隊と遭難者のW主演みたいな構成が良かったです。

救助隊員を演じたのはクリパイ!(←クリス・パイン)

ボートに乗ったクリパイが、面舵イッパーーイ!!

遭難者の代表を演じたのはケイシー・アフレックですよ。

水と油ほど持ち味の違う男優2人の取り合わせが新鮮。
どちらも、すんごく地味な役。

クリパイは大人しい純情派。

ドンヨリしとる!

「自分なんてモテないっすから・・・」みたいな暗い目をしてますよイケメンのくせに〜っチキショーーッツ!!

スターオーラを落として、渋く演じていて新境地。
他のクリパイ出演作の中では一番上手いかも。

タンカーの機関士役ケイシー・アフレックも、物静かな頑固おじさん風味が入っていて硬派な感じ。

顔が似てきましたな〜兄ちゃんに。(←ベン・アフレック)

クリパイもケイシーも、混乱の中で、言葉少なに的確な指示を出すあたりがプロ。

さすが、ズブの素人じゃありませんな!

荒れる海で戦う男2人、助ける方も助けられるほうもカッコいい〜。
地味なはずなのに輝いて見えました。

というわけで、基本的に男っぽい作品になっているのですが。
クリパイの婚約者の出番を多く取り入れ、どういうわけかデートにもピッタリな「遭難映画」に。

クリパイの上司役はエリック・バナなのですが。
「ローン・サバイバー」に引き続き、またしても「少し残念な上司」役。

「顔だけは良い上司」役でした。


「マネー・ショート 華麗なる大逆転」★★★

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金融ムービーですよ、おかね映画!

同ジャンルの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にも出演していたマーゴット・ロビーが約1分間の出演してました。

おかね映画を渡り歩いてますよ。

おかね女だわな!

リーマンショック前後の金融マンたちを描いている実話なのですが。
まー見事に金融用語が分からん。

もはや別の星のランゲージ!

劇中では、ときどき登場人物がカメラ目線になって、金融業界や金融商品の仕組みについてやさしく解説してくれるのですが、それでも分からん。

北島サブちゃんヘアーのライアン・ゴズリングがAとかBとか言ってくれるのですが、どういうことやら・・・。

AとかBとか、それは血液型ですか?!

財テクのことなんてボクちゃんに分かるわけないじゃないですか〜毎日10円単位の生活してんだからさ〜っ!(←逆ギレ&号泣)

・・・というわけで細かいことはスルーすることに

どんな解説を聞いても通りすぎるだけですよ、右耳から左耳へとそよ風のように!

金融取引業界が「アメリカの闇」ということは伝わりました。
「華麗なる大逆転」なんていうワクワクする副題が付いてますが、鑑賞後に爽快感はございません。

財テクは一攫千金のアメリカン・ドリームですが。誰かが大きな得をすると、生活弱者に大打撃。
その結果、社会が崩壊することになる、っていう。

金融マンの財テクのやり方次第で、ワテら庶民の年金が失われることもある、っていう話でした。

怖かったです、年金がパーて!

大もうけすることだけ考えている若手金融マンに、ブラッド・ピットが怒るんですよ「誰かがひと山当てるたびに、失業者も増えるんじゃい。肝に銘じとけ」と。

ブラピがピシャリ!

ブラピが社会のことを考えてくだすってんよ、ありがたや〜!

アンタすっかり社会派におなりだわな、ジョージ・クルーニーみたいに!!

ブラピは製作も担当しているし、この映画の中では唯一の「弱者の味方」という、好感度の高い役でした。

そういえば、同じくブラピが製作した「それでも夜は明ける」でも、劇中で数少ない差別反対派の役でした。

最近のブラピはいつでもいい子ちゃん

そんでおいしいとこだけかっさらう!!

今回のブラピは、初めてクリスチャン・ベールと共演しているんですよね〜、会話を交わすシーンはありませんでしたけども。

クリスチャン・ベールが、またしても新しい一面を見せておりました。

新キャラですよ!

役柄は、敏腕だけどマイペースすぎる金融マン。

Tシャツ&短パン出社て!

なんだかベンチャー企業の社員にありがちな自由な雰囲気で、説得力のある役作りでした。

ストレスがたまると、自宅でドラムを一心不乱に叩きまくるクリスチャン・ベール。

ヨシキを思わせるばちさばきでした。



AXN「STALKER:ストーカー犯罪特捜班」観終わってます。マギー・Qの足がきれい。オモロかったのに打ち切られて残念〜。

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いや〜AXN「STALKER:ストーカー犯罪特捜班」な〜。
ストーカーだけを追う犯罪捜査ドラマですよ。

出てくるストーカーがみんな気色悪くて、なかなか面白かったです。

*番組情報はこちら。↓

メインキャストはこちら。
ディラン・マクダーモットとマギー・Qですよ。
私生活で婚約したお2人ですよ!↓
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ディラン・マクダーモットといえば、ジュリア・ロバーツの元カレとしても有名。
ジュリア・ロバーツから抱く女のランクを下げ続け、今、マギー・Qに落ち着いたんですよ!

こちらのお写真は、劇中のディラン・マクダーモット名場面。↓
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シーズン後半には、ミラ・ソルヴィーノがレギュラー入りしてビックリ。
だってこの人、オスカー女優ですよ!
1995年のウディ・アレン作「誘惑のアフロディーテ」でのセクシー演技で全米を虜にし、その後、全米にそっぽを向かれたお方ですよ!
久々に顔を見ましたが、今でもかわいらしく年をとっておりました。↓
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こちらのお写真は普段のディラン・マクダーモットとマギー・Q。
Qちゃんの足がきれい。↓
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こちらのお写真は旅行中でしょうか。
まるでQちゃんが、ベトナムの現地ガイドみたいですけども。↓
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ドラマはシーズン1で打ち切られてしまって残念でしたけど、私生活ではお幸せに〜。↓
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*「海外ドラマBOARD」でも「ストーカー」について書かせてもらいました。
ぜひぜひご覧ください。(タイトルをクリック↓)





「幸せをつかむ歌」★★★☆

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たいしたお方じゃなメリル・ストリープ。

たいしたオババじゃよ!

今回のメリルは、ロックスターになる夢が破れた女役。
年をとっても独り身で、バイトしながら夜な夜なバーでギターを弾きながらロックを歌っている女。

吹き替えなしで挑戦した演奏っぷり、歌いっぷりが、なかなか様になっていてビックリ。

上出来、上出来、あの年で!

まずは髪型がキマってる。
服装もメリルに似合うタイプのロックテイストだし。

見た目が良いんですよね〜。

スタイリストのセンスがいいよ、亀恭子さんみたいに!

メリルの疎遠になった娘役を演じているのは、なんとメリルの実の娘のガマ子!(←メイミー・ガマー)

ついにガマ子が、メリルとのバーターに成功!!

普通ならメリルの娘役は売れ筋女優を配し、ダブル主演として集客したいところですが。

あえてキャスティングしたのは、華も実もないガマ子だよ!

何のトクにもなりゃしない!!

まずは、マーケティングを無視した製作陣のチャレンジ精神が素晴らしかったです。

ガマ子を使って「当たって砕けろ」ですよ!

実は、そんなガマ子の演技も意外に良いんですよね〜。
がんばって下品なキャラクターを演じてます。

勝負してんよ、母の分厚い胸を借りてさ〜!

それに実の母娘だからこそ「ママ、男に抱かれてんのかい」みたいなセリフが生きてます。

生きて腸まで届いたわい、ビフィズス菌みたいに!

それにガマ子の地味な顔にリアリティ。

ちっとも芸能オーラを感じナーイ!(←ホメ言葉)

ボロボロの生活感がにじみ出てんよ!!(←ホメ言葉)

その他、些細なことがリアルでした。

メリルが数年ぶりに元・夫、息子や娘に会う展開。彼らは、ロックをやっている母のことを煙たがっているのですが。
いつもそういうわけではない。
日によって仲良くもする。

人は白か黒かに分けられない。全ての者がグレーである、ということが感じられて共感できました。

また、家族というものは、それぞれが「個」なんですよね〜。

結局別人!

家族とはいえ、理解しあうのは大変ということも描かれていて「そうだよな〜」と思いました。

実は、唯一リアリティを感じなかったのがメリル・ストリープなんですよね〜。

これが45歳くらいの女性なら、なんとなく「いるかもな」と思えますけども。

60過ぎて、ロックバンドやってるオババなんておらん。

そんなオババを見たとしたら、多分それは妖怪ですよ!

それにメリル役の悪い部分が、ほとんど描かれておりません。

こんな良い人が、なぜ離婚して家族から嫌われているのか不明でした。

それにメリルは少〜しモテている。

ムラっとされて抱かれたし!!

60過ぎても男が抱きたがる対象というところがアレでした。


Ricki and the Flash (Blu-ray + UltraViolet)

Ricki and the Flash (Blu-ray + UltraViolet)

  • 出版社/メーカー: Sony Pictures Home Entertainment
  • メディア: Blu-ray

「マジカル・ガール」★★★☆

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スペイン製のバイオレンス映画なのですが。

突如流れる、長山洋子さんのデビュー曲「春はSA・RA・SA・RA」のインパクトがスゴイです。
「何これ?!」ですよ。

「何、この変な曲?!」ですよ!

結構長く流れたしな。

洋子のお歌が、劇場の壁から床まで染みこんだわい!

お次の曲は洋子の出世曲「ヴィーナス」ですか?と思いましたが流れません。

洋子のお歌は一発止まり!

この映画は、日本の魔女っ子アニメに影響を受けているようです。
劇中では、架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」が重要なコンテンツ。

どうやら「春はSA・RA・SA・RA」は「魔法少女ユキコ」の主題歌とか、そのへんのポジションにあるようでした。

そう思えば、「春はSA・RA・SA・RA」ってアニメソングっぽいかも。

あの曲、ユキコにピッタンコ〜!

ストーリーは、監督が影響を受けたという「魔法少女まどか☆マギカ」を、どことなくほうふつ。

「まどマギ」は、ザックリ言うと、魔法少女になるために鬼畜のミッションを遂行し、失敗したら死ぬこともあるという、とても少女向けとは思えない毒のあるアニメでした。

今回の映画のストーリーも、白血病の少女が欲しがる「魔法少女ユキコ」の高級ドレスを、父親が悪い手段で手に入れようとする、という話なんですよね〜。

「まどマギ」の形を変えて、スペイン映画の枠に落とし込んでみた感じ。

知的財産を使った異文化交流ですよ!

キラキラしたドリーミングな「魔法少女ユキコ」の裏側で、セックスと暴力のドラマが同時進行するという、ステキな構成の作品に仕上がっておりました。

意外と、こういう作品は日本人には思いつかないものなのでしょうね。
わざわざ魔女っ子アニメを、リアルタイプの実写映画にしませんし。

意表を突かれたわなスペイン人に!

白血病の少女と、大人の女性バルバラという、Wヒロインが魅力的。

バルバラは元・少女。

元「魔法少女に憧れてた」口!

つまり今は成熟した「魔女」的な存在で、魔女っ子アニメに当てはめると、敵キャラみたいな感じなのかな。

白血病の少女にもバルバラにも、どこか魔性を感じる終わり方。

2人とも魔性(マジカル)・ガール!

ヒロインの2人ともが、魔法(魔性)で何かをやりたいし、手に入れたいし、人生のピンチから切り抜けたいんですよね〜。

欲しがり屋さんなんですよ!

アニメの魔法少女に憧れる少女心理も、深く考えてみると恐ろしいものですね。


Magical Girl

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Blu-ray

「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜」シーズン1を観終わった。ドラマでそこまでやるか!エヴァ・グリーンの演技が最高〜。

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いや〜、AXNミステリーで放送された「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜」シーズン1な〜。
ホラーのドラマですけども。

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とっても、とっても激しい出来で良かったです。
「アメリカン・ホラー・ストーリー」の次くらいに気に入ってます。

ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜DVD-BOX(4枚組)

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

*番組情報はこちら。
4月にも再放送があるみたいです。↓

ドラマの舞台は19世紀末のロンドン。
フランケンシュタイン博士と怪物や吸血鬼、ドリアン・グレイなど、大衆小説のキャラクターが多く登場する「怪奇アクション」として仕上げておりました。

こちらのお写真がフランケンシュタイン博士と怪物。
薄毛の方が怪物さんです。↓
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ドラマの製作総指揮を務めているのは、なんとサム・メンデスなんですね〜。
そして「007 スカイフォール」の脚本などで知られるジョン・ローガンも名を連ねております。
クオリティの高さに納得〜。

出演者はジョシュ・ハートネットとか。
久々に見たけど、性的な演技もがんばってました。
第1話から「アメリカの曲芸撃ち」として登場〜。↓
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昔の英国衣装が、すんごく似合ってます。↓
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ジョシュも昔は、実生活でスカーレット・ヨハンソンを抱けるポジションにおりましたけど。
今は、英国のテレビ女優タムシン・エガートンを抱いてるらしいじゃん。
今は全てテレビでまかなってんよ!

こちらは、普段着のジョシュ。
普通の、こざっぱりとした兄ちゃんですな〜。↓
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ドラマの中で一番良かったのは、ヒロインで、霊媒師役のエヴァ・グリーンですよ。
劇中では、あらゆる責め苦を味わっておりました。
感情むきだしの演技が最高〜。↓
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出演映画の総合評価がイマイチでも、エヴァ・グリーンだけは最高だったじゃないですか〜。
今回のドラマでも、映画と同じように全力で演技をしています。
こんな最高の演技を観てしまったら、他のテレビ女優が大根女優に思えてくる…。

こちらがエヴァの名場面。
こんなOLがいたら困りますな〜。↓
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*「海外ドラマBOARD」でも「ペニー・ドレッドフル」について書かせてもらいました。
ぜひぜひご覧ください。こちら。(←クリック)


「ロブスター」★★★

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「ハンガー・ゲーム」は、若者向けのSFアクション・ラブ・ストーリーでしたけども。

アレ観てチェリーボーイ生娘が喜んでましたけども!

「ロブスター」は、「ハンガー・ゲーム」とまでは行きませんが、一風変わった奇妙な世界観で繰り広げられる、大人のアクション・ラブ・ストーリーでした。

アクションシーンは、大人風味だから静かなもん。

静かなるアクション映画ですよ!(←今どき「静かなるドン」調かい)

ホテルみたいな施設で暮らす独身男女が、45日以内にカップルにならないと動物に変えられてしまい狩りの対象になってしまう・・・というスンゴイ設定。

独り身なんてクズ、の世界!

「おひとり様」なんて死んだらいい、の世界ですよ!!

ひとつも予備知識を入れずに観始めたので、劇中で設定を知ってビックリ仰天。

おふざけ映画なんですよ!

てっきりマジメなアート映画なのかと思ってました。

登場する独身男女は、みんな不器用な性格。

1人で過ごす方が幸せなブキッチョども!

自分の素性を偽り、強引にカップルになる者も。

自分に正直にあるべきなのに、それで恋愛するのは難しいという話ですが、そんなテーマを、あえてなのか何なのか、回りくどく悪趣味で、センスの良くないベタなエピソードをつないで表現しています。
これが監督なりのコメディ・スタイルなのでしょうか。

恋愛禁止のコミュニティも出てくるのですが。
恋愛禁止なのに恋愛しちゃうときのBGMが「禁じられた遊び」て。

そのまんまですよ、そのまんま東!

今思えば、あそこは笑うところだったのかも、笑わなかったけど。

どういうわけか豪華キャストが集結〜。

主演はコリン・ファレルですが、役作りのため太って出てきたわい。

体脂肪を見せつけるためか、まずは半裸での身体検査シーン。
横を向いたら、おなかがデップリ。

お肉がボンヨヨヨ〜ン!

普段はカッコいいのにねぇ。

元の締まった体型に戻すとなると大変。

毎日飲みなね「特茶」でも!

共演女優は、レイチェル・ワイズとレア・セドゥですよ。

007役ダニエル・クレイグの実妻レイチェルと、ボンドガールのレア・セドゥという顔合わせにニヤッとしたわい。

2人とも、ダニエル・クレイグには抱かれやすいお方だわな!

レイチェル・ワイズは、ビジネス・スーツを着ると美人度が上がりましたけど。
意外とレア・セドゥにビジネス・スーツが似合わない。

モッサリする!

基本的に顔がモッサリしているからでしょうか。

レア・セドゥは悪役で、レイチェルにムカついている役。
レイチェルを睨み付けるところはビシッとキマってました。

基本的に「睨み顔」なんでしょうね、「恨み顔」だし「妬み顔」!

脇役にはベン・ウィショーまでいますよ。

昨年末の「007 スペクター」から始まって、ベン・ウィショー出演作が多い〜。
今月公開の「リリーのすべて」にまで出てるらしいじゃんか〜。

今年観たウィショー出演作は、熊キャラ映画「パディントン」「白鯨との戦い」
今回は「ロブスター」ということで。

動物三部作になっておりました。


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