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アカデミー賞の監督賞、作品賞、主演女優賞、助演女優賞などにノミネートされていた青春映画ですけども。
何も、そこまで褒めてやることもないけども!
しかし、なるほど、なかなか良い感じの作品でした。
監督と脚本を担当したのは女優のガー子!(←グレタ・ガーウィグ)
初監督作にしては上出来の仕上がりにビックリ~。
劇中の時代設定は2002年。
ガー子の世代は、2002年がノスタルジーなんですね。
2002年なんて、ボクちゃんからしてみれば、ついこないだなんですけども!
つい昨日くらいの感覚ですけども!!
ガー子自身の高校生活をモチーフにした物語。
自身を反映した主人公クリスティン役を演じたのが、世界レベルの美人シアーシャ・ローナンちゃんだとは!
ガー子、ちょっぴり図々しいけども!!
監督としての意向だから仕方ありません。
シアーシャ・ローナンちゃんもな~、本人は成人を過ぎて結構経ちますけども。
17歳という設定のお子さま演技をがんばっています。
生娘ぶった演技ですよ、ぶりっ子~!(←死語)
素は超・美人のシアーシャちゃんが、劇中では雑な振る舞い。
部活で上演したミュージカル場面なども、牧歌的で微笑ましかったです。
客席もウケてました。
シアーシャちゃん、アンタ日本で笑われてんよ!(←ホメ言葉)
プロムの場面で、ちょっとヒラヒラしたお洋服を着ると、とたんに美人オーラが出てしまうシアーシャちゃん。
化粧とドレスで変わる女!
化かせる女ですよ!!
クリスティンが、家族、友人、恋人、教師などとの関わり方に悩みながらも成長していくという、映画「スウィート17モンスター」みたいな感じの、よくあるタイプの内容なのですが。
今回の映画の場合は、初めて男子に抱かれるような場面もあるんですよね~。
踏み込んでんの性に!
いなか暮らしの細かい描写、めちゃめちゃ幸せでもなければ、不幸でもない生活感など、正直な作風に好感が持てました。
ガー子さんが自分の過去に向き合ってますよ、真っ正直に。
ああ、バカ正直な子!
とくに、母親との愛憎劇がナチュラルに描かれていてるところが特徴でしょうか。
「生娘映画」としては腰の入っている部類だと思います。
クリスティンの歴代ボーイフレンドを演じる男優が、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のルーカス・ヘッジズ、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメですよ。
シアーシャちゃんが、実力派の若手男優2人に抱かれたがるという構図が奇跡~!
ミラクル生娘ですよ!!
この男女3人は、若くしてアカデミー賞をとれる人材なんですよね~。
カネのなる木が3本!
キャスティング・センスも光ってました。