
観ましたよヨ「ブルックリン」だかブロッコリーだか、バスマジックリンだか何だかを!
1950年代に、単身でアイルランドからニューヨークに移住してきた女子の生活を描いた作品です。
主演のシアーシャ・ローナンちゃんは世界レベルの美女ですが。
冒頭、アイルランドの田舎に住んでいる時には「冴えない子」として登場〜。
明らかに他の女子よりカワイかったですが、それでも「冴えない子」の素振り。
「私なんて全然ダメよ〜。ブスだから」みたいなご謙遜!
そんな演技を5分も観ていたら、なんとなく冴えない子のような気がしてくるから不思議〜。
演じきったわな、パッとしない子を!
ニューヨークで寮暮らしをすることになり、「魔女の宅急便」ふうに故郷を去るシアーシャちゃん。
まずは、旅路のお船に揺られてえずいたわい!
嘔吐したがってましたが、同時に下痢気味になるシアーシャちゃん。
もう上から出てくるのか、下から出てくるのか分からないんですよ、汚物が!
ボクちゃんも相当泥酔したときにそうなるから、なんとなく気持ちが分かりましたけども。
ビックリしたのは、あの世界的な美女のシアーシャちゃんが・・・。
船室に転がっているバケツに、なんと生尻つっ込んだ!
そのまま脱糞、スゴイ音〜!!
まーね。
生尻自体は見えてませんが。
なんというか・・・世界的な美女のシアーシャちゃんも、一般のオッサンも、脱糞音は変わりないんですね。
美女もオッサンも、みんな同じ人間だもの!・・・と思いました。
ニューヨークでは男に抱かれるシアーシャちゃん。
シアーシャちゃんの本格的なベットシーンを初めて観たかも〜。
ホームシックでメソメソしていたシアーシャちゃんですが、異性と交際した瞬間からウキウキ生活。
ルンルンの花金に!(←死語)
現金な子に見えますが、故郷を離れて都会で暮らす人は、たいていそんなものですよ。
そんな感じで、今回のシアーシャちゃんは、抱かれるわ、脱糞するわで、いつもより大人の演技を見せてくれたのでした。
田舎の女子が都会の人々とふれあいながら成長していく過程が、なんだか心地いい〜。
朝ドラ感覚〜。
1950年代にはスマホもメールもないから、故郷と都会の距離がものすんごく遠い感じ。
ときどきシアーシャちゃんと故郷の家族が手紙のやりとりをするシーンがあるのですが、そのたびに涙が出たわい。
ボクちゃんの付近に座っていた女性客も、手紙のシーンのたびに泣いとった。
「魔女の宅急便」もそうですが、若者が田舎から都会に出てきて、素朴にがんばるというだけで、どういうわけか感動してしまうものだわな。
なんかもう、田舎の子、バンザーイですよ!
自分バンザーイですよ!!
他キャラの中では、デパートの上司と、イヤミしか言わないイヤミ・ババアが、出番は少ないものの良い仕事をしてました。
そして、たま〜に帰省したときの故郷って居心地が最高だけど、長期間の滞在は苦痛、っていうシーン。
「こんな田舎はヤだ。後ろ髪は引かれるけれど早く都会に戻りたい」っていうヒロインの気持ちに大共感。
故郷を捨てて上京した者には、納得できる内容でした。