
「プレデター」のプレデターとか、SFやファンタジー映画には、獣のような顔をした凶暴な種族が出てきたりするものですが。
ブサイク種ですよ!
今回のスペクタクル・ファンタジー映画には、CGで描かれたブサイクな種族、オークが大量に出演。
これはブサイク・マニアには、たまんない。
ブサイク超大作ですよ!
オークって、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズにも出てきましたが、同じ種族なのかな。
今回のオークは、下あごが少〜し突き出し気味。
シャクレ気味!
そして下の歯が2本、お口からニョキッと飛び出しておりますよ、春先のつくしんぼみたいに!!
上の歯がお口から飛び出していればヴァンパイアみたいでカッコいいのですが。
下の歯を出すと、一気にダサくなるもんですね・・・。
そして、下の歯がお口からハミ出ているために、食事が難しそう。
お口が常に塞がらん!
間違いなく汁物は垂れるわな!!
「そんな邪魔な歯、抜いてもらいなよ〜歯医者さんに!」・・・と思いました。
オークのお名前は、デュロタンとかグルダンとか。
意外とカワイイお名前でした、しょこたんみたいで!
出番の多いオークの名前はデュロタンなのですが。
さすがメインを張るだけのことはありますよ。
ブサイク種でありながらも、瞳はキラキラ。
ブサイク種でありながらイケメンの風情!
この者をブサイクとして捉えるべきか、イケメンとして捉えるべきか・・・ボクちゃんの脳内が大混乱。
正直、ブサイクは、100%ブサイクらしくしてほしかったです!
デュロタンの嫁が、さらなるブサイクで衝撃。
筋肉隆々で、普通に漢(おとこ)みたいな嫁!
嫁のおなかにはデュロタンの子を宿している、ということで。
「デュロタンよ。アンタ、その嫁、抱いたんか」と思いながら観てました。
まーね。
結局、このブサイク夫妻が観客を泣かせる展開になるのですが。
顔はブサイクでもさ〜、心は錦ってことですよ!
監督は、なんと「月に囚われた男」などのダンカン・ジョーンズですよ。
ついにハリウッド大作の監督を任されたということで、おめでたいとは思うのですが。
ダンカンのクールなセンスを感じるシーンは少なかったです。
しかし、ピーター・ジャクソン調の、熱量を感じる絵作りがされているところは感心しました。
ダンカン監督としては、そろそろ大作で一発当てて、次回作への活力にしたいところなのかもしんない。
それにしても。
今回ブサイク種を見すぎたボクちゃん。
今は反動で、とにかくカワイらしいものを見まくりたいです。
ポメラニアンとか、モフモフのやつ〜。