
タイトルが覚えられずに困りました。
実は今でも覚えておりませぬ。
たしかプリンスだかビヨンセだかいうタイトルですよね。
そんで、宿命だか宿便だかいう副題ですよね!
監督さんは、超リアル路線だった「ブルーバレンタイン」を撮ったお方。
いや〜、あの映画は最高でした。
今回の主演もライアン・ゴズリングが続投ってことで、ボクちゃんの期待値もマックス。
今回は、冒頭からバイクの曲乗り師として登場するゴズリング。
ボロ着を着て、体は刺青だらけ。
フンイキ出してます。
直後にエヴァ・メンデス登場。
メンデスの胸元を見てハッとする。
上にシャツを着てはいるものの、乳の形が丸分かり。
ボインの先の詳細まで認識可能!
ちょっと〜。
アンタそれ、脱いでるも同然なんですけど〜!
上半身裸も同然なんですけど〜!!
ボインの先に何か貼っとけば?
バンドエイドかエレキバンでも!
あらかじめさ!!
やがてゴズリングは、バイクの腕前を生かして犯罪に身を染めていくという展開。
不器用キャラが、どことなく「ドライヴ」ぽいし、とてもイイ。
「これぞゴズリング映画」って感じで手慣れてる。
ゴズリングにリアルな味が出せるのは分かってましたけど。
エヴァ・メンデスもリアル演技がお上手〜。
見直しましたよ、ボインも含めてさ!
そんなこんなで、いろいろ満足して酔いしれていたのですが。
話の途中でビックリ。
なんと主役がゴズリングからブラッドリー・クーパーにバトンタッチ。
ゴズリング降板!(←「おのれナポレオン」の天海祐希かい)
ブラッドリー・クーパーが出てきたら、とたんに世界が甘くなる。
ブラッドリーは、がんばってリアル演技に挑戦してましたけど〜、彼は基本の持ち味が甘いんで。
ボクちゃん、どっちかって言えばしょっぱいのが好きだから〜。
甘いとさ〜、ゴハンのおかずにならないんだよ〜!(←いつしか卵焼きの話になってますけど?)
しかも話が15年先まで続いちゃって、さらにビックリ。
なんとこの作品、父と息子の親子愛と、犯罪の連鎖を壮大に描いているのでした。
作風も演技もクールで申し分ございませんが。
この話を結末まで見て心を動かされたか、と言われれば、それほどでもありませんでした。
意外とキレイなまま終わったから、「あ〜そうか〜。なるほど〜」という静かな感想に落ちつきました。
できれば最初っから最後まで、小汚いライアン・ゴズリングを出してほしかったな。
キアヌ・リーヴス並みに小汚〜いアイツを!(←キアヌに失礼)
結局、ライアン・ゴズリングが不器用に生きるシーンが一番せつなかったかも。
ライアン・ゴズリングには、今後も人生をもがく演技をしてほしい。
もがいて、もがいて、もがいてほしいんですよね〜、犬かきしている犬みたいにさ!