
女子大のアカペラ部員が歌いまくり。
そして舞いまくり!
シリーズ前作に比べて楽曲強化。
テコ入れですよ!
歌うシーンが大量で、より一層ミュージカル映画っぽい仕上がりでした。
ノリノリでした!(←死語)
シリーズ前作を観たときは「もうちょっと歌うシーンを増やしてほしい。盛り込んでほしい」と思ったので、うれしかったです。
そして、お笑い女優レベル・ウィルソンによるコメディ・シーンも増えた気がします。
お笑い部分はレベル・ウィルソンに、全てまかせております。
丸投げですよ、あの丸い体に!
彼女のネタは、ほとんどがシモネタなんですよね~。
もはやシモネタの専門職という感じ。
シモネタの幅も広いんですよね〜、セクシー芸から排便芸まで!
ここまでシモネタのイメージが付いたら、私生活で大変そう。
道を歩いていると、小学生に指をさされてバカにされそう。
小学生のバカガキにさ~!
そんな感じで、シモネタも楽しめましたけど。
そのかわり、メンバー同士による青春物語が大幅カット。
友情とか、横の繋がりを感じさせるドラマは無くなったと思います。
歌とドラマのバランスを取るのって難しいんだな、と思いました。
アカペラ部には、新入部員も加入~。
それはヘイリー・スタインフェルドが演じているのですが。
「はじまりのうた」ではギターを弾く役だったヘイリー。
今回はお歌。
この子、お歌も歌えんの!
歌でも稼げんの!!
サントラにもソロ曲が収録されておりますよ。
ヘイリーは陽気な演技も上手。
「かわいがられるタイプの後輩」って感じが良く出てました。
今回のヘイリーを見て、「そうそう。部活の後輩っていうものは、かわいいものなんだよな~」ということを思い出しました。
遠い昔を思い出しましたわい、遥か彼方の遠い遠い昔をさ〜!
ヘイリー以外のほとんどの部員は、劇中で大学を卒業しちゃったみたいだから、もう続編は無いかも。
ヘイリーはかわいいですが、主演で客は呼べないもんねぇ。
監督はバン子!(←エリザベス・バンクス)
バン子の監督作にしては、かなりの上出来だと思います。
だって、前に監督した作品は、オムニバス・コメディ映画「ムービー43」の一編ですから。
ありゃあ経歴の恥部だわな!
秘部ですよ!!
今回の作品は全米公開時、あの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を抜いて興行1位を獲得しておりました。
ジョージ・ミラー監督作を抜いたのが、まさかのバン子監督作だったんですね~。
「ムービー43」の一編から、よくここまで持ち直したと思います。
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」みたいな話でした。