いや〜「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」な〜。
全13話のうち、8話まで観ましたけどスゴいです。
これまでの「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズも、観るたびに圧倒されてましたけど。
インパクトは、今回の「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」が最高レベル。
今までボクちゃんが観てきた海外ドラマの中で、トップのエグ味!
トリカブトの風味だよ!!
1950年代の見世物小屋で、見せ物にされている人々を描いたドラマなのですが。

*番組情報はこちら。↓
まずはキャラクターが超・個性的。
こちらのお写真は、ジェシカ・ラングが演じる見世物小屋の支配人エルサと「世界一ちいさい女性」ことマ・ペティト。↓

こちらはエルサの間男ポール。
2人の愛憎劇が怖いです。
ポールを的にして、エルサがナイフを投げますから!↓

こちらは、手が二股の若者ジミー。
その独自の手を使って、女性に性的な快楽を与えるという技をお持ちです。↓

回想シーンで出てきたウェス・ベントレーは、後頭部にもうひとつ顔がございますよ〜。
「裏の顔」ですよ!↓

クリエイターのライアン・マーフィーは、これまでもマイノリティーを扱ったドラマを制作してきましたけども。
「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」は、究極のマイノリティー・ドラマという感じです。
そんな題材でありながら評価されているのは、常にマイノリティーの目線で、マイノリティーの怒りを描いているからかも。
悪趣味とアートの狭間にいながら、ギリギリ、アートの方に転がってる感。
そのバランス感覚にセンスを感じます。
昔なら、こういう作品はティム・バートンが得意としてましたけど。
ティム・バートンがまともになってからは、こういう作品を久しく見てませんでした。
炎上を恐れて曖昧な表現を選びがちな時代に、ここまでストレートでクレイジーな絵づらを見せてくれてうれしいです。
ライアン・マーフィーが、ずっとこのセンスを持ち続けてくれますように。
決して、丸くなりませんように。
今年のエミー賞には、こちらの男優さんもノミネートされました。
フィン・ウィットロックですよ。
他のドラマで、ちょくちょく見かける「イケメン要員」ですが。
「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」にて、「単なるイケメン」は卒業〜。
「キモいイケメン」路線に、活路を見いだしたわい!↓

他、ゲスト・イケメンとしてマット・ボマーも出てましたけど。
その名場面は、別の記事で紹介したいと思います。
今年のエミー賞には、女優陣もノミネートされまくってますよ。
ジェシカ・ラングは主演女優賞にノミネート。
助演女優賞には3人もノミネートされてます。
まずはアンジェラ・バセットですよ。
乳を3つぶら下げて、なおかつ両性具有というスンゴイ役です。↓

キャシー・ベイツもノミネート。
ヒゲがモジャモジャ生えてる女性です。↓

そんで、サラ・ポールソンもノミネート。
なんたって、コレですから!
これは受賞してほしいな。↓

他ドラマのゲスト出演するものの、持ち前の目ヂカラの無さで、パッとしない女優活動を続けているメイミー・ガマー。
メリル・ストリープの娘さんですけども。
くすぶっていた彼女も「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」で、ついにひと皮むけました!
顔面タトゥーという荒技で!!↓

ガボレイ・シディベちゃんも出てますが。
てっきり見せ物にされると思っていたのですがね〜。
いや〜、まさか、まさかの配役なのでした。↓

見せ物軍団のバンド演奏もカッコいいです。↓