Quantcast
Channel: ラヴ・ハリ映画日記〜ときどき海外ドラマ〜
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1225

「マジック・イン・ムーンライト」★★★

$
0
0

magicinthemoonlight.gif
エマ・ストーンのことを初めて「カワイイ」と思いました。

不思議だわな、今まで散々見てきた面なのに腐るほど!

エマの持ち味である白い肌と細い腕、そしてデカい目が霊能者という役にピッタリ。

不健康なフンイキがピッタンコ〜! 

アンタ、相性バツグン、心霊と!!

1920年代のお洋服もお似合い。

まさにプリティ・霊能者!

言いかえればプリティ・美輪明宏さんですよ!!

エマは、こないだ観た「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」にも出ていて、しかもその演技でアカデミー賞助演女優賞にノミネートまでされた、ってことで。

勢いづいてんよ、この子!

エンジンふかしてんよブンブンブンブン!!

ウディ・アレン作品なのですが。
近年のウディ作品の中では「浅め」の出来かも。

いまひとつピリッとしない。

ベロに来ない!

お出汁が薄すぎかもよ!!

ウディ作品って、役者の「下支え」が不可欠だと思うのですが。
役者の魅力と力量があってこそウディの作品も輝く、というか〜。

今回の場合、確かにエマ・ストーンはカワイイですが、ヒロイン役としてはパンチが足りなかったかもしんない。

エマが霊を感じるシーンとかも「お、おお・・・」と、うめいてカワイイけれど。
迫力があったか、といえば「もうちょい」でした。

もしこの役がケイト・ブランシェトだったら・・・。

人魂を見ただけで「ぬおおおぉぉぉぉ!」と、うめいて痙攣し、白目までむいてくれんのにネ、多分!

そんなエマの霊能力について、「インチキ!」と、いちゃもんを付ける手品師役がコリン・ファースでした。

コリンが冒頭、中国人メイクで手品をするのですが。
つり目のメイクがハマってる。

馴染んじゃったね、キツネ目!

取り憑かれてるみたいだよ、キツネに!!

話の序盤、コリンが南仏に滞在しているエマのところに行く過程が、分かりやすくトントン進んで見事でした。
そのへんは、さすがウディ・アレンの脚本力だと思いました。

そのコリンが、まさかエマと恋仲になりそうな展開にビックリ。

ちょっと、ちょっと〜?!
約30の年の差ですけど〜?!

ツーショットは、援助交際の現場みたいですけど〜?!

ちょっと、ちょっと〜エマ。

ホントにそのジジイに抱かれるおつもりかい!

正気かい!!

その不自然な愛の光景が、作品にハマりきれない原因のひとつかも。

サブタイトルは「ロリコン・コリン」でいいと思う〜。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1225

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>