
タイトルは「ジ・アイスマン」。
「ザ」じゃなくて「ジ」ですよ「ジ」。
「ジ・アルフィー」みたいなもん!
1960年代に実在した殺し屋の生活を描いております。
20年間で殺めた人数は100人超え。
100人斬りを達成〜!(←ナンパ師かい)
殺し屋のお名前はククリンスキー。
名前はカワイイです、「バスクリン」みたいで!
この殺し屋、お家では優しくて良いパパ、ってところが特徴です。
二面性じゃな。
「ヤヌス」じゃな!
高校生くらいの娘2人がカワイイです。
よ〜くなついとる。
お父やんの周辺で、キャッキャ、キャッキャとお戯れ!
殺し屋の娘に、グレる気配ナシ。
会社員の娘のほうが、よっぽどグレてる、っていう…。
皮肉なもんだわな!
ククリンスキーが、なぜ冷酷な殺しが出来るのか。
そして、なぜ家族思いなのか。
ちゃんと原因を提示してくれていて、わかりやすいです。
殺し屋についての、取り扱い説明書を読んでる気分。
「トリセツ映画」だわな!
そんなところも含め、1時間46分の中にキレイにまとまっているな〜、と思いました。
ククリンスキーを演じているのはマイケル・シャノンですよ。
「スチマン」に出てたわな!(←マン・オブ・スティール)
もう、何年も前から名脇役として活躍しているマイケル・シャノン。
彼の主演作が日本で公開されるようになったんですね〜。
ついに、マイケル・シャノンの時代が来たんでしょうか?
ん〜?
どうなんでしょうか〜?(←分からんのか)
殺され役のキャストが豪華です。
スターがこぞって殺されに来たわい!
お誘い合わせの上さ!!
それはジェームズ・フランコとかクリス・エヴァンスとかです。
とくにクリス・エヴァンスはイケメン要素をかなぐり捨てた。
長髪で不潔っぽい扮装。
とてもアメリカ野郎(←キャプテン・アメリカ)と同じ人には思えません。
イイ感じです。
ボクちゃん、アンタのヤル気が見えた。
モロに見えたわい、モロに!
マイケル・シャノンの弟役はスティーブン・ドーフでした。
彼らが兄弟とは、ステキなキャスティングですな〜。
なんか〜、スティーブン・ドーフは年をとって顔が変わったから、よ〜く見ないと彼だと認識できません。
もっとドーフの顔面に照明をあててほしかったです。
「女優ライト」をさ!
チンピラの親分役はレイ・リオッタでした。
このテの、ちょっとしたバイオレンス・ムービーには欠かせない人材、ってことで。
当たり前みたいな顔して、フラ〜ッと登場〜。
馴染み方がハンパない。
悪い命令を下す演技に、抜群の安定感。
バイオレンス界の「エクスペンタブルズ」を作るなら、間違いなくレギュラーですよ。
間違いなく5番手!(←微妙な位置じゃな〜)
もう、「バイオレンス映画にはレイ・リオッタが出ていないといけない」みたいな法律を作ったほうが良いと思いました。