
いや〜笑ったよ、クニ子のヨゴレ仕事に!(←ミラ・クニス)
外人の観客も爆笑しとった。
ちょいとクニ子、アンタ笑われてんよ!
それが、どんなシーンだったかは言いませんが…。
クニ子の演技、かなりバカ方向に舵を切ってました。
バカ方面に面舵いっぱ〜い!
鑑賞後も、クニ子のヨゴレ仕事が記憶にこびり付いて取れやせぬ。
ワタシで擦っても擦っても取れない、カレー鍋のこげつきみたいに!
暴力シーンは無かったけれど、ある意味、クニ子のヨゴレ仕事が暴力みたいなもんだわな。
パンチが効いておりました。
レイ子もお空を飛んじゃった!(←レイチェル・ワイズ)
堂本光一をほうふつでした「Endless SHOCK」の!!
おそらくレイ子の飛行シーンの仕掛けは、背中にワイヤーを付けたんだと思う。
針金をさ!(←針金扱いかい)
正統派のお姫様役、ミシェル・ウィリアムズはブリッコ演技!(←死語)
しかし、さすが演技派。
ちゃんと見えたよ生娘に!
そんな感じで、いろいろオモロかったです。
作品は「オズの魔法使い」を基にした創作ファンタジーってことで。
「アリス・イン・ワンダーランド」と同じ、「原作改造」方式ですな。
同じ商法ですよ。
狙ってんよ、2匹目のどじょう!
「どじょう」っつーか「どぜう」を!!
音楽も同じダニー・エルフマンってところも手堅いです。
なんかもう、ダニー・エルフマンの音楽を聴いただけで、ファンタジーの世界に行ってしまえるからね。
卑怯な人選。
やり方が汚ぇよ〜っ!(←合法です)
劇中ではダニー・エルフマンの曲を奏でるオルゴールが登場。
欲しくなりました。
アレ、売ればいいのに。
卸してほしい!(←問屋かい)
監督はサム・ライミってことで。
「ついにサム・ライミもティム・バートン化かい。ディズニーでひと稼ぎする、商売人の仲間入りかい」と、残念に思っていたのですが。
確かに、全体的に商業的な空気は感じましたが、サム・ライミの香りもしっかり残ってます。
消そうとしても残るものなんですよ、監督の香りも、鍋にこびりついたカレー臭も!(←またカレー鍋の話かい)
ダサめのビジュアルセンスも、逆に言えば暖かみがあってイイ感じ。
昭和に放送されてたNHKの人形劇みたいな、懐かしい楽しさでした。
プレイボーイの奇術師、オズ役がジェームズ・フランコってところもピッタリ。
オズが被っている帽子が飛んだり転がったり、要所で気のきいた演出がされてました。
上手に生かしているね、かぶりもの!
小物使いがお上手でした。(←ファッション評論家かい)