
日本のSFアクション漫画を実写映画化しとります。
火星にて、日本人チームが現地の生物と戦うお話なのですが。
火星に住んでいる生物って、なんと人間型ゴキブリですよ、ゴキちゃん!
日本人チームも対抗するために遺伝子をイジられて、体の形が変わりますよ。
虫に変身するんですよ、触覚ニョキニョキの〜!
たまらんでしょうけども虫マニアには!!
ボクちゃん、虫マニアでも何でもナーイ。
虫よりも、子猫を眺めていたい子ですよ、いたいけな子!
そんな作品だとは全く知らないボクちゃん、晩ゴハンを食べながらこの映画を再生してしまい大失敗。
まー食事には合わんわな。
箸が止まったわい!
監督は三池崇史さんなのですが。
ボクちゃん、崇史さんのことは好きですけどもね~。
現代の漫画実写化に、崇史さんの作風は全く合わないと思う~。
崇史さんの持ち味である「泥臭さ」って、映画ファンにはなんとなく、個性として理解できるものですけども。
漫画が好きな若い層には、それはカッコ悪いものに映る気がする。
今回の作品もSFのくせに泥臭いですよ、どじょうみたいに!
安いCGや、安い特殊メイクをふんだんに使用してますけどもね~、オッサン監督らしく!!
漫画が好きな若い層は、それに拒否反応を示す気がすんの。
登場人物の中では、ヤクザと、荒くれ者役の的場浩司の描き方だけは最高でしたけども。
カタギ以外はバッチグーでしたけども!
なぜ毎度毎度、漫画実写化の仕事を崇史さんに発注するのかが謎~。
「崇史さんは仕事が早いから」かな、牛丼がすぐ出てくる吉野屋みたいに!
今回の作品内容も、「戦隊もの」の域を出ていないのですけども。
出演者は、こんな泥水仕事を、ホントよくがんばってこなしてらっしゃいます。
ホントみんな、よく虫の演技が出来ますわな、真顔で!
全員が痛い役なのですがね~もれなく!!
役者さん自身の魅力で、なんとか最後まで観ることができました。
主役の伊藤英明さんと、共演の小池栄子さんも虫化して、振り切った演技をしてましたけども。
ああ2人ともな~。
あと10歳若けりゃもっと良かったわな!
山下智久さんは、虫化が進みすぎて、もはや原型がありませんでした。
生身が見当たらぬ!
そんな役、誰がやってもいいじゃない、エキストラでも誰でも~!!(←いい意味で)
ハリウッドで活躍している2大女優、菊地凛子さんと福島リラさんが夢の共演~。
さすが2人とも貫禄のある、世界標準のアホアホ演技でした!(←いい意味で)
小栗旬くんと山田孝之くんは、アホみたいな役でも、なんとなく形にしていて、流石だな~と思いました。
結局、やっぱりこういうジャンルは、旬と孝之に任せるに限るわな!
武井咲ちゃんも虫化してましたけども。
他の虫に比べたらキレイでした。
おいしい役どころですよ、おいしい虫!
見た目は、浜崎あゆみみたいな仕上がりでフィニッシュしてました!!(←悪い意味で)