
特別なノートに名前を書かれた人は死んじまう。
くたばっちまうからね!・・・っていう話。
日本の漫画で映画化もされた「デスノート」の、ハリウッド・リメイク作ですよ。
Netflixで配信されたので観てみましたけども。
なんともコンパクトにまとまっておりました。
こぢんまりと詰め込まれたわな、お弁当の副菜みたいに!
日本の映画版で観たときの「デスノート」は、もうちょっとスケール感があった気がしますけども。
そして、知的なサスペンス調だった気がしますけどもね~。
今回のリメイク作では、スプラッター調の突然死というサプライズ・シーンに、若い恋愛劇を絡めて、なんだか「ファイナル・デッドコースター」風に仕上がっておりました。
アメリカの若者にもウケるように、見せ方や脚本がアレンジされているんですよね~。
「なるほど~、これがメリケン風味のデスノートかい」と思いました。
バタ臭く味付けされたわな、あさりのバター焼きみたいに!
そして今回、デスノートは、実はツッコミどころの多いノート、っていうことが分かりました。
結局、使い方次第では、人の生死に関わらず、何でもできる万能ノート。
例えばボクちゃんの名前を書いた後「ボクちゃんは、年末ジャンボが大当たり。大富豪になった後に、多額の年金をもらえて幸せに暮らし、90歳でポックリ」と加筆すれば、それが実現してしまうんですよね~。
デスノートどころか、自分で年金額を決められるドリーム・ノートじゃんか~!
最高の帳面~!!
キャスティングでは、名探偵Lが黒人、死神リュークが着ぐるみというところにビックリ。
死神が肉襦袢なんですよ、ガチャピンみたいな!
Lは、動きやセリフ回しが確かにLでした。
すんごく演技をがんばってんよ、あの外人!
そして、黒人男性ってゴツいイメージがありますけども。
L役を演じた子は草食系。
こんなにも役にピッタリな子、よく見つけたな~、と思いました。
よく拾ってきたな〜、と。(←捨て猫かい)
日本版Lは板チョコをカジる場面がありましたけども。
ハリウッド版では、手づかみで粒チョコを食べてました。
そのへんもメリケンさんのの食文化を感じました。
リュークは、ほとんど活躍しないのですが、その声がウィレム・デフォーっていうとろこが無駄使い。
予算をドブに捨てたようなもんだわな!(←意味がおかしいですか)
その役、別に誰でもいいのにねぇ、デーモン閣下でも誰でもさ~!
主人公ライトは、知力を使って世界を翻弄する男にしては、全く頭が良さそうに見えなくて困りました。
全ての行動が浅い。
ポカーンとしてる、顔も!
こんなガキンチョがライトだとは残念~。
永遠のライトは、我らが竜也だということを実感する結果になりました。(←藤原竜也くん)