
ファスベンとヴィキャ子が、夢の共演~!(←マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデル)
およそ100年前の孤島にて、男女がつむぐ愛と罪の物語ですよ。
灯台の管理所(住居付き)が舞台だから、タイトルに「光」が付いてるんでしょうね、上手いです。
孤島で1~2名で暮らすって、寂しいと思うし、ケガや病気になったとき困ると思う~。
せめてWifiが来てればねぇ。
電波が来てればねぇ!
助けが呼べるのにねぇ、インスタだか何だかで!!
お話も適度に重量感があって、とっても良かったです。
まずはファスベンに昔の衣装が似合ってる。
それで、手にランプとか持つと最高。
その佇まいなら、「天空の城ラピュタ」のムスカ役もこなせそう~。
ファスベンが、海辺の街に降り立ったとき、海鳥にエサを投げている美女役がヴィキャ子ですよ。
エサ美人ですよ!
地元にいる美女役がピッタリ。
ハマってるネ、地元っ子!
たしかにヴィキャ子はかわいかったです。
なんだか、名作アニメにでも出てきそうな感じ~。
「未来少年コナン」のラナ役もこなせそう~、年くってしまってるけども!
この共演がきっかけで、実生活でも交際が始まった2人。
そのせいか、スクリーンに映る2人がセクシー。
肌が合ってんの!
自然に出てます「抱いてる感」!!
それって恋愛映画では重要だと思います。
2の色気がこの作品を支えていると思いました。
劇中でも愛し合っている設定の2人なのですが。
ある事件をきっかけに、心がズレていく。
たったひとつ、選択のボタンをかけ違えただけで、あらゆる人の愛の方向性が狂っていくんですよね~。
登場人物は全員、ただ人を愛しているだけなのに。
そこがフシギだし、もどかしくもある展開。
人を愛することは、こんなにも難しいものなのか、と思いました。
結局~、諸悪の根源はヴィキャ子の判断ミスだと思うのですが。
あの子の凡ミスですよ!
ヴィキャ子に同情してしまい、責める気にならないのが、またやるせないです。
誰でもさ~、心が傷ついたとき、そして傷が癒えてないとき、判断ミスをするものなんですよね~。
魔が差す瞬間をバッチリとらえていた作品でした。
監督と脚本を担当したのが「ブルー・バレンタイン」のデレク・シアンフランスということで。
やるせなさを表現させたらピカイチのお方。
納得の出来映えでした。
ファスベンとヴィキャ子の間に入り込んでくる富豪の女役がレイチェル・ワイズなのですが。
凄味がある演技が素晴らしい~。
向こうからレイチェル・ワイズが近づいてくるだけで、なんだか不安な気持ちになって、肌がゾワゾワしてきますよ、ブルドックでも近づいてきてるみたいに!
ヴィキャ子が玄関を開けたらレイチェル・ワイズが立っている、という場面も怖かった~。
もしもボクちゃんがヴィキャ子なら、レイチェル・ワイズの顔みた瞬間、腰ぬかすわな!
見事な「玄関女」っぷりでした。