
何〜?
ピロ子(薬師丸ひろ子)が出てんの〜?(←それは「野蛮人のように」です)
密かに大麻栽培業を営む若者が、悪い組織に狙われるという「巻き込まれ型」のバイオレンス作品です。
とりたてて目新しい題材でもありませんが。
出演者がフレッシュですよ、もぎたてのビワみたいに!(←ビワかい)
まずはテイラー・キッチュな〜。
主演した大作「バトルシップ」と「ジョン・カーター」の同時期公開で、一躍スターダムにのし上がったお方ですよ。
這い出てきたんですよサンショウウオみたいに!
そんなキッチュと、「キック・アス」で主演していたアーロン・テイラー=ジョンソンがコンビを組んでおります。
ユニット名を付けるとしたら「キッチュ&キックアス」だわな!
そして、その男2人に同時に抱かれてしまうというステキなヒロイン役が、ブレイク・ライヴリーという構成。
今回のライブリーは、2本同時にさばくんですよ!
劇中で何度も抱かれるライヴリーなのですが。
残念ながら全然エロくナーーイ。
抱かれてるのに服着てるしな〜。
男のほうは湯船の中で全裸なんですけども。
なんでかライヴリーは、服着たまま湯船に入っていくし…。
ちょっと、ちょっと。おかしいでしょ、服着たまま風呂に入るって。
入浴の意味ないし!
何でもええから脱がんかい1枚でも2枚でも!
ガードが固いねブレイク・ライヴリーの事務所!!
…そんな感じで、性描写に関しては野蛮ではございませんでした。
性描写こそ野蛮であってほしかったわい!
若手3人に襲いかかるチンピラのベニチオ・デル・トロで、そのボスがサルマ・ハエックっていうキャスティングも豪華でした。
まー2人とも旬は過ぎた人材ですが、とっくの昔に!
だけど、さすが大物。
演技に華があってカッコいい〜。
とても良い仕事をなすってます。
2人が出てくると、話がオモロくなりました。
「アンタらを、もっと見たい」って思いました。
クセになるね、腐りかけの芳醇な香りはさ!(←失礼)
悪の中ボス役のベニチオは、ちょっぴりマヌケなキャラってことで。
イラついたサルマがベニチオをビンタ!
別な場所でイラついたサルマは、なんと今度はブレイク・ライヴリーをビンタ!
アンタにニックネームを付けるとしたら…「メキシコの新名物・ビンタ女」だわな!!
監督はオリバー・ストーンなんですね。
今回の作風は、ずいぶんと若づくりしたじゃん。
暴力シーンの演出は流石ですが。
ブレイク・ライヴリーがいくつも紙袋を下げたオシャレな買い物シーンも、オリバー・ストーンが演出したんだね…。
オリバー・ストーンの、あのおはぎみたいな顔からは全く想像できない、ガーリーなシーンだったよ。