
「お酒映画」でした。
アメリカ映画で時々見かけるジャンル、「アル中ムービー」ですよ!
予告編やCMでは、「旅客機の背面飛び」の映像インパクトが大きいですが。
作品テーマに、とくに旅客機は関係ありません。
予算が少なかったら自動車だったかも。
軽四だったかもよ中古の!(←中古かい)
アメリカ人には旅客機事故がトラウマっぽいから、旅客機映像で食い付かせたかったんじゃないの〜?
「まき餌」みたいなもんだわな!
そんなこんなで、アメリカ文化を感じさせる出来栄えでした。
一見、奥が深そうに見える作品ですが、それほどでもありません。
意外と浅かったです、ドブの水かさ並みに!
事故を起こした旅客機の機長が酔ってた、って話ですけれど。
お酒で酔っぱらってたんです、乗りもの酔いじゃありませんから!(←遠足でバスに酔った園児じゃありませんので)
旅客機が事故るシーンは、とっても怖かったです。
この映画、旅客機の中で上映するとリアリティが倍増してイイかも〜。(←いやがらせかい)
機長が飲酒しながら旅客機を操縦、って迷惑ですよね〜。
もう、お客さんが旅客機に搭乗するときはさ〜、機長を入り口に立たせて、みんなで飲酒の有無を確認したほうがいいよ。
お客さん自身が、機長のお口を嗅ぐんですよクンクンクンクン!
ああ、ギョーザの臭いがしたらヤーネ!!
今回の機長は、お酒を飲んでいたほうが調子が良いようです。
お酒が石炭代わり!(←機関車かい)
飲んでいたほうが操縦が冴えんの。
まるで酔拳!!
そんなアル中の機長を演じたのはデンデン!(←デンゼル・ワシントン)
酒瓶を見て「の、飲みてぇ…」と誘惑にかられる演技が最高〜。
ウズウズしてんの!
たまらんの!!
あのシーンでは、観客全員「デンデン、飲んだらいかーーん!」と心で叫んだと思います。
すっかり、デンデンの演技に巻き込まれてしまいました。
まずはデンデンてさ〜、機長の制服が似合いますよね〜。
カッコいいです制服姿。
私服はヘッポコ服なのにさ!
ホント、作業着映えするお方だよ〜。(←「制服」が「作業着」に変わってますが?)
「アル中だけど、見事な操縦で人も救ったし」という、善悪が定まらない役がピッタリのデンデン。
今までもコツコツと、善人から悪人まで演じてきたもんね。
まんべんなくさ!
劇中はデンデンの独壇場でした。
酔っぱらい操縦は許せませんが、デンデンの演技には酔いしれていいと思います〜。